目玉に注目！③｜園芸日記by花フェスタ記念公園｜みんなの趣味の園芸

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テキスト7月号の特別企画「美しく、むずかしい花」（103頁）で紹介された、‘ロサ・ペルシカ交配種’のご紹介、第3弾です。

今回ご紹介する3種は、1985年に世界で初めて‘ロサ・ペルシカ’の人工交配を成功させたイギリスの老舗ナーセリー‘Harkness社’が、その後も研究を続け、2009年に発表したペルシカ系交配種「ペルシアン　ミステリー　シリーズ」です。
今後もシリーズのリリースが続くのか、楽しみです。

写真左
「アリッサ　プリンセス　オブ　フェニキア」
咲き始めは黄色味の強いクリーム色ですが、日に日に赤みが差して、散り際には濃いピンクに染まります。株一面に咲いた時は、まるで数種類の花が入り混じっているかのようです。
日本で育てると比較的伸びるようで、こんもりとしたドーム型の樹形になります。

写真中
「ザ　サン　＆　ザ　ハート」
一重～半八重が多いペルシカ系交配種の中では珍しく多弁の品種で、せっかくの「アイ」がなかなか見えないのが残念ですが、低温時に咲くと見事な「カップ＆ソーサー」の花型で開花することがあり、この品種ならではの美しさと神秘に思わず息を呑んでします。

写真右
「ペルシアン　ミステリー」
時にオレンジ色も感じる何ともいえない色合いを見せる正に‘ミステリー’な花色と、甘く爽やかな芳香、強い四季咲き性が魅力的です。
コンパクトかつ横張り性の樹形ですので、個性を生かした鉢植えがオススメです。

8月24日（日）13：00より、覚えておきたい「秋の剪定」をテーマに「花フェスタ　バラ講座」を開催します。秋に美しくバラを咲かせるノウハウをわかりやすくお伝えします。皆様、ふるってのご参加をお待ちしております。
園内の花の見頃、イベント情報の詳細は当園のHPをご覧ください。


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