学名:Thymus
和名:タチジャコウソウ、イブキジャコウソウなど
その他の名前:コモンタイム、フレンチタイム、レモンタイム、クリーピングタイムなど多数
科名 / 属名:シソ科 / イブキジャコウソウ属
タイムは、日本の山野に自生するイブキジャコウソウの仲間を含むティムス属(Thymus)の英語名で、300~400種(35種という説もある)があり、園芸品種も多数育成されています。
代表的な種は、南欧原産のコモンタイム(T. vulgaris、和名はタチジャコウソウ)です。古代ローマ・ギリシャ時代からハーブとして利用され、殺菌防腐効果が高く、葉をいぶして浄化に、そして紙類の虫食い防止などに使われてきました。さわやかな香りとほろ苦い味は、西洋料理に欠かせないもので、お茶にもなります。小さな堅い葉が密生し、常緑性で花も美しいので、コンテナの寄せ植えや花壇の縁、石組みの間など、香りのあるグラウンドカバープランツとして利用されます。
タイムには、コモンタイムのような立ち性のタイプと、イブキジャコウソウのような這い性(ほふく性)のタイプがあります。香りは種類や品種によってそれぞれ個性があり、柑橘系の香りから、甘い香り、清涼感のあるものまでさまざまです。
園芸分類 | 庭木・花木,ハーブ | ||
---|---|---|---|
形態 | 低木(亜低木) | 原産地 | 地中海沿岸に多い、日本に1種 |
草丈/樹高 | 5~30cm | 開花期 | 主に4月~6月 |
花色 | 赤,ピンク,白,淡紫 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い(種類によっては中) | 耐暑性 | 強い(多湿には弱い) |
特性・用途 | 常緑性,花壇,鉢,グラウンドカバーにできる,香りがある | ||
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