【日本文学と植物】日本の山野草を楽しむ コミュニティ

トピックテーマ

日本文学と植物

2012/09/01
ちょっと固いテーマですが、お好きな俳句、短歌、詩、
小説、それに主役または添えとして登場する植物を
ご紹介下さい。植物はその折々のものがいいですね。
 日頃あまり意識しないテーマかもしれませんが、
花鳥風月をテーマとする文学ですから、いくらでも
出てくるかも・・・?

コメント

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最新20件を表示

34 2012/07/18
しろりん
風葉子さん、
ホウノキは実は鉢植えなんです。それが
元気にいるということは、鉢を持ち上げて
みるまでもなく、根が下に飛び出て伸びて
います。ということは早いうちに掘り上げて
植え替えないと変なことになりますね。

また書き込んで下さい。
35 2012/07/18
しろりん
秋の花野を詠んだ句です。

 満目(まんもく)の 
  花野行き花
    少し摘む

             登四郎

Haikuという本がそれを英語に
訳し、解釈もしてくれています。
解釈は画像で載せました。

英訳は:
boundless field of flowers
I come to it
and pick a few
36 2012/07/19
風葉子
しろりんさん。こんにちは。
日本文学でなければいけないでしょうか?
「創作童話」なのですが。

「大きい1年生と小さな2年生」 偕成社
   古田足日 著   中山正美 イラスト

からだは大きいのに泣き虫の1年生のまさやと、からだは小さくても
しっかりしている2年生のあきよ。
二人の友情と自立の物語です。

お話の中に出て来る花は「ホタルブクロ」です。
あきよの大好きな花で、まさやが大冒険して、ホタルブクロを
探しに行くのです。
子供の頃に読んだ大好きなお話で、今でも本を持っています。

本を読んだ当時、ホタルブルロという花は見たことも聞いたことも
ありませんでしたが、ホタルブクロが一面に咲いている原っぱに
あこがれました。実は今でも、ホタルブクロを見たことはありません。

何故、ホタルブクロなのかわかりませんが、子供だけが読むには
もったいない、よいお話です。
37 2012/07/19
しろりん
風葉子さん、創作童話だって、立派な日本文学の
一部だと思いますよ。どうぞ
詳細をご紹介下さい。
38 2012/07/20
はなぽっと
こんにちは。

「ツユクサ」です。

朝(あした)咲き夕べは消(け)ぬる鴨頭草(つきくさ)の
消ぬべき恋も我はするかも  万葉集


1枚目は、普通のです。
2枚目と3枚目は「マルバノツユクサ」です。
「メガネツユクサ」も頂いたのがあるのですけれど、
まだ咲きません。
39 2012/07/30
しろりん
はなぽっとさん、こんにちは。
しばらくオリンピック直前のイギリスで、路傍の
花などをながめておりました。といいたいところですが、
行事に付き合わされる時間が多く、郊外見学で
ヤナギランなど見つけても、周囲の人に名前を
訪ねても「知らない」という返事ばかりで、
はがゆい思いをしました。そういえば、ツユクサの
類は見ませんでしたね。あれば、みかけても
不思議ではない植物ですが。
 果たしてイギリス人にも鴨頭草の消えぬべき恋を
表す植物はあるのでしょうか?
40 2012/09/01
しろりん
著名な俳人の秀作が数点ずつ紹介されている雑誌で
たまたま見つけました。青柳志解樹 氏の作品です。

種子採つて紙の袋の口結ぶ

(俳句朝日、1998年3月号、p.31)

??当たり前すぎて、凡人の私には解せません。
41 2012/09/01
しろりん
鈴木真砂女(すずき・まさじょ)の俳句

 鈴木真砂女という俳人をご存じでしょうか?私でも知っているぐらいですから
ご存じの方は多いかと思いますが、恋多き波乱に富んだ人生を送った女流俳人ということと、高齢になるまで銀座で小料理屋を経営したということでユニークな方です。
その人生は他のものに譲るとして、彼女の句で植物に関係したものを少し眺めてみましょう。

(1) 
木々芽吹く衝動買いは男にも

或いは園芸愛好者の男性についての句かもしれませんが、おそらくはそうでなくて、
男女の関わりを木々の芽にかけているのではないかと思います。

(2)
突然死 望むところよ 土筆(つくし)野に

 愛人関係で四十年間。ようやく恋は終わった。真砂女は品のいい和服に帯をきりりと締めて店に出て、以前にもまし笑い顔を振りまいた。八十歳を超えて詠んでいる。

(つづく)
42 2012/09/01
しろりん
41の続きです。

(3)
かくれ喪にあやめは花を落としけり

 かくれ喪とは不倫の男性が死んだ際、その通夜に人に
 知られず隠れて送るという作者の造語。

(4)
来てみれば花野の果ては海なりし

 多くの波乱をくぐりぬけ、花野に達したが、その向こうには
 作者のこころの中の海が果てしなく広がっている。
 辞世の句とされる作品。
43 2012/09/01
しろりん
甘草の芽のとびとびのひとならび
               高野素十

ここで、甘草はマメ科ではないかなどと
いう野暮なことはいいますまい。ヤブカンゾウまたは
ノカンゾウです。
 水原秋桜子ら俳人の中では、「とびとびと」と
なるべきか、「とびとびの」でよいのかひとしきり
議論があったそうです。
44 2012/09/02
ナマちゃん
シロリンさん今晩は。
実は私も俳句をやっていまして、鈴木真砂女「人悲します恋をして」角川文庫を引っ張り出してみました。二度結婚し二度離婚、妻子ある人との不倫、小料理屋「卯波」開業と言った経歴で、境涯句が多く、意外と植物を詠んだ句は少ない様です。
表題は 羅や人悲します恋をして より

昼顔や流浪はわれにゆるされず
 高血圧で病臥中の主人を抱え家人と再建の金策の相談が続  く。このままどこか流浪の旅に出てしまいたいが許されるこ とではない。
すみれ野に罪あるごとく来て二人
 入院中の病院を訪れ共に野に出た。人目を憚らなければなら ない立場の二人である。持参ののり巻きを二人でひっそり食 べた。
大輪の菊の首の座刎ねたしや
 抑えに抑えている鬱憤をぶつけるところもない。大輪の菊が 目の前に奢るように咲いている。この首を刎ねたらさぞかし 胸のつかえが下りるだろう。
45 2012/09/02
しろりん
ナマちゃん、ありがとうございます。私は俳句は
素人で2度ほど挫折した経験があります。(真砂女の
離婚より、ずっとショックは小さいですが)

 実は東京にいたとき、まだご本人は銀座の
小料理屋をやっておられたので、ファンの多い
この恋多きご婦人のご尊顔を拝したいとは
思ったのですが、結局実現せぬままに終わりました。
 しかし、このように多くの経験をした方の
作る句はそれなりに味わいがあると思います。
46 2012/09/13
しろりん
仲秋や 花園のもの みな高し

        山口 青邨(せいそん)

青邨の句を挙げるまでもなく、この時期は
花は多くなったのですが、皆背が高くなって
しまって、圧倒されます。
 まずは、オミナエシ、そしてタカノハススキ、
オトコエシ、フジバカマ・・ 皆切るのはどうかと
思いつつ、少しずつ切ってはいくつかの用途に
使っています。
 青邨の履歴を見ていると興味深いです。東大助教授で鉱山学者。そして俳人。
47 2012/09/14
しろりん
をりとりて はらりとおもき すすきかな

           飯田蛇笏(だこつ)

蛇笏の代表作の1つで、全部ひらがな書きです。

我が家のススキは大方タカノハススキですが、
これも先まで1m80ぐらいと大きくなって
しまいました。そのままにして2、3年経つと
大株になってしまい、掘り取るのが大変なので、
忘れずに株分けするか、人に差し上げる必要が
あります。
48 2012/09/24
しろりん
初夏に葉を白くするので遠くからでもよく目立つマタタビですが、このごろはその白い色も褪せてきました。少しマタタビ関係の俳句を集めてみました。


森の中またたびの葉の白さあり 大里快子 酸漿

木天蓼も白々をどる舟下り 阿部ひろし 酸漿

またたびの花挿して壺立ち上る 浜明史 風土

遠景といふ木天蓼の白さかな 稲畑廣太郎 ホトトギス
49 2012/10/13
しろりん
ある句の画像を撮ろうとして、ハギが大方花を終えてしまって
いるのに気がつきました。ある句とは、

  一家(ひとつや)に
    遊女もねたり
   萩と月

 という松尾芭蕉の句です。読み方によっては、いか様にも取れる句ですので、奥の細道によって解説をまとめさせて頂くと、
  芭蕉と曾良が元禄2年、越後の市振(いちぶり)に留まった
折、泊まった宿のふすま1枚隔てて、2人ほどの遊女と思われる伊勢に向かう若い女とここまで送ってきて、翌日は帰る男が泊まった。

 その翌朝、旅立つ際にその遊女たちは、「どうやって行けばよいかもわからないつらい旅で、不安なので、見え隠れにあなた様がたの御跡を慕って旅をさせて欲しい。僧衣を召しておられるあなた様方の温情で、仏様との縁を結ばせて下さい。」

 私なら、うん、いいよと請け負うところですが、芭蕉らは「かわいそうだが、我々は所々とどまることの多い旅をしていますから、ついてきても仕方がありません。ただ人のいく通りにいけば、伊勢の神宮がまもってくれるはずです。」と断りました。
 ふすまを隔てて聞くとはなしに聞いた遊女の話と、翌朝の問答を通して、遊女への思いの起伏が描かれています。そして、その暗さは、下の句の萩と月の雄大なあでやかさに一変するというものです。
 これを思い起こすと、夜、薄明りの中で見る萩も違って見えるようになりましょう。
 画像は、ぴったりするものがなかったので、とりあえず、夏の昼間に高く見つけた月です。
50 2013/11/03
しろりん
古典に猩々というのが出てきますね。昨日見た能でも「猩々」の出し物がありました。
3つ目の画像は最近求めたシロオオショウジョウバカマとあった苗です。(続きます)
51 2013/11/03
しろりん
50の続きです。この猩々という髪の赤い想像上の動物の赤い髪から、ショウジョウバカマという名前ができたのですね。
52 2013/11/03
なまず
こんばんは。植物の方はさておいて、能の演技や展示は学生諸君が全部やっているのですね。感心だと思います。日記の方で拝見しましたが、観客3人とは寂しかったですね。
53 2013/11/03
しろりん
なまずさん、今晩は。確かに感心ですね。なんか、応援したい気持ちになってきました。

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