1.2013年6月9日:色づき
やっと色づき始めたアジサイ。
つぼみがついてから長かった!
しかし、アレレ!?
赤のはずが紫になってる!
苦土石灰が効いてない!?
思い返せば、 あ~ あれかも
地植えしたばかりで根が広がってもいないのに、
ついついね、バラに施肥する要領で
苦土石灰を株元から離れたところに円状に撒いた・・・
あれが原因かも!
来年はちゃんと株元まで広く撒こう。
しょっぱなからつまづいてて大丈夫かな・・・
2.2013年6月16日:装飾花
昨年5月に購入、今春に地植えしたこの子。
体力不足らしく、色づくのにも四苦八苦してるみたい。
花の大きさも大福サイズだしね。おやつにぴったり。
日本在来種のアジサイはドライになりにくいらしい。
西洋アジサイと何が違うんだろうと、
ご近所のアジサイを片っぱしからなでなでしてたら分かってきたよ
うちの子の装飾花はよその子より硬いみたい。
乾燥肌なんじゃないかな、ドライになる前から。
お大事に!
3.2013年7月7日:初収穫
アジサイのドライには、秋に装飾花を紅葉させてから収穫したのもあります。
が、今回目指すのは、
盛りの時の赤や青が一部残っているアンティーク風。
収穫は装飾花がカサカサしてきたら、ってきくけど
カサカサになる前に梅雨明けしちゃって高温にやられてしまう。
う~~~ん どうしよ!
とりあえず2輪、収穫してみた。
水を入れた花瓶に挿しておいて、ドライになるのを気長に待つという手法にチャレンジ。
4.2013年7月13日:熱中症
やっちまいました。
最高気温が36℃を超えた日、水切れで花を一気にだめにしてしまいました!
うわ~~~ん 一生の不覚!
猛暑日になると、朝晩水やりしても日中に水が切れてしまう。
自動潅水装置があるわけでないので、どう防いでよいのやら。
まだ株が幼いせいもあるのかなあ。
根が広くしっかり張ったら水切れに強くなるかな。
お礼肥えはカリを多めにしてみようか。
それと、来年は梅雨明けには日除けをしよう。
5.2013年7月21日:失敗
色づき始めてから約1ヶ月後に収穫した2輪。
見事に、 失 敗 !
花びらがちりちりになってしまいました。
これは収穫が早すぎた症状らしい。
青い色はきれいに残ってくれたんだけどなぁ。
ところどころ茶色くなってるのは
収穫前に水切れしたせいだと思う。
ひとたび水切れすると、
水やりで復活したかに見せて
そのじつ、後々まで祟るのだ。あな恐ろしや。
実験は来年に持ち越しです。
あきらめないぜ!
6.閑話:バラのドライフラワー
この際、ドライになるなら
アジサイだろうがバラだろうがマティーニだろうが。
アジサイのドライ化に失敗した鬱憤を晴らすべく、バラをドライにすることに。
しばらく雨が降ってなくてバラの木が乾いている時なんかがベスト。
切った花を吸気口の下に逆さ吊りにしておくだけです。
淡い紫のバラがこういう色に完成。
いみじうあはれなり~。
空気も心も乾く初冬の、ささやかなお遊びっす。
7.2014年7月26日:実験結果
A:収穫時の状態。
ほぼ同じ状態の花をドライにして比較
B:レンジでチン。100W40秒
C:黒いポリ袋に入れて日光で加熱
D:透明のポリ袋に入れて日光で加熱
→1日で乾燥しきらず冷房下にハンギング
E:日向に停めた車内に置く
→1日で乾燥しきらず冷房下にハンギング
F:冷房下にハンギング
(次頁へ)
8.2014年7月26日:実験結果検証
(前頁から続き)
B~Eは、程度の差はあれ
一部が茶色くなっちゃった。
共通してるのは「加熱で乾燥を早める」
早まったものほど茶色の部分が多い。
悪いのは熱か速乾か?
「加熱して速乾」で成功してるかたもいるのに
なんででしょ!?
早めに収穫したので気難しいのかもしれないし
他の要因かもしれない。
結局、単に冷房下に吊るす方法で
ちゃんといい色が出たのダ。
冷たいのがお好き?
9.2014年7月27日:収穫適期
装飾花の中心にある不稔花のしべが散った時を
収穫の目安にしました。
この目安が他の品種にも共通かどうかは未確認。
退色が進んでからしべが散る品種もある一方、
被験者ちゃんは退色前にさっさと散りました。
収穫適期は必ずしも花色とはリンクしない?
実は株自体が絶不調で、花は一房だけ・・・
なので、一輪ずつ切り取って実験してたの。
画像は花房の残り、収穫時の様子。
全ての不稔花が散るのを待ちました。
10.2014年8月2日:天国から地獄
前頁で収穫した花を冷房の風を当ててハンギング。
結果は、またしても一部が茶色く!
なんででしゅか!?泣いてもいいかな!?
よく見ると、先に開いた花弁のほうがより茶色い。
庭で咲いてる時に日焼けしたのか、
一度水切れでしおれた後遺症か?
もぉぉぉ なんでそんなに気難しいの!
また来年の今ごろ、振り回されていることでしょう。
※<2>へ続く
ドライフラワー向きとかいう西洋アジサイを、
ドライフラワーに不向きすぎる地で育て始めました。
ドライになるまでの(もしくは単に枯れ果てるまでの!)
移ろいゆく姿をお見せします。
はたして、どんな仕上がりに!?