キンカチャ(金花茶)が開花しました。
学名は Camellia chrysantha
chrysanthaとは黄金色の、黄色のという意味です。
名前通り、赤や白色の花色がメインのツバキ科の中では珍しく、
黄色い花が咲く品種のツバキです。
中国広西省に自生し、1965年に発表されました。
発見された当時は
非常に珍重され、しばらくは中国国内からの持ち出しが
禁止されるほどでした。
日本には1980年にきています。
現在では、日本のツバキと交配させて
さらに黄色の強い品種の育成が進められていますが、
さてどうなることやら・・・・。
黄色いツバキは1種だけではなく、実は約50種程あり、
中国からベトナムに分布しています。
キンカチャはその中でも「黄色のツバキといえば!」という
代表的な樹です。
日本のツバキと明らかに違う点は
・葉っぱが細長く、葉脈がはっきりしている。
・花弁が肉厚で、日本の花よりもさらにぽってりしていて
まるで蝋細工のよう。
このブログでも何度か紹介している
ベトナムツバキのハイドゥンも同じように、肉厚な花です。
以下、過去記事リンク。↓
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=79020
今回のキンカチャは、まだ蕾がいくつか付いているのですが
寒さで若干痛んでいるので、
これらから無事に、次々開花してくれることを祈るばかりです。
頑張って仕事しろ、キンカチャよ。
ツバキといえば、東京都大島では
毎年「椿祭り」が開催されると、
ツバキの本物の花弁を使った椿寿司が食べられるとか。
一度、食べてみたいと思うのですが、なかなか機会がありません。
いつか、ツバキの花の咲く時期に大島に行きたい!
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金花茶、蕾はまるで実のようにギュッとしてる感じですが、
返信する開くとフワッとした花弁で予想を裏切る愉しさですねん
お茶の木に似てるから金花茶って名前みたいっすが、
花茶が豊富な中国だから、これもお茶として飲むのでしょうかね?
仕事してるとそうそうしょっちゅうは旅行できないっすが、
主婦とて同じ、、、やっぱ結婚前の方が身軽な分、今のうちにいっぱい旅した方がいいっすよ〜〜
こんにちは
返信する黄色の椿、珍しいですね~
葉っぱはハイドゥンそっくりですが、花はこちらの方が少し繊細な感じがします。
・・・昨年のブログ、ハイドゥンの重量感には驚きました
葉の形や、色の印象から、「椿」というより、南国の花っぽいですね。
(・・・広西省ってものすごく南でしたね)
花も蕾も下を向いているのは、重たいからでしょうか?
花が終わって、上から、丸ごと一輪落ちてきたら、ビックリしますね。
ハラハラと花弁が散るタイプなら心配ないですが
りす吉様
返信する蕾の状態と開花してからだと、印象が違いますね。
蕊がびっしりまとまっていて、柔らかそうで
蜂になって、モソモソ入りたくなります。
勉強不足だからだと思いますが、
中国茶の材料になっているのを見た事は私はありません。
日本では長崎で「五島つばき茶」というのが
発売されているそうです。
http://www.nihon-seicha-gotou-tubakicha.com/tsubaki/
でも花ではなく、葉っぱを使っているようですね。
旅は、イキオイですかね?
アドバイスにしたがって良い日旅立つことにします!
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内 拝
月子様
ハイドゥン、インパクトのある花ですよね。
葉っぱだけ見ると、どちらもツバキとは思えないかも。
ハイドゥンもキンカチャも、日本のツバキと同じで
丸ごと1輪落ちます。
ガーデンの中で、鉢の下に花が落ちていると
散ったというよりは、本当にポトリと落ちたという感じで
一瞬ぎょっとします。
何度見ても、「!!!しまった!!!」と思う
心臓に悪い花です。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内 拝
黄色は目立ちますね。黄色というと小学校の通学帽子を連想して幼稚な感じがするなあと思っていたのですが、花の色としては黄金を連想させて目出度い感じですね。
返信するあお@岐阜県様
返信する蕾が付いている枝が、
黄色い帽子頭の小学生たちが固まって
きゃいきゃい騒いでいるように見えて、
笑ってしまいました。
タンポポの黄色なんかは、素朴な感じがしますが、
この花の黄色は違いますね。
黄色は、中国では皇帝の色ですから、
ずいぶん大事にされたのも分る気がします。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内 拝
こんばんは。
返信するホントだぁ。つぼみはめっちゃ固いのに、花はふわっとしてますね
はっきりした濃い黄色より、優しい黄色がいいです。すてきですね
くじら様
返信する実物は、ふわっと広がった花弁を
そのまま蝋にくぐらせたような質感です。
サザンカのようにヒラヒラ柔らかい手触りではないのが
予想外でおもしろいです。
咲いていると、その場所にだけ光がさしたように
明るくなります。
色って不思議なものですね。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内 拝
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