【しろりんさんの日記の「万作買ってしまいました」についてのコメント】日本の山野草を楽しむ コミュニティ

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しろりんさんの日記の「万作買ってしまいました」についてのコメント

2012/01/21
 上記の日記に写真付きのコメントを書き込もうと思ったのですが、元々写真は載せられないのか或いは当方が分からないのか、どっちにせよ出来ないので、勝手にこちらに移してしまいました。ゴメンナサイ。

 もう咲いたのかと驚きつつ「続きを読む」をクリックしたら、園芸店の温室栽培物と知り納得。庭のマンサクには小さな花芽がそこそこに付いており、中には写真のように膨らんだ蕾も見られます。マンサクの名の由来に、「花が沢山付いて満作だから」と春一番の花なので「先ず咲く」の二つが有るようですね。庭の白梅の開花が例年4月1日頃で、マンサクは3月の中旬です。また、東北では「まず」を「まんず」と云う事も多いのです。この二つから私としては「先ず咲く」だろう、と思っています。
 昭和30年代までの仙台近郊の丘陵地は至る所マンサク有りと云った趣でした。その後、ゴルフ場の建設、東北大学の青葉山移転、大掛かりな宅地造成などによってその大半は失せてしまいました。現在の山形市近郊ではあまり見かけないような気がします。仙台での印象が強烈だった為かも知れません。
 マンサクの若葉に依存している蝶にウラクロシジミがいます。図鑑からの写真ですが、雄の表翅は真珠のような銀白色で良い感じです。然し、裏翅は茶褐色で一見黒っぽく見えるためこの名が付いています。もう少し優雅な名前が有っただろうに、とも思いますが手遅れでしょう。ゼフィルスと呼ばれるシジミチョウの一群が有り、ミドリシジミの仲間、アカシジミの仲間と共にウラクロシジミもその中に入ります。雄は夕方活発に活動しますので、往時の仙台近郊では夕日に輝く銀白色の乱舞が見事でした。卵はマンサクの新芽に産み付けられており、小さいですが白色が目立つので簡単に見つけられます。
 余計な事を書きすぎたかもしれません。ご容赦を。

コメント

最新20件を表示

1 2012/01/21
しろりん
ヒメサユリさん、書き込みありがとうございました。
日記には当初のものを除き、書き込みの方の
画像は載せられないようですね。逆に、トピックの方は
3つずつ載せられるようです。
 仙台方面はマンサクが多かったのですね。
私は千葉ではマンサクという名前を聞くことが
なかったのですが、愛知ではちらほらと聞くので、
今年こそは見たいと思います。
 マンサクの葉にシジミ類の1種が依存しているとは
知りませんでした。昆虫は知りませんので、
ハンノキを食草とするミドリシジミの印象が
強すぎました。
 
 今このマンサクが病気などの影響でさらに
少なくなると聞き心配しています。
2 2012/01/21
しろりん

マンサクの病気のことが気になったので、
「マンサク 病気」で検索しましたら
出てきました。ご興味のある方は
ご覧ください。

http://www.forest.rd.pref.gifu.jp/rd/ikurin/0303gr.html
3 2012/01/22
ヒメサユリ
上記URLを開き、「マンサクの葉枯れ」なる病を初めて知りました。直ぐ、全国的に被害が拡大している「ナラ枯れ」を連想しましたので、以下、主にネットから得た情報を記します。
 「ナラ枯れ」の病原菌はナラ菌(ラファエレア菌)と呼ばれるカビの一種で、それを媒介するのは甲虫のカシノナガキクイムシです。何故、枯死するかについては「樹木の内部で異常に繁殖したナラ菌が導管を詰まらせ、それによって水の流れが悪くなり樹木が枯死する」が定説です。被害を受ける樹木はミズナラ、カシワ、コナラなどでどれもミドリシジミの仲間の食樹です。
 「ナラ枯れ」は元々有った病気ですが、何故、猛威を振るうように成ったかについては、ここでくどくど書きませんが、燃料革命による里山の荒廃を第一原因とする連鎖反応の結果との事。
 「マンサク葉枯れ」の詳細は未解明のようですが、やはり、同様のメカニズムのように思われます。
 山の樹木の生態系の撹乱は当然山野草の生態系に影響を与えますので、山野草や昆虫好きの私としてはとても心配になります。
4 2012/01/22
しろりん
マツにせよ、ナラにせよ、マンサクにせよ、
色々とひずみが出ていますね。それとも、
このように特定の植物に対する病気、害虫が
発生するのは昔からなのでしょうか?

今日、先日マンサクを買った(1200円)とは
別のところで、今年2本目のマンサクが売られて
いるのを見つけました。3,000円。この違いは
何でしょうね。

画像は、マンサクではなく、我が家に居候している
ホウノキノの冬芽です。
5 2012/01/23
ヒメサユリ
 アゲハと柑橘類、或いは、シロチョウとアブラナ科の植物、の関係はよく知られています。カシノナガキクイムシもナラ類、クリ、シイの仲間の大木を好むようです。何故、ある昆虫が特定の植物しか食べないのかは、現時点ではムシに聞いて呉れとしか答えようがないのかも知れません。
 「ナラ枯れ」の増大は、以前、炭焼きや槇に使われていた樹木が切られなくなったため大木になり、キクイムシの好餌になった結果のようです。一般にキクイムシの仲間は生木よりも枯れ木を好みます。自分が媒介した「ナラ菌」によってホストのナラが枯死すると、子孫が繁殖しやすくなります。つまり、両者は共生関係にあります。増えたキクイムシが徐々に山深くまで侵入したので、被害が広がったようです。
 しろりんさんが言われるマツ、ナラ、マンサク以外の他の植物も、なんらかの天敵(?)を持っていると思われます。環境の変化によって悪い方に顕在化しない事を願います。
6 2012/01/23
しろりん
ヒメサユリさん、ありがとうございます。
確かに多くの植物はそれなりに天敵があるでしょうね。
となりますと、そうした天敵に蔓延する機会を
与えないように、いろいろな樹種を混ぜて混交林を
無理のない形で養成しておくのが必要だと思います。

 私の町で桜を沢山植えようという運動があって、
従来から反対しているのですが、どこの町にでも
沢山ある桜を植えても外の人が沢山来てくれるわけでも
ないし、管理も大変だし、病気が出ると、どんどん
広がってしまいます。
 どんな植物でも人がそれだけを無理に増やすのは
避けたいものですね。今我が町の周りもスギや
ヒノキがいっぱいで、次期には花粉で大変です。
7 2012/02/21
しろりん
今日あるところでマンサクの花を見ていて、そこの人から
これはシナマンサクではというコメントがあって、
思わずしまった!!と思いました。先般マンサクと
あったので、迷わず買ったのですが、あの苗木は
シナマンサクではなかったかと。
 明日以降細かくチェックしたあとで報告します。
画像は今日みたシナマンサクと思しき木の花です。
8 2012/03/22
ヒメサユリ
 しろりんさん、今日は。

 今日のお昼前の気温は珍しく8度位まで上昇。ただし、風が強く体感温度は真冬並みです。十日前程からポツリポツリと咲き出しました。これは山形産ですので、シナマンサクではなくマンサクでしょう。
9 2012/03/22
しろりん
ヒメサユリさん、そうですね! 花の少ない
山形産、マンサクでしょうね!
うらやましいです。

昨日から、今年は症状がでないのかなと
思っていた花粉症が現れて涙目です(涙)

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