園芸分類 | 観葉植物,多肉植物 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | アフリカ南部(南アフリカ、ナミビア南部) |
草丈/樹高 | 2~10cm前後 | 開花期 | 9月~1月 (種類による) |
花色 | 白,赤,ピンク,オレンジ,黄,紫,複色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 普通~やや弱い (種類による) | 耐暑性 | やや弱い~弱い (種類による) |
特性・用途 | 常緑性,カラーリーフ | ||
冬生育型の多肉植物として栽培します。小型の植物であることもあり、通常、庭植えにはしません。軽い霜に当たっても問題ありませんが、株が傷むことがあるので、できれば厳寒期には室内に取り込んだり、防寒をしたほうがよいでしょう。すべての種類が、色鮮やかに育つためには明るい光が当たることが必要です。生育温度は8~25℃前後ですが、冬期の日中であれば室温が35℃程度まで上がっても大丈夫です。
気温が上がって休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で水やりを控えて休眠させます。コノフィツムの場合、夏の休眠期には完全に断水をしたほうが夏越しがしやすく、根腐れなどの傷みもありません。
6月から9月ごろの夏期休眠期は完全に断水し、乾燥させて夏越しをさせます。秋、最低気温が20℃を下回るようになると新芽が動き始めるので、徐々に水やりを始め、その後の生育期は用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。春、表皮が黄色くなってきたら休眠に向かうサインなので、徐々に水やりを減らします。
秋から春にかけての生育期に緩効性化成肥料か液体肥料を少量施します。
蕾や花にカイガラムシやアブラムシ、根にネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)が発生することがあります。また、花弁がナメクジの、葉がヨトウムシの食害にあうことがあります。
水はけのよい用土を用います。鹿沼土小粒2、赤玉土小粒2、ピートモス2、川砂2、くん炭2などの配合土がよいでしょう。
ほかの多肉植物ほど頻繁な植え替えは必要ありませんが、株の生育が鈍ったり、株が群生して鉢に対して大きくなったら植え替えます。10月から12月まで行えますが、最適期は生育期の初期の10月から11月です。株分けをする場合には、発根に時間がかかるので早めに済ませておくようにしましょう。
タネまきか株分けでふやします。
タネまき:花後についた果実が枯れたらタネを採取して保存し、10月から11月にまきます。交配種からとれたタネからは、さまざまな色の花が咲く株が出ることがあります。
株分け:群生している株は、10月から12月の植え替え時に株分けをしてもよいでしょう。
花がら摘み:開花後、花がらを残しておくと株にしみができてしまったり、湿気ったまま果実に密着して腐敗病につながることがあるので、指でつまんで取り除きます。
コノフィツムは、「メセン(女仙)類」や「メセンの仲間」と呼ばれる多肉植物の代表的な属の一つです。一芽一芽は単幹の葉からなっており、複数の芽がクッション状に群生して育ちます。各品種は株の形状から大きく「足袋形」「鞍形」「丸形」に分けられます。...
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