園芸分類 | ハーブ,草花,野菜 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | ユーラシア |
草丈/樹高 | ~30cm(品種により~45cm) | 開花期 | 5月~6月/収穫期:4月~10月(葉)、5月~6月(花) |
花色 | ピンク | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | やや弱い |
特性・用途 | 香りがある,耐寒性が強い | ||
弱アルカリ性で水もちと水はけのよい肥沃な土を好みます。日当たりがよすぎると、葉が堅くなることがあります。高温乾燥には弱いので、夏は半日陰で管理します。冬は葉がなくなりますが地下茎は生育しており、春に芽を伸ばします。
乾燥には弱く、特に成長期に水が不足しないように水やりをします。
庭植えは、晴天が続く4月から5月ごろに水が不足すると、葉の先が枯れてきます。葉がよく伸びる時期には、水やりをします。
鉢植えは、冬は地上部がなくなりますが、乾燥しすぎないよう忘れずに水をやります。
庭植えは、植えつけの数週間前に腐葉土、堆肥、有機質肥料(または緩効性肥料)を、また1週間前に苦土石灰をすき込んでおきます。
鉢植えは、用土に元肥として緩効性肥料を加えます。
肥料が不足すると葉先が黄色くなってきます。成長期には、水やりを兼ねて液体肥料を施すか、緩効性肥料を株元から離れたところに置きます。
病気:ネギさび病
降雨が多い春と秋に、ネギさび病が発生することがあります。
害虫:アブラムシ
春と秋にアブラムシが発生することがあります。
弱アルカリ性で水もちと水はけのよい肥沃な土を用います(例えば、市販の野菜用培養土、または赤玉土小粒と腐葉土を1:1の割合でブレンドしたものに、それぞれ少量の苦土石灰を混ぜる)。
植えつけ:発芽した苗が10cmくらいに育ったら、数本をまとめて1株にして定植します。深さ2~3cmに植えつけます。
植え替え:年数がたつと、葉が堅くなったり、ふえて葉が細くなったりするので、株分けを兼ねて植え替えます。こぼれダネから芽生えた苗は、春か秋に育てたい場所に植え替えます。
タネまき:開花後、黒く完熟したタネがこぼれてふえますが、採種して秋にまくこともできます。発芽時に光を嫌う嫌光性種子なので、タネまき後は土を厚めに1cmほどかぶせます。春先は暖かくなってからのほうが発芽率は高くなるので、タネをまいた鉢などは日陰に置くのではなく、覆土して暖かい日当たりに置きます。タネから育てたものは、翌年にならないと花は咲きません。多年草ですが、年とともに葉が堅くなってくるので、3~4年を目安にタネまきや株分けで株を更新します。
株分け:地下茎が密集すると生育が悪くなるので、春か秋に株分けします。
収穫:葉は地際から4~5cmのところで切って、適宜収穫します。収穫後は液体肥料を施しておきます。成長が早く、繰り返し収穫が可能ですが、収穫し続けると花は咲かないので、葉を収穫する株と、花やタネを収穫する株を分けます。たくさん収穫できたときは、細かく刻んで密閉容器に入れ、冷凍保存します。家庭での乾燥保存は向きません。
花が開いてきたらタネにならないうちに摘み、食用にします。花茎を根元から切って乾燥させ、ドライフラワーにすることもできます。花の収穫後は、葉を地面から5cmくらいまで切り戻して、新しい葉の成長を促します。
夏越しの工夫:株元をわらなどでマルチングすると、太陽熱による地温の上昇や余分な水分の蒸散を防ぐことができます。
チャイブはネギの仲間(Allium属)で、中空の細長い葉にマイルドなネギの風味があり、和洋中いずれの料理にも利用できる便利なハーブです。特に卵やジャガイモ料理と相性がよいことで知られ、カロテンの豊富な緑黄色野菜として、西洋料理でよく使われて...