学名:Anemone nikoensis
和名:イチリンソウ(一輪草)
その他の名前:イチゲソウ(一華草)
科名 / 属名:キンポウゲ科 / イチリンソウ属(アネモネ属)
イチリンソウは本州から九州の野山に生える代表的な「春植物」で、人里でも見られ、春に咲くかわいらしい白い花は多くの人に愛されています。木陰の草むらや林床に生え、地下には横走する根茎(地下茎)があり、先端に3枚の羽状複葉をつけて、次々と四方に株を広げていきます。早春になると、1本の花茎に3枚に分かれた羽状総苞葉を輪生させ、その先端に大きな白い5枚の萼花弁を開きます。花弁はなく、白い花弁のように見えるものは萼片です。花が咲いたあと、晩春ごろから葉が枯れ込み始め、初夏には地上部が枯れて、長い季節を地下部のみで過ごします。
大きさや姿・形は、地域により若干の変化が見られ、萼花弁の円いものや葉の中央脈の美しいもの、小型のもの、ウラベニイチゲとも呼ばれる萼花弁の裏に紅色を帯びるものなどが好んで増殖、栽培されています。イチリンソウは近縁の種類が多くあり、ニリンソウ、サンリンソウ、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、ユキワリイチゲ、ヒメイチゲなども流通しています。
園芸分類 | 山野草 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 日本(本州~九州) |
草丈/樹高 | 20~30cm | 開花期 | 4月~5月上旬 |
花色 | 白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 落葉性,日陰でも育つ | ||
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