赤岩園芸｜園芸日記by紙魚淑女｜みんなの趣味の園芸

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北海道小樽　赤岩園芸
2012年6月19日

・メコノプシス
・高山植物
・北海道自生の植物
・斑入り植物
・イギリス他世界各国から収集された植物

・赤岩山の土地を造成した時に出た岩を活かし、石組された見本園。
・販売される全ての植物の学名が明らか。
・見本園で時間をかけて育成された植物達は、しっかり特性や栽培特徴が研究されている。

1978年に発行された日本自生植物目録。
ホッチキスの針は既に錆が浮きだしている。
タイプの文字が柔らかい全48頁。

目録は海を渡った。
英国エジンバラ植物園から照会された20種の植物には、
園の植物目録の末尾にリスト制作者の名が記された。
「学名で名前が言えなければ意味がないでしょう。」
静かな目の奥に強い光があった。
「どうぞ。差し上げます。」という言葉に背筋の伸びる気がした。

世界共通語が手の中にある。
私はこれを活かせるのだろうか。
私は植物と真剣に向き合っているだろうか。
私は人と正直に向き合っているだろうか。
ハンカチに刺繍された絹糸の花すら、私の目には眩しい。


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みんなのコメント（3）

ぱぱぎつね 2012/06/22

赤岩園芸さんのLogoもいいし、ハンカチも素敵だ。
感動する心の持ち主は世界共通語を持つに違いない。貴女が植物に出会えて本当によかった。

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あお@岐阜県 2012/06/22

日本の花卉販売業界では変な和名を付けることがあるけど、それだったら学名で流通させた方が、まだましって気もしますね。

紙魚淑女 2012/06/22

ぱぱぎつね様
ロゴは高山植物のコマクサですね。
ハンカチは数年前に中国旅行に行かれた時に
ハンカチ刺繍屋に作らせたものだとか。
「その場で、ぱぱっと絵を描くとねそのまま刺繍してくれるんです。だから私の汚い字もそのまま忠実に再現されてる。」と笑っておられました。

世界中の軍国が、3年間戦争を止めて
その軍事費を砂漠の緑化につぎ込んだら、
世界はもっと平和になる　という言葉に
共通語を持つ喜びを感じました。私も片言だけれど
理解できるのが嬉しいです。

あお＠岐阜県様
本当にその通りですね。
同じ植物に適当な名前を付けては販売するのは
あまり、よろしくないと感じます。
誤解も生まれやすいですし。