学名:Rhododendron dilatatum
和名:ミツバツツジ
科名 / 属名:ツツジ科 / ツツジ属
ミツバツツジは、関東から中部に分布する落葉低木で、和風、洋風どちらの庭にもマッチする植物です。ツツジやシャクナゲの仲間で、枝先に3枚のひし形の葉をつける落葉(一部常緑もあり)種が、一般にミツバツツジ類と呼ばれており、紫色の花を咲かせ、開花後、あるいは同時に葉が出るのが特徴です。近い仲間には、花がオレンジ色や濃ピンクで、葉が出てから花を咲かせる遅咲きのオンツツジ類もあります。
ミツバツツジ類は、日本を中心としたアジア東部に、約30種があります。ヤマツツジ(Rhododendron obtusum)の仲間と近縁で、実生苗では区別がつかないほどです。
また、ミツバツツジ類は、さし木やつぎ木でふやすのが難しいことと、野生種に花色が限られていることから、園芸化がほとんど進んでいないグループですが、その野趣に富んだ樹姿と花は愛すべきものです。
園芸分類 | 庭木・花木 | ||
---|---|---|---|
形態 | 低木 | 原産地 | 日本(関東・中部) |
草丈/樹高 | 2~3m | 開花期 | 4月下旬~5月上旬 |
花色 | 紫 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい | ||
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