園芸分類 | 果樹 | ||
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形態 | 中高木 | 原産地 | 日本(ニホンナシ)、中国(チュウゴクナシ)、欧州中部~東南部、西アジア(セイヨウナシ) |
草丈/樹高 | 2m以上 | 収穫期 | 8月~10月 |
受粉樹 | 必要 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性 | ||
日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質にもよりますが、夏に日照りがよほど続かないかぎり、水やりの必要はありません。
庭植え、鉢植えとも2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
病気:黒斑病、黒星病、赤星病、輪紋病など
黒斑病は最も防除が厄介な病気ですが、‘二十世紀’やその系統のごく一部の品種にしか発生しません。赤星病は、病原菌がカイヅカイブキなどビャクシンの仲間に中間寄生するので、これらが近くにあると防除が大変です。その点、西洋ナシにはあまり発生しません。
害虫:シンクイムシ類、アブラムシ類、カイガラムシ類、カメムシなど
葉を食害するシンクイムシ類、樹液を吸うアブラムシ類、カイガラムシ類、カメムシなどに注意します。
水はけ、水もちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選びません。一般的な市販の用土を用いる場合は、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用います。
適期は11月から3月です。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大きさ、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。
つぎ木:3月上旬から4月中旬に休眠期つぎ、8月下旬から9月上旬に芽つぎを行います。
冬の剪定:適期は12月から2月下旬です。生産地では一般には棚仕立てにされますが、立ち木仕立てや垣根仕立てもできます。
夏の剪定:ナシは新梢がよく伸びるので、そのままにしておくと、狭い場所では収まらなくなってしまいます。したがって、長く伸びる新梢は20~30cmで一度止め、その後伸びるものは2~3節で止めます。
人工受粉:異なる品種の花が近くにあれば結実しますが、人工受粉をすれば確実です。
摘果:大きくおいしい実を収穫するためには、十分な摘果が必要です。適期は5月です。
袋かけ:実が病害虫の被害にあったり、果皮が傷つくのを防ぎます。摘果後早めに行いましょう。
ナシにはニホンナシ、チュウゴクナシ、セイヨウナシ(セイヨウスモモ)があります。病害虫防除の回数が多く、家庭向きの果樹とはいえませんが、果実が大きく存在感があるので、挑戦してみるのもよいでしょう。一般には棚仕立てにしますが、立ち木仕立て、垣根...
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