気になったらまずは気軽に参加!
参加すると書き込みもできます。
東洋ランのなかでエビネランは一番華麗です。
シュンランやカンランも色物がありますが、エビネランは無限とも言える色彩の変異があります。漆黒と青空のようなブルーの色はありませんが、その他の色はすべて見られます。
もっとも、洋ランと比較すれば、洋ランはその鮮やかな色彩大きな花弁などを誇る種が多く、確かに見応えがありその魅力を否定することはできません。
エビネ(以下ランは省略)は花型は小さく、色彩もどちらかというと渋く、あまり自己主張をしないように見られがちです。
しかも、山野草として語られることが多く、カバープラントして扱われている例もあります。もちろんエビネは山野草です。しかし、ラン科の種は元を正せば野草でありましょう。
エビネに魅せられて40年、失敗を繰り返しながら栽培してきました。もちろん趣味です。そして、わたくしなりにいろいろ学び納得し、自分なりの見解も持っております。
はっきり言ってエビネは洋和を問わず、他のどのランよりも栽培が難しい種である、と思うようになりました。最初の5年くらいは、栽培がこんなにもやさしいランはない、と思っていました。ところが、違うんです!気むずかしい貴婦人なのです!
しかし、そこにこそエビネ栽培の限りない魅力と楽しさがあるのです。
きっとあなたのお気に入りの花を見つけることができます。
エビネを育ててみませんか。