1.2010年3月。
めしべがたくさんなのがわかります。
2.そして、大きく…
温かい日差しの中、それが膨らんできました。
この時、いくつかのめしべを千切るだけでも株のエネルギーは違ったでしょう。
本当は…するつもりでしたが…、欲が出てそのままでした。
3.2010年5月下旬。
種が取れました。
4.種
種は83粒採れました。
薄いクリーム色です。
黄色の種はこういう色なのかな。
5.2011年2月下旬、発芽。
種まきして、早期発芽処理のものは11月下旬から発芽がはじまりました。
苗立ち枯れ病になると、そのポットのものは全滅するらしいので、いくつかのポットに分けて撒いています。
2011年2月下旬の様子です。
あまりにも、寒いのでホームセンターで売っていたプラスチックの苺パックのでっかいバージョンを買って上に載せています。
6.2011年4月7日ポット上げ。
いくつかのポットに分けていますので、ポットごとに成長スピードが違います。
水や日当たりの問題でしょうか…。
同じトレイにおいてあるんだけど…。
本葉が出そろったもののみ、ポット上げしました。
本葉が出ていない芽をポット上げすると、根づかずに枯れたりしてしまうことが多いです。
必ず、本葉が出てからポット上げしましょう。
7.ポット上げの最中。
ポット上げの仕方は色々あるでしょうが、私のやり方は、まず、ポットを乾かし気味にします。
そして、バケツなど用意してその上でポットを横にします。
大切なのは、芽の根っこを切らないことだそうなので、ポットをそっと手で押さえるようにしてひっくり返します。
赤玉土のみなので、ぱらぱらとほぐれていきます。
根はこんな感じです。
植え替えようの土は、プロトリーフを使っています。
8.ポット上げ完了。
乾いた土は、根を傷つけてしまいがち。
傷ついた場所からは病原菌が入り死んでしまうこともあるので、それを防ぐために、あえて土を濡らして一芽ずつ植えこんでいきました。ポット上げした苗たちはすぐに外に置かずに1日くらい風の当たらない場所に置いてなじませます。
他のものも順次、ポット上げしきます。
ポット上げの鉢は、スリットポット2.5号(6cm)か3号(9cm)のものを使用してます。
9.2011年4月23日。二枚目の本葉。
成長が早いものは、小さいですが既に本葉が二枚展開しています。
ちなみに、遅い物はまだ双葉でポット上げ前です。
ポット上げ後、二週間くらいしたら、バイオゴールドから作った液肥を薄めてあげたり、これからの季節に発生してくるであろう灰カビ病などから護るために殺菌剤をシュッシュッとやっていくつもりです。
10.2011年5月下旬。
交配3・その1
真っ黄色のダブルに紅色のくっきりピコティ。
綺麗な花でした。さすがウィンターシンフォニー。
初めての花で種を取ってはいけないと分かっていたものの、あまりの花付きの良さでセルフ種を取ってしまいました。
この花は、めしべが多くて、一つの花でたくさん種を取ってしまい、それも株が弱る一因だったのでしょう。
種を取った後、軟腐病になって死んでしまいました。