ハナビシソウ
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ハナビシソウの基本情報

学名:Eschscholzia californica
和名:ハナビシソウ(花菱草)
その他の名前:エスコルチア、カリフォルニアポピー

科名 / 属名:ケシ科 / ハナビシソウ属(エッショルツィア属)

ハナビシソウ
ハナビシソウ
ハナビシソウ
‘ミルクメイド’

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ハナビシソウとは

特徴

盃(さかずき)状に大きく開いた鮮やかなオレンジ色の花は、遠くからでもよく目立ち、満開時には地面を覆いつくしてオレンジ色のカーペットを敷いたようになります。輝きのある花は、日中に開き、夜間や雨天は閉じています。開花期が長く、丈夫であまり手がかかりません。ワイルドフラワーとしてほかの草花との混合種子も売られ、直まきで栽培されることもあり、自然のお花畑のような花壇もつくれます。北米カリフォルニアの州花にもなっていて、ネバダ州からテキサス州まで広く自生しています。
ハナビシソウ属(Eschscholzia)の学名は、ロシアの医者で自然科学者のエッショルツ氏の名前に由来します。野生種の花色はオレンジ色が基本で、園芸品種には、赤やピンク、白があり、花色混合の一重咲きミックスのタネも流通します。八重咲きもあります。近縁種にヒメハナビシソウ(E. caespitosa)があります。カリフォルニア原産の小型種で、淡黄色の花が多数咲き、花壇やコンテナに利用されます。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草(短命な多年草) 原産地 北アメリカ西部
草丈/樹高 20~60cm 開花期 4月中旬~6月
花色 黄,オレンジ,赤,ピンク,白 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 普通
特性・用途 開花期が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ‘オレンジ・キング’

    Eschscholzia californica ‘Orange King’
    花色の鮮やかな大輪で、草丈もよく伸びる。
  • ‘バレリーナ・ミックス’

    Eschscholzia californica ‘Ballerina Mix’
    花がセミダブルの混合品種。
  • ‘ローズ・シフォン’

    Eschscholzia californica ‘Rose Chiffon’
    花はセミダブルで、ピンク系。
  • ‘ミルクメイド’

    Eschscholzia californica ‘Milkmaid’
    花はセミダブルで、淡黄色系。
  • ヒメハナビシソウ

    Eschscholzia caespitosa
    花は淡黄色で花径2〜3cmの小型種。「ミニチュア・サンデー」などの名前でも出回る。

育て方・栽培方法

ハナビシソウの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ハナビシソウのそだレポ(栽培レポート)

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