2010年交配3・その1

みゆき
みゆきさん
成功談
植物名 クリスマスローズ
品種名 ヘレボレス・ハイブリット
地域 宮城県 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

2010年交配3・その1

2010年交配3・その1

作成日:2011/04/06
最終更新日:2013/08/11

交配3・その1

真っ黄色のダブルに紅色のくっきりピコティ。
綺麗な花でした。さすがウィンターシンフォニー。
初めての花で種を取ってはいけないと分かっていたものの、あまりの花付きの良さでセルフ種を取ってしまいました。
この花は、めしべが多くて、一つの花でたくさん種を取ってしまい、それも株が弱る一因だったのでしょう。

種を取った後、軟腐病になって死んでしまいました。

  • 2010年3月。

    1

  • そして、大きく…

    2

  • 2010年5月下旬。

    3

  • 種

    4

  • 2011年2月下旬、発芽。

    5

  • 2011年4月7日ポット上げ。

    6

  • ポット上げの最中。

    7

  • ポット上げ完了。

    8

  • 2011年4月23日。二枚目の本葉。

    9

  • 2011年5月下旬。

    10

1.2010年3月。

2010年交配3・その1 2010年3月。
めしべがたくさんなのがわかります。

2.そして、大きく…

2010年交配3・その1 そして、大きく…
温かい日差しの中、それが膨らんできました。
この時、いくつかのめしべを千切るだけでも株のエネルギーは違ったでしょう。
本当は…するつもりでしたが…、欲が出てそのままでした。

3.2010年5月下旬。

2010年交配3・その1 2010年5月下旬。
種が取れました。

4.種

2010年交配3・その1 種
種は83粒採れました。
薄いクリーム色です。
黄色の種はこういう色なのかな。

5.2011年2月下旬、発芽。

2010年交配3・その1 2011年2月下旬、発芽。
種まきして、早期発芽処理のものは11月下旬から発芽がはじまりました。
苗立ち枯れ病になると、そのポットのものは全滅するらしいので、いくつかのポットに分けて撒いています。
2011年2月下旬の様子です。
あまりにも、寒いのでホームセンターで売っていたプラスチックの苺パックのでっかいバージョンを買って上に載せています。

6.2011年4月7日ポット上げ。

2010年交配3・その1 2011年4月7日ポット上げ。
いくつかのポットに分けていますので、ポットごとに成長スピードが違います。
水や日当たりの問題でしょうか…。
同じトレイにおいてあるんだけど…。
本葉が出そろったもののみ、ポット上げしました。
本葉が出ていない芽をポット上げすると、根づかずに枯れたりしてしまうことが多いです。
必ず、本葉が出てからポット上げしましょう。

7.ポット上げの最中。

2010年交配3・その1 ポット上げの最中。
ポット上げの仕方は色々あるでしょうが、私のやり方は、まず、ポットを乾かし気味にします。
そして、バケツなど用意してその上でポットを横にします。
大切なのは、芽の根っこを切らないことだそうなので、ポットをそっと手で押さえるようにしてひっくり返します。
赤玉土のみなので、ぱらぱらとほぐれていきます。
根はこんな感じです。
植え替えようの土は、プロトリーフを使っています。

8.ポット上げ完了。

2010年交配3・その1 ポット上げ完了。
乾いた土は、根を傷つけてしまいがち。
傷ついた場所からは病原菌が入り死んでしまうこともあるので、それを防ぐために、あえて土を濡らして一芽ずつ植えこんでいきました。ポット上げした苗たちはすぐに外に置かずに1日くらい風の当たらない場所に置いてなじませます。
他のものも順次、ポット上げしきます。

ポット上げの鉢は、スリットポット2.5号(6cm)か3号(9cm)のものを使用してます。

9.2011年4月23日。二枚目の本葉。

2010年交配3・その1 2011年4月23日。二枚目の本葉。
成長が早いものは、小さいですが既に本葉が二枚展開しています。
ちなみに、遅い物はまだ双葉でポット上げ前です。

ポット上げ後、二週間くらいしたら、バイオゴールドから作った液肥を薄めてあげたり、これからの季節に発生してくるであろう灰カビ病などから護るために殺菌剤をシュッシュッとやっていくつもりです。

10.2011年5月下旬。

2010年交配3・その1 2011年5月下旬。
前回から1カ月。
本葉のある苗が多くなってきました。
背も高くなりました。
成長スピードが早いです。
この交配苗たちは、特に力強さを感じます。

この写真は、ちょうど種をとって約一年目の姿です。
続きます。
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=564&target_page=1#story

開花期

収穫期

わたしの育て方

クリスマスローズの成長記録です。
2008苗を記録した「成長記録その1とその2」は、発芽からの記録でした。
今回は、2010苗になり、交配から記録していこうと思います。
今年の交配は6種類あります。
自分で分かりやすいように番号ふってあります。
このそだレポは、クリスマスローズ交配からの成長記録になります。
長くなると思いますが、気長にお付き合い下さい。

スリット鉢使用
種まき用土は、硬質赤玉土単体。

種が取れた後、全ての種を殺菌剤に一昼夜つける。
数粒ずつ、早期発芽処理。
茶越し袋にパーライトと種を入れて、マジックで交配番号を記入。そして、薄く水を張ったタッパに、濡れても平気な温度計と一緒に入れる。
高温…30度前後のコタツ。
低温…4度~6度の冷蔵庫。

その他は、撒く。
七分目まで赤玉土を入れて、一度水で湿らせてから種を置いてすぐに土を入れて、水をかける。
2009苗は、一つのポットに全ての種をまいたら、病気でほぼ全滅してしまったので、今回は、一つの交配の種をスリットポット3~4つに分けて撒いています。
一つくらい病気で苗が全滅しても、他が生き残る様にと。

先に発芽したのは、やはり早期発芽処理の種。
一部、高温期間が短いものは、発芽せず。
本来、発芽した時点で、宮城県なら五月くらいの気温の中育てないといけないものを、冷蔵庫からすぐに、外のひさしの中に置いてしまい、宮城県の春前の寒さを体験してしまう。
結果、成長スピードは同じになってしまった。
そして、種個性の成長スピードの差が現れるようになる。
交配3においては、先に発芽したものは早期発芽だったけど、先に本葉展開しポット上げしたのは、通常発芽のほうだった。
発芽した後、温かい気温を保つ何かがあれば、成長スピードに差が出るだろうか。
なので、途中から早期発芽も通常のものと同じ管理になっています。

2011.7 追記。
早期発芽よりも通常管理の種から育てたほうが成長が早いです。
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