1.少し乾燥気味に
今までの用土とまったく違うものに植え替える時には、現在の土をすべて落とす必要があります。
植え替えるときは、土が乾いている方が植え替えやすいため、植替え前は乾燥気味にしていきます。
(次回は、3月26日頃の更新予定です)
2.鉢から取り出す
けっこう根が張っているように見えます。
しばらく植替えのために、水を控えめにしていたため、簡単に抜けました。
これから根をほぐしていく作業に取り掛かります。
この作業をするとき、乾燥気味にしているほうが、土を落としやすくなります。
3.土を落とす
初めて違う用土に植え替えるときは、なるべく今の土は落とす必要があります。竹串でほぐすと落としやすいです。
以前、根の周りに土をつけたまま植え替えて閉まったことがあります。
あまり土を落とすとかわいそうに思えて、落としきりませんでした。
すると3ヶ月位した後に調子が悪くなりました。中途半場に土を残していたため、根が全然伸びておらず、根腐れ気味になってしまっていました。
4.この辺りまで土を落としました
長い根は切り落とします。
この写真のセントポーリアは、根の全体の半分くらいまで切りました。
5.根の切り戻し
セントポーリアは、古い葉を落としながら成長を繰り返していきます。
そうなると、太い茎の部分が根になってくるため、長くなってきます。そうなってくると、水上げが悪くなってきたりするため、根の太い部分を切り落とす必要があります。
6.切り落とした後
切り落とすときは、鋭利な刃物で切り落とします。
7.根腐れ防止に
珪酸塩白土は多くのミネラル(金属イオン)が付着したコロイド粒子の集まったもので、不純イオンや不良ガスを吸着して、水や土を強力に浄化する機能があります。
要するに、根腐れ防止の作用があります。
普通に土を植え替えるだけでは問題ありませんが、根の切り戻しや初めての土の植替えで根を傷めている可能性があるときは、これを使う方が安全です。
切った部分や根にふりかけておきます。
8.植え替えに使ったセントポーリア専用土
セントポーリア専門店で購入したオリジナル専用土です。
パーミキュライト、ビーナスライト、硬質鹿沼土、ゼオライト、シーライムが混ざっているようです。
9.植替え完了したら水遣り!
植替え後は葉にも埃や土が付いているので、葉にも水をたっぷりかけます。水は、冷たすぎないように気をつけます。
鉢から出てくる水が泥っぽい色でなくなるまで水をかけます。メネデールなどがあれば使いましょう。
その後、お日様に当たる可能性があれば軽く拭いて、しばらく葉が乾燥するまではお日様には当てないほうがいいです。
セントさんは、水に濡れたままお日様に当たると、葉焼けを起こします。
10.植替え後の注意点
植替え後は、1週間ほどは温度管理には注意しましょう。
このところ、夜になると冷え込むので、今日は簡易温室(空いている水槽など)に入れて様子を見ることにしました。
何らかの入れ物に入れるだけでも、5℃ほど高く保つことが出来ます。
土は乾燥させないように管理する方が良いです。
植替え後は、受け皿のお水がなくなったら、いつものようにお水(微温湯)をかけてあげてください。
まっすぐ、上に向かって伸び上がる花の咲き方に惹かれて、新たにまたセントポーリアを購入しました。
まだ咲いている状態ですが、新しい用土に植え替える準備を始めました。