アクイレギアいろいろ

アクイレギア（洋種オダマキ）は夏の暑さにも耐えられるので蒸し暑い日本でも育てやすい植物です。
ただしそれは2年目のシーズン（1年目は花をつけません）で、3年目（2回目の花の時期）には花を咲かせた後、根がスカスカになって枯れてしまいます。特に果実を実らせると間違いなく寿命が縮まります。
ヨーロッパ産のアクイレギア（Aquilegia vulgaris）や日本産のオダマキは夏前に種まきをして発芽させておかないと次の年には咲きません。つまりある程度の大きな苗になってから寒さに当てなければ花芽が付かないからです。
しかし北米のアクイレギアは秋に種まきをしても次の年に咲く可能性があります。成長するにつれて花芽が次々とできるようです。

園芸種の洋種オダマキでも用土は、水はけの良い山野草用土に植え替えて下さい。
肥料は用土に鋤き込まないで、夏の時期以外に液肥を与えます。
少量の果実を実らせて用土に蒔いておくと、途絶えることなく毎年花を見ることができます。