オリヅルランの基本情報
学名:Chlorophytum
和名:オリヅルラン(折鶴蘭)
科名 / 属名:キジカクシ科(クサスギカズラ科) / オリヅルラン属(クロロフィツム属)
ナカフヒロハオリヅルラン
ソトフオリヅルラン
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オリヅルランとは
特徴
オリヅルラン(Chlorophytum comosum)は、緑色の葉に白色の外斑や中斑が入り、花後の花茎には子株がつきます。ミニ観葉や鉢植え、吊鉢などにして楽しめます。丈夫で育てやすく、葉が硬いタイプは庭植えにもできます。この仲間はアフリカとインドを中心とした熱帯に約150種が分布しています。
一般に流通しているのは、ソトフオリヅルラン(C. comosum ‘Variegatum’)、ナカフヒロハオリヅルラン(C. comosum ‘Picturatum’)です。また、近年出回っているものに‘ボニー’(C. comosum ‘Bonnie’)、種名が不明の‘シャルロット’(C. sp. ‘Charlotte’)があります。また、オリヅルランとは種が異なるシャムオリヅルラン(C. laxum ‘Bichetii’)は花後に子株をつけず、冬に休眠して葉が枯れます。
※科名:リュウゼツラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
基本データ
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園芸分類 |
観葉植物 |
|
形態 |
多年草 |
原産地 |
アフリカとインドを中心とした熱帯 |
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草丈/樹高 |
5~30cm |
栽培難易度(1~5) |
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耐寒性 |
やや弱い |
耐暑性 |
強い |
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特性・用途 |
常緑性,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい |
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植物図鑑の見方
種類(原種、品種、仲間)
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ソトフオリヅルラン
Chlorophytum comosum ‘Variegatum’
-
ナカフオリヅルラン
Chlorophytum comosum ‘Vittatum’
-
ナカフヒロハオリヅルラン
Chlorophytum comosum ‘Picturatum’
-
シャムオリヅルラン
Chlorophytum laxum ‘Bichetii’
-
‘シャルロット’
Chlorophytum sp. ‘Charlotte’
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‘ボニー’
Chlorophytum comosum ‘Bonnie’
育て方・栽培方法
*関東地方以西基準
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:尾崎 章(おざき・あきら)
千葉県の植物園、南房パラダイスでの20年の勤務を経て独立。現在は熱帯植物の専門ナーセリー、エクゾティックプランツを営む。熱帯・亜熱帯原産の植物を収集し、3000種以上を扱っている。
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