アグロステンマ
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アグロステンマの基本情報

学名:Agrostemma
和名:ムギセンノウ(麦仙翁)

科名 / 属名:ナデシコ科 / ムギセンノウ属

アグロステンマ
アグロステンマ
アグロステンマ
‘オーシャン・パール’

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アグロステンマとは

特徴

アグロステンマは、地中海沿岸から西アジアに、3種が分布している一年草です。ヨーロッパでは麦畑の雑草として知られるほど丈夫な性質なので、原産地以外にも分布を広げています。
園芸的に育てられているのは、アグロステンマ・ギタゴ(Agrostemma githago)で、秋まきすると、翌春には1mほどに伸びた茎先に、ピンクの花を咲かせます。寒冷地では、秋まきした苗をフレームで冬越しさせて、春に植えつけるか、春まきしてもよいでしょう。土質はあまり選びませんが、水はけがよいことと、日当たりがよいことが、上手に育てるポイントです。「ワイルドフラワーミックス」などの名称で、数種の植物のタネと混ぜて販売されていることもあります。これを日当たりのよい場所にばらまいて、タネが隠れる程度に軽く土をかけておくだけで、簡単に花が楽しめます。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草 原産地 地中海沿岸~西アジア
草丈/樹高 70~100cm 開花期 5月~6月
花色 白,ピンク 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 弱い
特性・用途 初心者でも育てやすい
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • アグロステンマ・ギタゴ

    Agrostemma githago
    麦畑の雑草として知られる原種。草丈は100cmになる。株ごとに花の大きさや草丈に若干違いが出る。
  • ‘桜貝’

    Agrostemma githago ‘Sakuragai’
    薄いピンクの花を咲かせる。草丈は、ギタゴとして流通するものよりも少し低い70cm。ギタゴと混植すると美しい。
  • ‘オーシャン・パール’

    Agrostemma githago ‘Ocean Pearl’
    ギタゴの花弁の赤紫の部分が、白くなった品種。

育て方・栽培方法

アグロステンマの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:奥 隆善(おく・たかよし)
千葉大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了後、植物の育種の道へ。チョコレートコスモスやカランコエなどの草花から、ハクサイなどの野菜まで幅広く手がける、気鋭の育種家。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

アグロステンマのそだレポ(栽培レポート)

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