シクラメンの夏越し -その2- (先住組)

うめ
うめさん
植物名 シクラメン
品種名 シクラメン、ガーデンシクラメン
地域 東京都 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

シクラメンの夏越し -その2- (先住組)

シクラメンの夏越し -その2- (先住組)

作成日:2015/05/13
最終更新日:2015/11/07

非休眠で状況を見て場合によっては肥料をやり続ける夏越し法です。
その1ではじめての夏越し組をレポートしていますが、うちでの標準的な方法をご紹介するという意味で、実績のある株で別途レポートすることにしました。

  • 観音竹の後ろに避難中

    1

  • 梅雨に入っても液肥は継続

    2

  • 夏越しの現状

    3

  • 植替えました

    4

  • 2鉢夏越し出来ました 1鉢は永眠に

    5

  • 蕾が出てきました

    6

1.観音竹の後ろに避難中

シクラメンの夏越し -その2- (先住組) 観音竹の後ろに避難中
2015/5/10。花はついていますが、この時期から観音竹の後ろの陰に避難しています。ぱっと見には風通しが悪そうですがマンションの9階で、結構強めの風が吹くことが多く風通しは問題なさそうです。直射日光は当たりません。
傷んだ花や黄ばんできた葉っぱは除去して球根周りの風通しを良くしてやります。
この時期、まだ開花していることもあり液肥は続けています。結構、葉っぱももりもりとしげってきています。

2.梅雨に入っても液肥は継続

シクラメンの夏越し -その2- (先住組) 梅雨に入っても液肥は継続
2015/6/13。 5/17で残っていた花も全て除去しました。 引き続き1~2日に一度表面が乾いたら水やりをし、週に一度ハイポネックスの1000倍希釈を与えています。 背の高い植物の日陰に避難しています。
写真のとおり、葉っぱはモリモリしています。
黄ばんだ葉は週に一度こまめに確認して除去しています。 茎ごと手で引き抜いています。

3.夏越しの現状

シクラメンの夏越し -その2- (先住組) 夏越しの現状
2015/8/22。 かろうじて休眠せずに夏越しできそうです。 写真で見ても明らかなようにかなり苦しい状態ですが、いずれも新葉は上がってきておりこのまま夏越しできると思います。 結局、1000倍希釈のハイポネックスを週に一度で継続し、水やりは乾き方を見てですが1~2日に一度やっています。 今年は例年以上に株が弱りました。

4.植替えました

シクラメンの夏越し -その2- (先住組) 植替えました
なんとか非休眠で夏越しできるかと思っていましたが、8月末に一番古い大株の赤のガーデンシクラメンが休眠しました。 この時期に休眠に入ってどうなるのかとっても不安ではありますが、ある程度は水をやって様子を見ています。
通常9月後半に実施する植替えを9/6に実施しました。 手持ち用土のブレンドで若干水はけがよくなるようにしパーライトを10%混ぜたものです。 鉢増しはせず同じ鉢に戻しています。

5.2鉢夏越し出来ました 1鉢は永眠に

シクラメンの夏越し -その2- (先住組) 2鉢夏越し出来ました 1鉢は永眠に
2015/10/18。 結局1鉢ダメになりました。 一番暑い盛りを越すまでは生きていたのですが、こういうダメになり方ははじめてです。 何年ももった株だったので残念です。 ダメになったのが赤のガーデンシクラメン。
写真は生き残った方ですが、大きい方が赤のガーデンシクラメンで小さい方がピンクのフリルの普通種です。 これらは非休眠で夏越ししています。

6.蕾が出てきました

シクラメンの夏越し -その2- (先住組) 蕾が出てきました
2015/11/7。 赤のガーデンシクラメンから蕾が出ています。 例年と比較し少し早いのですが、今年は夏越しに苦労して液肥をずっとやり続けたのが影響しているかもしれません。肥料は液肥はハイポネックスをずっと継続、緩効性固形肥料を9/20と本日11/7に与えています。 鉢の号数から1個少なめを目処としていますが、大株で蕾が出ているのは少なめ(鉢の号数の半分程度)にしました。

開花期

わたしの育て方

【序】
先のそだレポでうちでははじめての夏越し組をレポートしていますが、このレポートではこれまで何年も非休眠で夏越しに成功しているシクラメンの夏越しをレポートします。
先のレポートは元々弱っていた株も多く、かなり変則的な処置をする可能性もありますし、最悪途中で中断するという事故が起こるかもしれませんが、こちらはこれまで続けてきた育て方を紹介できると思います。

【株】
今回レポートします3鉢は以下の通り。
・ガーデンシクラメン赤-1(2008年に開花している小さい株を入手。球根はおおよそ20cmくらいあります。)
・ガーデンシクラメン赤-2(こちらも5年くらいたっているのではと思います。)
・普通のシクラメン ピンクフリル(こちらで4年目くらいだと思います。)

【開花】
ずっとベランダですので開花は例年12月頃で、5月半ばに終わります。去年ベランダの改修工事があり、日照不足となったせいで今年の開花は4月頃になりました。

【栽培環境】
年中ベランダに出しています。
うちの場合、開花時期に部屋に取り込むと必ずと言っていいほどダメになります。マンションですのでリビングの窓に近い場所に置いてやりますと部屋からも観賞できますし、多少は部屋の温度で暖かいかと思っております。
ベランダは東南向き、日の出から午前10時頃まで直射日光があたります。  
夏場以外は日当たりの良いところに置いており、大体、GW頃から観音竹の陰に置いて直射日光が当たらないようにしています。

【用土と鉢】
普通の園芸用土に2割程度細かく砕いたパーライトを入れて全体への水回りを良くしています。
鉢は普通のプラ鉢です。空いている鉢を使ったのでかなり大きめになっていますが、結果、水はけのよい土を使っているのでちょうど水の渇き具合が良い感じになっているように思います。
経験的には場所と見栄えを気にしなければ大きめの鉢で水はけのよい土を使うと言うのは悪くなさそうです。

【水やり】
基本、乾き方をみてやります。特に夏越し時にはくたっとさせると元に戻らない可能性がありますので、土の乾き方を見て表面が乾いたら一日待ってやるという感じで与えています。

【肥料】
緩効性の固形肥料を入手時以降2カ月に1度あげています。量は鉢の号数-2個です。
この他に液肥を週に1回与えています。ハイポネックスを1000倍に薄めるのが基本です。
GWで緩効性化成肥料は終了で次は開花時期から与えるつもりです。
液肥は夏場は様子を見ながら決めています。水やりだけで元気なら梅雨頃から液肥はやりません。水やりだけではどうも元気が無いと見受けられたら2000倍に薄めたハイポネックスをやり、それでも元気が出ないようなら1000倍に薄めたものを与えるといった感じです。葉っぱがくてっとなりかける様子をみて決めています。

【植替え】
基本は夏越し後、涼しくなってからです。当初は1サイズ大きめの鉢に毎年植え替えていたのですが、かなり大きめの鉢だともう少し期間は長くても良さそうで、ここ2年ほどさぼっています。今年は土だけでも新しいのに替えてやるつもりです。

【その他】
農薬はやったことがないです。

投稿日:2015/5/13
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園芸を楽しんでいる場所:
室内、ベランダ
住んでいるところ:
東京都
園芸を始めた年:
2008年

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