学名:Aconitum
科名 / 属名:キンポウゲ科 / トリカブト属
トリカブトの仲間は、日本には30種以上が知られ、主に低山から亜高山帯の明るい森林や草原の、やや湿った肥沃な土壌に生育しています。花は長さ2~3cmで茎の先端につき、ふつう穂になって咲きます。兜や帽子のように見える部分は萼で、その中に花弁が収まっています。切れ込みのある葉は種類ごとに形や切れ込みの深さが少しずつ異なります。茎は立ち上がりますが、種類によっては長く垂れ下がるもの、つる性のものもあります。
洋の東西を問わずトリカブトの毒性はよく知られており、根ばかりでなく、花や葉、花粉にまで毒があります。取り扱いに慎重さを求められますが、口にしないかぎり害はないので必要以上に神経質になることはありません。園芸植物としては育てやすく、花つきのよい種、花の色変わりのものや斑入り、小型の種が栽培されています。
国産のトリカブト属にはトリカブト亜属(トリカブトのグループ)とレイジンソウ亜属(レイジンソウのグループ)があります。トリカブトのグループの根は母根のまわりに子根がついて毎年完全に入れ替わりますが、レイジンソウ(Aconitum loczyanum)のグループは長年成長を続ける根をもっています。
園芸分類 | 草花,山野草 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 北半球の温帯~亜寒帯地域 |
草丈/樹高 | 20~150cm(種により差が大きい) | 開花期 | 8月~10月 |
花色 | 紫,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | やや弱い |
特性・用途 | 落葉性,日陰でも育つ | ||
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