カンナ
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カンナの基本情報

学名:Canna
その他の名前:ハナカンナ

科名 / 属名:カンナ科 / ダンドク属(カンナ属)

カンナ
‘プロフェッサー・ウェント’
カンナ
‘ラ・ボヘミー’
カンナ
‘ベンガル・タイガー’

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カンナとは

特徴

カンナは真夏の炎天下、大きな葉の間から鮮やかな花を元気に咲かせます。現在の品種の多くは、1850年ごろからアメリカ、フランス、イタリアなどで、さまざまな原種間で交配を繰り返して作出された品種で、ハナカンナと呼ばれています。花が大きく、花色も変化に富んでいます。また、葉色が美しい品種も多く、赤や黄色の縞斑、白のはけ込み斑、銅葉など多彩です。
地下に根茎をもつため、土壌の乾燥に強いですが、一方で根が水につかるようなところでもよく育ちます。特に実生系の品種は、鉢を水につける腰水灌水が可能で、真夏の水やりが楽にできます。

基本データ

園芸分類 球根,熱帯植物
形態 多年草 原産地 熱帯アメリカ
草丈/樹高 40~160cm 開花期 6月~10月中旬
花色 白,赤,ピンク,オレンジ,黄,複色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 やや弱い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,開花期が長い,カラーリーフ,初心者でも育てやすい
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • 「トロピカル」シリーズ

    Canna Tropical Series
    実生系品種。草丈50cmほどで、葉の上から明るい色彩の花を突き出して咲かせる。
  • 「ストリアタ」グループ

    Canna Striata Group
    明るい黄色の斑が入る葉をもち、オレンジ色の花を咲かせる。
  • ‘アメリカン・レッド・クロス’

    Canna ‘American Red Cross’
    緑葉に大輪で緋紅色の花をつける銘花。
  • ‘バンコック’

    Canna ‘Bangkok’
    草丈60cmほどの矮性種。緑色の葉には黄色の縞斑が入り、花は黄色の花弁の中央に白色の斑が入る。

育て方・栽培方法

カンナの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それに止まらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

カンナのそだレポ(栽培レポート)

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