園芸分類 | 球根 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | ギリシャ、シリア、小アジア |
草丈/樹高 | 約20cm | 開花期 | 3月~4月 |
花色 | 赤,ピンク,白,黄,青,紫 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い(夏期は休眠) |
特性・用途 | 香りがある,耐寒性が強い | ||
耐寒性が強く、全国で栽培できる秋植え球根です。積雪の多い地域でも庭植えで育てられます。団粒構造の水はけのよいところが適し、早春の発芽のころから花が終わるころまでは日によく当てることが大切です。球根に養分が蓄えられているので、日陰でも咲きますが、翌年の花数が少なくなったり、咲かなくなったりすることもあります。数年間、据え置きにすることも可能ですが、病害虫の予防のために、梅雨前に掘り上げて乾燥貯蔵しておくほうが安全です。
水栽培で2月から3月に咲かせることも容易です。10月から11月に栽培を始めます。根が出始めたころは3日ごとに水替えしますが、長く伸びてからは1週間に1回ぐらいの水替えで十分です。水位は徐々に下げていきます。12月いっぱいは10℃以下になるような冷暗所に置き、芽が伸びてきたら窓辺などの日当たりへ移します。
10月から5月までの生育期は、用土が乾いたらたっぷり与えます。庭植えではほとんど必要ありませんが、鉢やコンテナではひどく乾燥させると根の先端が枯れて、伸長が止まってしまい、成長が悪くなるので注意します。
植えつけの際、元肥として緩効性の粒状化成肥料と苦土石灰を用土に混ぜておきます。固形の有機質肥料を施す際には、球根から離して、表土に埋めるようにします。花が終わるころに、球根を肥大させるために追肥を施します。
病気:黄腐病、白腐病
球根の内部から黄色く腐る黄腐病や、球根の外側から白く腐る白腐病(いずれも細菌病)には注意が必要です。薬剤では防除できません。水はけをよくして、連作しないこと、梅雨前の早い時期に掘り上げることで予防に努めます。
害虫:ほとんど見られません。
一般の草花用培養土が利用できます。鉢底には、大粒の鹿沼土などを入れて、水はけをよくしておくとよいでしょう。
根は30cmほど伸びるので、庭植えにするときは腐葉土などを混ぜてよく耕しておきます。球根2個分の間隔をあけて植え、深さも2個分ぐらい土がかぶさるようにします。鉢植えは、地表すれすれでかまいません。
ほとんど分球しないので、数をふやすには、球根の底部をえぐり取るスクーピングや、切れ込みを入れるノッチングによって小球を発生させます。家庭園芸では、無理せずに、球根の底部に浅い切れ込みを入れる程度が安全です。これだと生まれる小球の数は少なくなりますが、親球も無駄になりません。この作業は休眠期に行い、球根を逆さにして乾燥貯蔵しておくと秋までには小球ができてくるので、そのまま通常どおり植えつけます。
花がら摘み:花が終わったら、花茎を残して、花がらを取り除きます。
掘り上げ・貯蔵:6月上旬ごろ、梅雨に入る前に掘り上げます。葉をつけたまま日陰で乾燥させ、葉が枯れたら切り取って、球根を秋まで乾燥貯蔵しておきます。常温でかまいません。
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