緑のカーテンには単なるカーテン以上のさまざまなメリットがあります。みんなを緑のカーテンへと駆り立てるその理由を、4つの効果から解き明かします。
適期にタネをまいたり苗を植えつけたりすれば、ぐんぐんつるが伸びて葉が茂り、真夏にはテラスやベランダを覆う葉っぱのシェードに。夏の強い直射日光をカットします。外部からの視線も葉がやわらかに遮ってくれるので、普通のカーテン同様、目隠しの役割も果たします。
植物は、根から吸い上げた水を葉から蒸散させて、自分の温度が上がらないようにしています。そのため、蒸散作用がないすだれなどに比べて放射熱がぐっと少なく、周囲の気温はわずかに下がります。また、蒸散によって気温が下がった葉の間を通り抜けてくる風も、私たちに涼感をもたらしてくれます。
植物は日中、日光を浴びて光合成を行い、二酸化炭素を吸収して、代わりに酸素を排出します。 つまり、緑のカーテンを通過した空気は、できたての酸素をたっぷり運んでくるのです。
日ざしを遮り、気温を下げ、さらにカーテンの間を通って心地よい風が吹き込むと、実際の気温より涼しく感じます。電源もエネルギーも使用しない、まさにこれからの時代にふさわしい自然のエアコンです。そのため、エアコンをあまり使わずに済むことも多く、節電(つまり、電気代の節約)できるのもうれしいところです。
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