タマアジサイの八重咲き手毬品種では「玉段花(ギョクダンカ)」も有名です。
1つ1つの花は、九重とよく似ていますが、
九重ほどの多花&多弁ではないようです。
ウチのは鉢植なので、小さな花ですが、
地植えすると大きく育ち、大きな花も咲き、
中には、かなり、桃色の濃い個体もあるようです。
http://www.ne.jp/asahi/ajisai/house/ajisai-138.html
元々は日本のどこかで発見された自生品種だったのでしょうが、
古く栽培されているので、原産地情報等は失われています。
少なくとも江戸時代には園芸品種として売られており
シーボルトも欧州に持ち帰った品種です。
これとは別に(ないし、この枝変わり品で)
もっと八重の程度の大きい品種も江戸時代には有り
シーボルトはそれも欧州に持ち帰っています。
「八重の玉段花」という名称です。
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b01/image/01/b01s0122.html
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b01/image/01/b01l0260.html
ヨーロッパには今もこの画のままの植物が保存されていますが
日本にはもう存在しません。七段花と同じ状況です。
日本人、飽きるの、早いですからね~!>昔から!!
オランダから2回輸入しましたが、ウチでは冬越しできませんでした。
3回目の苗を買うかは悩んでいて、未だ実現していません。