カラー(畑地性)
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カラー(畑地性)の基本情報

学名:Zantedeschia

科名 / 属名:サトイモ科 / オランダカイウ属(ザンテデスキア属)

カラー(畑地性)
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カラー(畑地性)

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カラー(畑地性)とは

特徴

カラーの仲間は、南アフリカに6~8種類程度の原種があり、このうち湿地性のエチオピカを除いたほかの種類は、水はけのよい草地や岩場などに自生し、畑地性カラーと呼ばれます。生育には水分を必要としますが、過湿や滞水は好みません。黄花のキバナカイウ(Zantedeschia elliottiana)や桃花のモモイロカイウ(Z. rehmanniii)などがあり、これらの交配によって多数の園芸品種が作出され、花色が豊富なことも特徴です。湿地性と異なり、生育期と休眠期がはっきりしていて、春から夏に成長、開花し、秋以降は葉が枯れて休眠します。球根を掘り上げて春まで貯蔵することもできます。すらりとした草姿で、葉形は三角形のやじり形から細長いほこ形まであり、花の形(苞の形)も細長いものから広い漏斗状まで幅があります。苞の質はやや堅く、湿地性は花が終わると苞が枯れますが、畑地性のものは、緑や褐色に退色しても形はしばらく残ります。花壇や鉢物、切り花として利用されています。

●関連図鑑
カラー(湿地性)

基本データ

園芸分類 草花,球根
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 15~100cm 開花期 6月~7月
花色 赤,オレンジ,黄,ピンク,白,紫など 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

育て方・栽培方法

カラー(畑地性)の栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

カラー(畑地性)のそだレポ(栽培レポート)

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