無限遠点｜園芸日記by紙魚淑女｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

仕事から仕事への移動の途中に、何気なく見上げた視界の中に虹。
明日と昨日と何が違うんだろう。
薄い薄い無色の割れやすい何かを積み重ねた
時計の秒針の動きを見詰めて、
細胞の集まりの中から不要になった唇の薄皮を剥いだ。

遠雷のような花火の音を背中で聞きながら、
ベランダの室外機のホースから滴る水を集めたのを、
コップで掬って植木鉢にそそぎながら
昼間に読んだ一節を思い出した。
公園の入り口も出口もない池で誰かが釣糸を垂れているのを、
見るともなしに眺めていたが、
釣り上げられる魚たちは一生に
何回釣り上げらるのだろう？とふと考えた。　　と。

明後日と一昨日と何をしてたんだろう。
見る人もなく種子を落とす場所もない所で
花を咲かせながら私の世話するこの植物達は、
何を思っているのだろか。

無限遠点はユークリッド平面の外に存在する。
無限遠点の全体は無限遠直線を描く。
信頼性の無い言葉の集合からの抜粋

虹の根元には、誰も辿り着けない事だけが
息を吸って吐ける理由の一つだ。


開花がぞくぞく... 2024/04/19	潮音（クレマチ... 2024/04/19	ガステリア・リ... 2024/04/19

4月になれば 2024/04/19	4月になれば 2024/04/19	今年もバイモユ... 2024/04/19

開花がぞくぞく...
2024/04/19

潮音（クレマチ...
2024/04/19

ガステリア・リ...
2024/04/19

4月になれば
2024/04/19

今年もバイモユ...
2024/04/19

みんなのコメント（2）

かりんと 2015/09/04

虹をどこまでも追いかけ、端から消えていくのを呆然と眺めていた子供の頃を思い出しました。

今では、できないことはできないのだと先入観がまさり、初めから何もしない自分がいたりします。
でも、もしかしたら交わるはずのない平行線が交わる点が、本当に存在する・・・のかもしれないです。
これがわかってしまうと、人間社会は簡単すぎて、つまらなくなってしまいそう・・・

証明されることのない命題ですね、たぶん。

ウィキには時々頼っていますが、しょせん寄せ集めの不完全な情報だと割り切っています、自分は