プシュキニア
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プシュキニアの基本情報

学名:Puschkinia scilloides
その他の名前:プスキニア、ストライプド・シラー、リバノチカ

科名 / 属名:キジカクシ科(クサスギカズラ科) / プシュキニア属

プシュキニア
プシュキニア

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プシュキニアとは

特徴

プシュキニアは、早春、まだ寒さが残るころから咲き出す、春の妖精(スプリング・エフェメラル)のような花です。ヒアシンスを小さく可憐にしたような姿と、透き通るような清楚な花色が魅力です。シラー属(Scilla)やチオノドクサ属(Chionodoxa)に近い仲間で、6本の雄しべは花の中心部で合体し、この点はチオノドクサと同様です。
主に栽培されているのは、花が白地に青い筋が入るプシュキニア・スキロイデス(Puschkinia scilloides)で、花径1cmくらい、1茎に10輪くらい咲きます。この種はかつてプシュキニア・リバノチカ(P. libanotica)と分類されていたこともあり、今でも多くは「リバノチカ」の名で流通します。現在のプシュキニア・リバノチカ(P. scilloides var. libanotica)はスキロイデス種の変種とされ、白花で小型ですが、どちらにも個体差や選抜系があり、区別しにくいようです。スキロイデス種は標高3000m以上の高地に自生し、開花は5月から6月です。また、リバノチカ種は標高2000mくらいのところに自生するといわれています。なお、シラー・プシュキニオイデス(Scilla puschkinioides)という、名前がよく似た種類もあります。

※科名:ヒアシンス科、ユリ科で分類される場合もあります。

基本データ

園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 コーカサス、トルコ、レバノンほか
草丈/樹高 10~15cm 開花期 2月~4月
花色 白地に青の筋が入る 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 普通(夏は休眠)
特性・用途 落葉性,ロックガーデン
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

育て方・栽培方法

プシュキニアの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

プシュキニアのそだレポ(栽培レポート)

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