アンスリウムの基本情報
学名:Anthurium
和名:オオベニウチワ(大紅団扇)
その他の名前:アンスリューム
科名 / 属名:サトイモ科 / ベニウチワ属(アンスリウム属)
アンスリウム・シェルツェリアヌム
トリコロール
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アンスリウムとは
特徴
アンスリウムの仲間は、熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布します。美しく着色するのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、花はひも状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に多数つき、小さくて目立ちません。長期間楽しめる苞を観賞する鉢花として栽培されるほか、観葉植物として楽しむ種類もあります。
花を楽しむ種類の主な原種は、アンドレアヌム(Anthurium andraeanum)で、その園芸品種は鉢物としてよく出回っているほか、切り花としても利用されています。また光沢のある葉も美しく、ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があります。
基本データ
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園芸分類 |
熱帯植物,観葉植物 |
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形態 |
多年草 |
原産地 |
熱帯アメリカ~西インド諸島 |
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草丈/樹高 |
30~80cm |
開花期 |
5月~10月 |
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花色 |
白,赤,ピンク,緑,紫,茶,複色 |
栽培難易度(1~5) |
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耐寒性 |
弱い |
耐暑性 |
普通 |
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特性・用途 |
常緑性,開花期が長い,日陰でも育つ |
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植物図鑑の見方
種類(原種、品種、仲間)
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‘レッド・チャンピオン’
Anthurium ‘Red Champion’
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アンスリウム・シェルツェリアヌム
Anthurium scherzerianum
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アンスリウム・クラリネリウィウム
Anthurium clarinerivium
育て方・栽培方法
*関東地方以西基準
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:小川恭弘(おがわ・やすひろ)
千葉県館山市の植物園に勤務し、主に温室植物の育成や、管理、展示などの業務に18年携わる。現在はフリーランスとして活動。観葉植物から花木、果樹まで熱帯植物全般に精通している。日本ハイビスカス協会顧問。
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育て方、楽しみ方のガイドブック
毎日の管理の基本から、きれいな緑を長く保つためのとっておきのテクニックまで、観葉植物を育てる上で必ず知っておくべきことを1冊に。観葉植物図鑑には、希少なものも含め人気品種を100種以上収載。シーズン別トラブルレスキューも充実。
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