>SATOさん
>去年花が咲いた後、根元で切ったら脇芽が4本出て蕾が見えます。その繰り返しでよいのでしょうか?
我が家もそうしています。最終的には1株に8~10本の花茎が立つのが完成形みたいです。それ以上になると植物に過度の負担が掛かって(=老化して)生育が衰えるので、株分けで勢いを回復する必要が出てきます。
>挿し木しても根は・・・出るわけないですよね。
「挿し木」できたらいいですけど、ムリです。
増殖は、「株分け」か、「実生」です。種から育てるのも早い植物で、例えばアーグチ等の有茎種は発芽してから2年めの冬に1番花が咲きますから、是非!
プロでも「実生派」は多いです(イギリスに多い)。品種選抜で落ちた苗(例えば、斑入葉を作っている過程で青葉品が出たもの)は超~安値で売り飛ばされていきます。ホームセンターで\198円とか(値下げ後には\98!)で売られている苗は、こゆーのが多いです。ある種の「ゴミ(産業廃棄物)」ですから、多分、仕入値は1カゴ\100円とかでしょう。あとは「F1もの」ですね。こちらは実生増殖しようとしても親と同じものは出ませんし、そもそも稔性の無い品種/個体は実生増殖もできません。
プロのもう1派は「メリクロン屋」です(ドイツに多い)。有望な個体が出来たら、株分けしてメリクロン工場(=下請業者)に出し、出来て戻ってきた苗(=製品)を売ります。メリクロン賃は数十万円かかりますが、嫌というほど大量の苗が出来上がるようです。ドイツからメリクロン苗を輸入して仕入れ、育てて売るのを専門にしているナーサリーさんもあります。蘭のメリクロン苗はフラスコに入った状態
http://www.sato-orchids.com/plant.htm のままで輸入されるのですが、クリスマスローズのはまだ見たことがありません。