園芸分類 | 果樹 | ||
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形態 | 中高木 | 原産地 | ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部 |
草丈/樹高 | 1.5m以上 | 収穫期 | 10月下旬~12月中旬 |
受粉樹 | 必要 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | やや弱い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,生け垣向き | ||
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、幼木を早く大きくするには、夏に水やりして夏枝をよく伸長させることが大切です。
庭植えは3月と10月に、鉢植えは3月、7月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気、害虫とも、特に問題になるものはありません。
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
適期は3月下旬から4月中旬です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的です。鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2年に1回は必要です。
つぎ木:4月中・下旬に休眠期つぎを行います。
さし木、とり木:さし木は6月上旬から7月上旬に、とり木は6月中旬から7月中旬に行います。
剪定:時期は3月上旬から4月中旬です。強い切り詰め剪定よりも、間引き剪定を主体にします。大きなよい果実がつくのは、下垂気味の弱い枝です。したがって、誘引によりそのような枝を多くつくることが大切です。なお、フェイジョアは株元から芽がたくさん伸びやすく、株立ちしやすいですが、幹を1本に仕立て、上部でいくつか分枝させます。特にスリムに仕立てたい場合は、幹1本の、いわゆる主幹形に仕立てます。結果習性はカキや柑橘類と同様、前年枝の枝先付近の数節に花芽がつき、その花芽から新梢が伸びて、その葉腋に着花(果)します。
人工受粉:異品種を並べて植えておけば、ある程度果実はつきます。しかし、結実が悪いことも多いので、人工受粉が有効です。自家不結実性なので、異品種の花粉を用います。開いたばかりのごく若い花に、受粉することが大切です。
収穫、追熟:追熟が必要な果実です。熟期になって落果した果実を拾って、香りが出てくるまでおけば食べごろになります。長く保存したい場合は、落果直前に収穫し、冷蔵庫に入れておきます。食べるときは冷蔵庫から出して食べごろになるまで追熟させます。
フェイジョアは庭にぜひ、といったものではありませんが、大木になるものではないので、スペースがあれば植えておきたい果樹です。花はエキゾチックで、果実もグリーンで特徴があり、香りもよいです。果実は10月下旬から12月中旬にかけて熟します。
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