1.植え付けの注意点
蓮根は矢印の一方向に伸びます。
育てている間に上に蓮根が伸びない様に、A側をB側よりもやや下向きまたは水平にして植えます。
四角い容器等に植える場合は、B側を容器の壁にくっつけ、A側の成長できる空間を作ります。
2.植え付け①
容器の1/3程度、土を入れます。土を入れすぎると、蓮根が生長して大きくなると土が盛り上がってくるので、水を入れるスペースが無くなってしまいます。
その後水を入れ、小型種は土の表面近く、大型種は底まで蓮根を沈めます。
土表面近くに蓮根を沈めた方が蓮根の成長が良いですが、大型種は大きな葉が立ち上がってくると倒れてしまうので、蓮根が踏ん張れるように底まで沈めます。
3.植え付け②
写真の様に容器の壁に沿わせるように蓮根を沈めます。
蓮根は生長の余裕を持たせた大きさの物を植えつけましょう。
この写真のサイズの蓮根が、1年経つとこのレポートの最初の写真(植え替え前の写真)のとぐろを巻いた蓮根のサイズまで成長します。
4.これはダメ
蓮根を多く入れて、たくさんの葉や花を出させようとしても、逆効果です。
蓮根が成長できずに窮屈になり、結果として花が減ります。
5.水の量
植え付け作業後から、芽が出始めるまでは、容器の中の土と水が温かくなり易くする為(結果的に蓮根も温かくなり、生長が速くなります)、土表面から3~5cmくらいの水面高さにします。
6.葉芽が出始めたら
葉芽が出始めたら、水面を少し上げ10cmくらいにします。
7.浮き葉がどんどん開いてきたら
この時期になったら、このバケツの容器の様なものであれば、水面を容器いっぱいに高くしても問題ありません。
葉っぱが完全に水没してしまうと、葉っぱが枯れてしまいますので、調整しながら水面を上げます。
8.そして・・・
立ち葉が出て、花芽が出ます。
「蓮の植え替え作業」のつづきです。
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