野間大池公園の春からの栽培計画を立てています

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福岡は数十年ぶりの寒波襲来、この１０日間、積雪や雨で公園の作業もほとんどできませんでした。１７日（日）はスイートピーの植付作業がなんとかできたものの、やっぱりこのお天気は異常だと感じています。というわけで、公園のようすも活動の報告もできません。私は定期的に、地元のタウン誌「まいんず」にコラムを書いていますが、ちょうど1年前に掲載されたものを転載します。ご笑覧ください。大池公園花だより　「こたつ園芸」の楽しみ　　　「春は名のみ」のこの季節、ガーデニングの楽しみの一つが「こたつ園芸」です。私も掘りごたつの中で冷えた足先を温めながら、園芸会社のカタログを何冊も並べて来シーズンに植える植物をあれこれリストアップしています。窓の外は寒風吹きすさび、多くの植物が眠っていても、私の頭の中はすでに夏や秋に咲く花でいっぱい。花だけでなく、葉も茎も実も全部がきれいで、丈夫で長持ち、良い香りがあって、安価で、よく殖える。園芸用語で言えば、多花性で開花期間が長く、耐寒性、耐暑性があって、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、みめうるわしくなさけある（ちょっと違ったかな）、病害虫にもきたるべきインフレにも強い花はないかしら、そんな植物が私は欲しい！カタログの華やかな写真とキャッチコピーに惑わされながら、「やってみるしかない」とつぶやいて、予算に合わせて泣く泣く候補を絞り込んでいきます。３月には「ちびっこ広場」の側にも花壇ができる予定です。四季折々の花を子どもたちの記憶にたくさん残してあげたい。まずは、ランドマークとしてパンパスグラスや皇帝ダリア、極楽鳥花のような大型の植物を配置しましょう。他には何を植えましょうか。ひらひら舞うちょうちょを幼い子たちが追いかけている風景っていいですねえ・・・蝶がよく集まる花にこだわってみようかな。たとえば「ブッドレア」、風に揺れる細い枝先に白、赤、黄、紫など芳香性の小花を房状に付けて蝶を呼び寄せるので英名を「バタフライブッシュ」というのですが、これまた品種が色々あって迷います。「夕顔が咲いたらお家へ帰ろう！」の合図に白花夕顔（正しくはヨルガオです）も咲かせたいし、オジギソウもおもしろい。子どもの目線に合わせて低く咲くヒマワリの種も注文しなくては、秋にはチューリップの球根を赤、白、黄色の順にたくさん植えよう、ああ忙しい、でも楽しい。

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