チンゲンサイの育て方・栽培方法
栽培カレンダー
中間地の主な作業
基本データ
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園芸分類 |
野菜 |
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収穫期 |
5月下旬~7月中旬(春まき)、10月中旬~12月上旬(秋まき) |
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育て方のポイント
栽培のポイント
根こぶ病を予防するため、連作を避けます。春まきは気温が高くなる時期に生育するため、害虫が発生しやすいので、寒冷紗のトンネル栽培が効果的。双葉が開いたら3~4cm間隔に間引き、本葉2~3枚、本葉4~5枚のときに間引きます。ミニ種なら草丈10cm以上、普通種で15~20cmを目安に収穫します。
チンゲンサイの栽培でよくある疑問、悩み
Q.普通サイズのチンゲンサイのタネで、株間を狭くしたら、ミニチンゲンサイになる?
ミニ野菜といっても、ミニチンゲンサイとチンゲンサイとは、別の品種であって、普通サイズのチンゲンサイの株間を狭くして小さく育てても、ミニチンゲンサイにはなりません。それぞれの品種に適した株間があるので、それを守って栽培しましょう。
Q.腰の部分が太らない
おそらく、株間が狭いからでしょう。チンゲンサイの場合、がっちりした株に育てるには、少なくとも15~20cmの株間が必要です。適切なタイミングで間引きをしながら、しっかりと株間をあけて育てましょう。
Q.花芽がついた株は食べられる?
収穫期がだいぶ過ぎてしまいましたね。チンゲンサイは、ほかのアブラナ科野菜同様、冬の寒さにあうと、春先にとう立ちしてきます。その状態の葉は食べられますが、かたくてすじっぽく、花芽もそれほどおいしくないので、どちらもおすすめしません。
◆質問・回答は、
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特徴
チンゲンサイは、クセのないおいしい中国野菜の代表。大きなしゃもじ状の葉、大きく張った株元と愛嬌のある姿が特徴です。
生育適温が20℃前後と冷涼な気候を好みますが、暑さや病気にも強く、土質を選ばずよく育つので、厳寒期を除いて年中栽...
種類(原種、園芸品種)
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チンゲンサイ(標準タイプ)
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標準タイプのチンゲンサイは草丈20cm程度。タネまきから収穫までは40〜50日。
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ミニチンゲンサイ
- 草丈10〜15cmのミニ種。タネまきから20〜30日で収穫できる。
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パクチョイ
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チンゲンサイの仲間で、軸が白く、暑さに強い。栽培方法はチンゲンサイと同様。中国では鍋料理に利用される。
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執筆:藤田 智(ふじた・さとし)
恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
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