オクラ
お気に入りに登録する

オクラの育て方・栽培方法

オクラ
オクラ
オクラ

クリックすると拡大します

栽培カレンダー

中間地の主な作業

基本データ

園芸分類 野菜
収穫期 7月~10月上旬

育て方のポイント

栽培のポイント

オクラは日当たり、水はけのよい場所を好みますが、草丈が1mを超えるので小さな菜園ではほかの野菜が日陰にならないように植えつけ場所に注意します。肥料をよく吸うので元肥が多すぎると生育旺盛になりますが、実つきは悪くなります。元肥は化成肥料の量に気をつけ、堆肥などを多めにまき、追肥で肥料分を補うようにしましょう。

オクラの栽培でよくある疑問、悩み


Q.葉の裏に、水滴のようなつぶつぶがついた
オクラの葉の裏側や茎、果実の表皮などにできる水滴状のつぶつぶは、表皮の細胞にできるオクラ特有の生理現象です。見つけるとびっくりしてしまいますが、病気でも害虫の卵でもないので、そのままにしておいて何ら問題はありません。また、実についていても無害ですので、安心して食べてください。

Q.収穫のタイミングはいつ?
最盛期のオクラのさやは、花が咲いてから1日1cmほどのペースで大きくなり、1週間で約7cmに成長します。大人の人さし指ぐらいの長さ(7~10cm)が食べごろといわれ、大きくなるとさやは筋っぽくなり、タネもかたくて食べられなくなります。次に収穫できる日をあらかじめ考えて、小さめでも早めに収穫することをおすすめします。

Q.下の葉を取る理由は?
30cm程度の狭い間隔で植えつけた場合には、収穫したさやのつけ根にある葉と、そのすぐ下の葉を残し、それより下の葉を切る「摘葉(てきよう)」を行います。こうすることで管理がしやすく、風通しもよくなって次々とよいさやが実ります。株間を60cmぐらいとった場合は、風通しがよいので、摘葉しなくてよいでしょう。

◆質問・回答は、『野菜づくり徹底Q&A』(NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載『もっと知りたい野菜づくりQ&A』もおすすめです。

特徴

オクラは、アフリカ原産で暑さに強く、育てやすいことが特徴です。野菜の花のなかで特に美しいレモンイエローの大輪の花も魅力。若いさやを食べます。
多糖類とタンパク質からなる独特のネバネバ成分があり、ビタミン類も豊富です。
...

種類(原種、園芸品種)

この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。
植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

さらに詳しく知りたい方におすすめの本

野菜づくりの決定版がリニューアル!

『藤田智の野菜づくり大全』(2012年2月刊)の完全改訂版。温暖化対応の新・栽培カレンダーや、APG体系での科名変更など、栽培情報を刷新! 栽培図鑑は新野菜が10種増え、160種以上の育て方を網羅。各野菜の「プランター栽培」のポイントも収載。菜園プランから病害虫まで、野菜作りはこの一冊でOK!

オクラのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

オクラに関する記事

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!