カナメモチ
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カナメモチの基本情報

学名:Photinia glabra
和名:カナメモチ
その他の名前:ベニカナメ、アカメモチ

科名 / 属名:バラ科 / カナメモチ属

カナメモチ
カナメモチ
‘レッド・ロビン’
カナメモチ
‘レッド・ロビン’

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カナメモチとは

特徴

カナメモチの名前がありますが、モチノキ科モチノキ属のモチノキとはまったく違うものです。しかし、葉の形や12月ごろ赤く色づく実などはモチノキによく似ています。大きく違うのはカナメモチには葉の周囲に細かいギザギザ(鋸歯)があり、5月から6月にソバの花を思わせる白い小花が集まって美しく開花する点です。カナメモチは生け垣として利用されることが多く、春に赤みを帯びた新葉が伸びます。樹形優先で刈り込まれるため、赤い新芽ほど花や実が観賞されていませんが、花と実もカナメモチの魅力です。

基本データ

園芸分類 庭木・花木
形態 中高木 原産地 本州東海地方以西、四国、九州、中国南部、東南アジア
草丈/樹高 3~10m 開花期 5月~6月上旬
観賞期 4月~5月(赤い新葉) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,生け垣向き
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ベニカナメモチ

    Photinia glabra f. benikaname
    カナメモチより枝の伸びは弱く葉も小型だが、若葉以外にも赤みを残したままの葉があり、1年を通して楽しめるため、昔から生け垣や庭園樹として利用されている。
  • ‘レッド・ロビン’

    Photinia × fraseri ‘Red Robin’
    カナメモチとオオカナメモチの交雑種で、「セイヨウカナメ」の名で流通。若葉の見事な赤色と枝の伸びがよいため、生け垣の素材として本品種が主流になっている。ただし、よく伸びるため、年に1回の刈り込みでは枝が粗くなってしまう。

育て方・栽培方法

カナメモチの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:高取利道(たかとり・としみち)
奈良県で庭のデザイン、施工、管理を行うタカトリ園芸を経営。コニファー、花木、小果樹の利用を提案し、園芸番組への出演や、講習会、新聞、園芸誌への執筆を通してガーデニングの楽しさを伝える活動を行う。1級造園施工管理技士、農薬管理指導士。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

カナメモチのそだレポ(栽培レポート)

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