【珍しい自生植物】日本の山野草を楽しむ コミュニティ

トピックテーマ

珍しい自生植物

2012/07/04
各地にその地方でしか見られないという希少植物が
あります。適当な保護・増産の手を施さないと
永遠になくなってしまうものもあるでしょう。
 自生地に残すというのは一番大事だと思いますが、
もしそれが人工的に増産できるのであれば、なるべく
身近で楽しみたいと思います。
 そんな各地の植物の「今」をご紹介下さい。
なるべく苗の交換なども進めたいと思います。
 画像は姫路にしか自生が残っていないオチフジです。
これも今年挿し芽したものを頂き、また挿し芽して
希望者にお送りしています。

コメント

<<前へ  1   2   3   4   5  次へ>>

最新20件を表示

56 2012/07/18
しろりん
あれ?これナベナの蕾じゃない?
ばたばたしていて、ゆっくり庭の植物を
見ておられないけど、久しぶりに拝めそうな
花です。
57 2012/07/31
ナマちゃん
皆さんこんにちは。

サンイントラノオが咲き出しました。
学名を Pseudolysimachion Ogurae というゴマノハグサ科の花で、島根県特産です。ヒメトラノオににていますが、岩場に生え、60cm内外ですが、鉢で育てると小さく育てられます。
58 2012/08/18
しろりん
ガガブタの花です。あまり見かけませんね。
59 2012/08/22
ocelot
今年も咲いた「ラセイタタマアジサイ」です。
葉が毛深い様子を「ラセイタ」と表現したもので、
「ラセイタソウ」も同じ語源です。

花は普通の一重のタマアジサイです。
「玉」との接頭語が付く理由は、蕾があること。
通常のアジサイには蕾がなく、花がまだ小さい時分から、
「ミニチュアの花」の形をしていますがね~。

この木は3mくらいの樹高あります。
通常、花見は、2Fから、見ています。
60 2012/08/22
しろりん
3mとは圧巻の大きさですね。タマアジサイなんかは
山の清水がちょろちょろと湧き出しているところで
ぽっと咲いていると、いいなぁと思いますが。
61 2012/08/23
ocelot
海岸性のタマアジサイは、皆、このくらいの大きさです。
山地性(内陸性)のタマアジサイは、おっしゃるとおり、
「山の清水がちょろちょろと湧き出しているところ」に自生しています。
冬場、雪で埋まるような環境に生えていますので、
我が家では、冬場の乾燥が酷くて、地植えでは冬越しできません。

伊豆大島産の「三原九重タマアジサイ」という八重手毬咲き品種がありますが
これなんか、もっと大きくなるそうです。
故 山本氏の自宅のは、2Fの屋根を超えた~と書かれています。
なので、ニックネームを「天上の美花」と付けた由。
「最も美しい」という意味と「デカくなる」という意味とを
掛けあわせたようです。

「九重」も、奥にあるのですが、蚊が多くて、写真撮影を断念。
同じく、海岸性の、伊豆大島産の品種の「瓔珞タマアジサイ」は撮りました。
「瓔珞」とは、仏教用語で、吊り下げられた装飾品の意味。
装飾花が飛び出して咲く様子を、表現したものです。
62 2012/08/23
ocelot
「三原九重タマアジサイ」で、昔に撮った写真が残っていました。
以前にもどこか載せたと思いますが、再掲します。

瓔珞は少し色が入るのに対し、九重は純白花です。
63 2012/08/23
ocelot
タマアジサイの八重咲き手毬品種では「玉段花(ギョクダンカ)」も有名です。
1つ1つの花は、九重とよく似ていますが、
九重ほどの多花&多弁ではないようです。
ウチのは鉢植なので、小さな花ですが、
地植えすると大きく育ち、大きな花も咲き、
中には、かなり、桃色の濃い個体もあるようです。
http://www.ne.jp/asahi/ajisai/house/ajisai-138.html

元々は日本のどこかで発見された自生品種だったのでしょうが、
古く栽培されているので、原産地情報等は失われています。
少なくとも江戸時代には園芸品種として売られており
シーボルトも欧州に持ち帰った品種です。

これとは別に(ないし、この枝変わり品で)
もっと八重の程度の大きい品種も江戸時代には有り
シーボルトはそれも欧州に持ち帰っています。
「八重の玉段花」という名称です。
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b01/image/01/b01s0122.html
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b01/image/01/b01l0260.html

ヨーロッパには今もこの画のままの植物が保存されていますが
日本にはもう存在しません。七段花と同じ状況です。
日本人、飽きるの、早いですからね~!>昔から!!
オランダから2回輸入しましたが、ウチでは冬越しできませんでした。
3回目の苗を買うかは悩んでいて、未だ実現していません。
64 2012/08/23
ocelot
最後の八重の手毬咲き品は、最近に売りだされた、矢作玉段花。
おそらく、今、売られている中で、最も、桃色に咲く花です。
しろりんさんの北西、矢作川@中流地域が原産地ですよー。

「山地性」のワリには、性質の強い品種で、
「瓔珞」と並べて、南向きのピーカンの場所で
鉢植にしていますが、機嫌よく、育っています。

日当たりが良いので、特に、早く咲きますけど、
開花期は、7月末~8月上旬でしょうか?
65 2012/08/23
しろりん
そうですか、実は、業者を通じて営利的に
売り出されたということで、栽培意欲が一気に
半減します。できれば自分たちで見出して
挿し木などでみんなで育てたいと思いますね。

矢作川中流地域というと確かに、そんなに遠くないですね。
近々そちらの方面に行く(プラントハンティングではない
ですが)つもりです。
66 2012/08/23
ocelot
中部域は、タマアジサイの自生の「植生限界」なので
いくつかの「山地性」の品種がありますが、
いずれも、性質が弱い!>谷底に咲いてますからね~!
なので、一般向けの商品化ができなかったようです。
(山野草マニア向けには、何種類か、あります)

この矢作玉段花は、たまたま性質が強かったので、商品化されました。
一般には、フォッサマグナよりも東側ですね>タマアジサイ。
東側は福島@南部あたりが「植生限界」です。
富士山の周辺が、最も、品種/変異種が多いです。
植物は原産地に近いほど、DNAの多様性が大きいと言われるので
恐らく、富士山の周辺が、山地性@タマアジサイのルーツでしょう。
67 2012/08/23
しろりん
なるほど、以前教えて頂きましたが、アジサイにも
日陰に適すもの、日なたに適すものがあって、なかなか
商品ルートに乗らないものもあるわけですね。
今年は愛知県内で、珍しい品種ではないのですが、
ツルアジサイとイワガラミの小さなポット植えが
出回っていて、珍しいと思いました。
 いずれにせよ、業者にこれは珍しいですよ、と
勧められて、そうですか、それじゃ!(^^)という
タイプではなく、珍しかろうと、そうでなかろうと、のんびり
愛好家で種や挿し芽を交換して広げていこうというタイプ
で、典型的な収集家とは違いますので、あまり金銭価値を
経由したくないのです。
 むしろ、谷底にあるなどと聞くと、では決死隊でも
組織して、来年は探検にでも行くか!という気持ちに
なりますね。
 いずれにせよ、もう場所的、労力的に限界が来てしまって
ます。
 主要地域に、そうした珍しい品種が保存され、いつでも
行ってみられるような体制になっているといいですが。
68 2012/08/23
ocelot
日本産のツルアジサイは3種類あります。
エゾ系は大型で、屋久島産の品種は小型です。
珍しくはないですが、挿し木が難しいです。
あと、購入後、そのままの鉢植えでは育ちますが、
その苗を地植えしても、なかなか、活着しません。

イワガラミはアジサイ属ではなく、近縁です。
こっちの方が栽培は楽ですね、蔓アジサイよりも。
昨今は、外国産の紅花種がよく売られています。

>むしろ、谷底にあるなどと聞くと、では決死隊でも
>組織して、来年は探検にでも行くか!という気持ちに

私は、「絶海の孤島に」~というフレーズに超弱く、
ダイビングをやっていた時期には、
グループで漁船をチャーターして、色々と行きました。
魚釣島にはタマアジサイは無いので興味なかったけど、
八丈島から高速漁船で1昼夜の硫黄島諸島とか、
島には至らない、「海中の山」も好きでした。
多くの魚が集まる場所なので~。
69 2012/08/23
しろりん
確かにツルアジサイとイワガラミでは花の形も
ずいぶん違いますね。私は、千葉でツルアジサイを見かけて
いますので、できればそれを挿し木で導入したいです。
イワガラミは近隣に沢山あります。林業の衰退で
幸か不幸かあまり伐採されていません。
 絶海の孤島もいいですね。ただ、海はなにかと
面倒ででかけませんが。
 山には入りたいと思っているのですが、結構夏は
蛇がいるのでいやだという人があり、話がつぶれて
います。
70 2012/08/23
ocelot
そうそう。海は面倒です。
漁業権の問題とも絡むので、
必ず、漁業関係者を巻き込まないと、後で面倒な事に。
巻き込んでいても、ショバが違うと、対立していて
こちらがダイビングで潜っている横で、
拡声器を持って「帰れ~!帰れ~!」と叫びつつ、
船を走らせまくる右翼のような危険な漁民サンも居ます。
(宮古島と隣の伊良部島の闘い等は有名です)
業務妨害で何度も裁判で負けても、懲りない、海賊さんですわ。
船にはスクリューがあるので、浮上時には注意しないと危険です。

一応、由緒正しい家系の、漁協の偉いさんを通じて
漁船チャーターを申し込む様にしています。
田舎では、由緒正しい家系ってのが、重要なのです。
沖縄なんかだと「◯◯島の主」の家系が在りますね。
イザナギノミコトの神話ぢゃないけど、
「◯◯島を創った始祖」ってのが、居るんですよ。
毎年、一族郎党+島民(+旧島民)が集まる宴会も開きます。

所有権の概念が独特ですね>南洋の人たち。
そういう、島の所有者は、そこに生える草1本、石ころ1個、
果ては海の中にある岩に付く海藻までも所有権がある。
現地の概念では、ですけど。
それを、都会からやってきた他人が侵すと、大変です。
71 2012/08/23
しろりん
今日の午後9時55分NHK番組。面白いかも^^
72 2012/10/03
しろりん
当地方から静岡県西部にわたってみられる
産地に生えるサワシロギクです。調べていたら、
その地方に生える地下茎をひかないタイプの
サワシロギクを渋川という地名を使って、
シブカワシロギクと呼ぶと見つけました。
丁度花を沢山もっているこれの地下茎がどうなって
いるのかは掘り上げてないので、未確認です。
それにしても、地下茎の有無だけで、別の名前を
着けるということがどうもピンときません。
73 2012/10/11
しろりん
ノダケというと、本来そんなに珍しい植物でない筈なのですが、各地で消えつつあるのではないかと思います。これはシシウドやアシタバの親戚で、花が暗赤色で野草としてはちょっと珍しい色です。
 最近珍しい植物が保存されている場所へ行って、幸い2か所でノダケの株を少数ずつ見つけました。見つけたといっても、比較的貧弱な株でこれから開花結実に至るか疑問の株です。
 全国の里山において一般的に言えると思いますが、日当たりがよいと各種の植物が生い茂り、地元で草刈り機を使って草刈りが行われます。そうすると、日当たりを好むノダケは根元から刈り取られ、開花の可能性が摘まれます。今回発見したようにちょっと日陰の場所では、草刈りがあまり行われないので、ノダケがなんとか育っています。ただ、開花になかなかいたれないので、子孫を残す可能性が少なくなります。こうなると、なんらかの条件で親株も失われると絶えることになるかと思います。運よくタネができて子供ができたとしても、やや暗い場所なので、
なかなか成長しません。
 シシウドは当地でも見られます。これは絶対数が多いので、どこかで残った株がタネを拡散するので、更新がされているのでしょう。ただ、株数が減少すると、ノダケの二の舞になることも心配されます。
74 2012/10/13
しろりん
クサナギオゴケは種子交換欄に掲載しましたが、ガガイモ科のつる植物で、種名は、本種は愛知県の瀬戸市で加藤秀次郎氏によって発見され、尾張に縁の深い熱田神宮の「草薙の剣」に因んで命名されたことによるとのことです。個人的には熱田神宮の近くに住んでいたこともあるので、栽培したい植物です。
 こうした蔓植物は繁殖力が旺盛ではなく、生育環境が変りやすい場所(二次林の林縁など)に生育するので、絶えてしまうことが多いようです。
 ご興味ある方、ご自宅の木陰にでも育てて頂けると幸いです。画像はクサナギオゴケの種子です。
75 2012/10/17
しろりん
マルバオモダカの殖芽です。日本に自生するオモダカの
仲間の中で唯一これができるので、育てている方に
頂きました。

最新20件を表示

<<前へ  1   2   3   4   5  次へ>>

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!