夕食を摂り始めたところで玄関のチャイムが
こんな時間の訪問者は宅配便と決まっているが、頼んだ当人(実は私)はすっかり忘れていた。
いや、届くのは10月下旬だと思っていたのだ。
そういえば土だけ9月になっていたから、それだろう
夕食後部屋に戻って一応確認。土だけなら慌てる必要はないからだ
1:思った通りの土ですが、何とケーキと書いてある
でも、じゃないから食べられません
フクシアがハダニに手酷くやられたので、何とかならないか、と思っていたところ、良さそうな土を見付けたのですが、これは正確には土壌改良剤のようです
それにしても大きな箱で、中からは膨大なパンフ類が…
このショップ、女性をターゲットにした衣料やバッグ、アクセサリーなどがメインで園芸はついでのような通販店なのです
2:でも、パンフを取り出していくとこんなものも入っていました
これは確かに期待して注文した球根です。
花姿もいいですが、名前も気に入っていました
佐保姫(さおひめ)は小説「宇宙皇子」(うつのみこ)に出てくる人物です。
壬申の乱の後、天武天皇が崩御されて後継者問題が起きたとき、後に持統天皇になる皇后が自分の息子・草壁皇子を立てようとして、姉の息子である大津皇子を陥れる事件がありました。そして大津皇子の友人であった川島王子に反逆の証人として出頭するよう命じたのです。裏では相当の脅迫や見返りなど、謀略が為されたのでしょう。そして大津皇子は捕えられ、処刑されてしまいます。
佐保姫はその川島王子の恋人として登場し、数々の迫害にも遭うのですが、私の関心はそのことではなく、後に死期の近いことを知った姫が補陀落渡海を思い立ち、四方を密封された船に乗って熊野から旅立つ、というシーンです。
古代にはそうしたことで極楽浄土、あるいは天上界へ転生出来るという信仰があり、実際に漂い出た人がかなりいたようです。
後に宇宙皇子が天上界を旅したとき、天の川を遡って来る姫の船に出会い、そのときには姫は若く美しい姿に戻っており、その船の櫓を漕いでいるのが川島王子だった、というくだりは思わず目頭が熱くなる思いでした。
3:今回のおまけはこんなものが付いていました
中身は活性剤のようですが、終わったら市販の活性剤を移して繰り返し使えるそうです
明日は姫様の御座所(地植えする場所)を設営しなければ
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