学名:Gaura lindheimeri
和名:ヤマモモソウ(山桃草)
その他の名前:ハクチョウソウ(白蝶草)
科名 / 属名:アカバナ科 / ヤマモモソウ属(ガウラ属)
ガウラの穂状に咲く小花が風に揺れる様子は、白い蝶が群れて飛んでいるようで、やさしい風情が感じられます。性質は強健で耐暑性もあり、初夏から晩秋まで次々と花を咲かせながら株が大きく成長していきます。花壇の背景、コンテナの寄せ植えから、広い場所での景観植物としての利用まで、幅広い用途があります。またフラワーアレンジメントでは空間を埋めるフィラーフラワーとしても使いやすい花です。花弁は4枚で、長い雄しべがよく目立ちます。1つの花は短命で3日ほどで散りますが、花つきがよく、ほとんど途切れることなく咲き続けます。ガウラ属は、北アメリカに20種ほどがありますが、観賞用に栽培されるのは本種、G・リンドハイメリ(Gaura lindheimeri)で、日本へは明治時代中ごろに入ったといわれています。以前は、草丈1m以上に伸び、白花だけでしたが、近年、濃いピンクの‘シスキューピンク’の育成に始まり、複色、草丈の低いものなど、多くの園芸品種が育成され、利用されるようになりました。
園芸分類 | 草花 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草 | 原産地 | 北アメリカ |
草丈/樹高 | 30~150cm | 開花期 | 5月~11月(秋咲き種もある) |
花色 | 赤,ピンク,白,複色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強(半耐寒性のものもある) | 耐暑性 | 強 |
特性・用途 | 半常緑性,開花期が長い,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる | ||
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