【在来種と園芸種】日本の山野草を楽しむ コミュニティ

トピックテーマ

在来種と園芸種

2013/08/10
トピックを立てさせてください。

日本の植物を育てている中で どうもこれは園芸種ではないのか?と疑問に思う植物があったり明らかに園芸種だろうと思うものがあったりします。
皆さんのところではいかがですか?

エゾミソハギ(ミソハギ)の園芸種とたぶん在来種
園芸種の花は大きく花色も綺麗なピンクです。ラベルにはただ「ミソハギ」と書かれていました。

もうひとつ ハマナデシコ。
初めて種を蒔いたハマナデシコはもっと優しい色でした。
白のハマナデシコも出回っているようですが 白もアルビノなのか園芸種なのか不明です。

コメント

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最新20件を表示

1 2013/08/10
しろりん
メギツネさん、新しいテーマ歓迎です^^ただ、この在来種と園芸種というのは難しいテーマですね。明確な一線が引けるのではなく、ぼやっとしています。人工的に交配したものから選別するのでしたらともかく、在来種の中で何かの観点で際立ったものが園芸種として取り上げられることがありますから。たとえば、ヤマアジサイなどがそうですね。
 しばらくいろいろ出してみましょうか^^
2 2013/08/10
メギツネ
家のカワラナデシコです。

ひとつは背が低くもう一方は背が高いものです。
背が低い方はタカネナデシコで背の高い方はカワラナデシコだろうと思っていたのですが 植物図鑑によるとタカネナデシコは苞が2対、カワラナデシコは苞が3対から4対と書かれています。

家のはどちらも2対です。
背の高い方は花が小さく直径2、5センチくらい、背の低い方は花の直径は4センチくらいとかなり差があります。

みなさんのお家のカワラナデシコはどうですか?


もうひとつ、サワギキョウですが園芸種(外来種?)に宿根ロベリアと言って花色も大きさもサワギキョウにそっくりなものがあります。
昔 宿根ロベリアを育てたことがあったのですが 今では解らなくなりましたが 昨日HCで売っているのを見たところ葉が全然違いました。
サワギキョウの葉はホッソリと小さめですが宿根ロベリアの葉は大きめで若干薄い感じがしました。

こうやって似たものや園芸種がドンドン作り出されますと綺麗な花を求める方にはいいのでしょうが ますます在来種がどれなのか私のような素人には大変困ります。
どこどこの山の花と言われれば もともとあったものという確立は高くなりますが 観光客を見込んで園芸種を植えられている山も本の一部ですがあるようです。(こちら北海道の山にも・・・・)
3 2013/08/10
春ちゃん
国産の山草を選別して「園芸種」として、品種名で取り扱われれば良いのですが、国産・外国産をまぜこぜにして、カタカナで扱われることが多くなってきています。HCの山野草のコーナーでは、殆どが在来種の名前で外国産(外来種)が売られています。多分フジバカマも!!
良心的な場合は産地が書かれていることが有りますが、小さくて探さないとわかりません。
4 2013/08/10
しろりん
私はいつも最低限の良心的なことをわきまえない業者に怒っているのですが、フジバカマでも、「フジバカマ在来種」
「フジバカマ交配園芸種」、サワギキョウは「サワギキョウ(在来・青花)」、「ロベリア(赤花サワギキョウ)、北米原産・赤花」程度表示してくれると助かりますね。
 書いてないと、わざと販売している人に質問することがありますが、実に適当な返事をすることがありますね。
 このあたりは業界団体があって指導してくれると助かりますが、誰でも参入できる分野のため、そうした団体もないのでしょうね。
5 2013/08/10
あやの
フジバカマの在来種と交配園芸種というのはどのように違うのでしょうか?以前議論されたことがあるかもしれませんが。
6 2013/08/10
ocelot
個人は仕方が無いとしても、せめて、流通業界に、
もう少し、節度があればなぁ~・・・と思います。

日本産のものは、耐寒性があるので、よく種間交配に用いられます。

つい最近も、アメリカ原産のモミジアオイの新品種!
というのを見たら、どこからどこまで、トロロアオイでした。
モミジアオイは赤花と白花しか無いので、黄花が欲しかったようです。
種間交配品だと思うのですが、しっかりと、
原種の変異種としての名前が付されていました。
ま~、こういうのは、日本だけぢゃない!って事でしょう。

でも、良いところは、その品種は専ら作出元が売るだけで
大手さんは手を出していなかった点です。
大手は、ちゃんと、解っているのでしょう。

>横レス

フジバカマ(Eupatorium japonicum or fortunei)は
Eupatorium すなわち、キク科ヒヨドリバナ属ですので
専ら、欧州に広まっている同属のユーパトリウム、
および、それらと種間交配した園芸品種が出回っています。
自然環境でも、自然交雑すると思いますよ。
それほど、品種的には、近縁です。

種間交配の意図は、異なる色の花が欲しかった~という点と、
日本の庭や鉢植えでも育てられるように、草丈を低くしたかったのでしょう。

例えば、青花フジバカマの名前で出廻るのが E.coelestinum
http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/kyohana/2011/09/post-2522.html

白花フジバカマは、↓これと、写真に乗せたのと、2種類が出廻っています。
http://item.rakuten.co.jp/ogis/75w/
7 2013/08/10
あやの
ocelotさん、さっそく教えていただいて、ありがとうございました。もっとも、じゃ、フジバカマをみてどっちか見分けるなんてとてもできないですね。どこかに比較できるような場所があるといいのですが。
8 2013/08/11
ocelot
種間交雑していると、マジ、分かりません。
しろりんさんから、本家本元のフジバカマの種子を貰って
蒔いてみるとか?

本家のフジバカマは、日本では、絶滅危惧種Ⅱに指定された植物です。
つまり、自然界に存在する、絶対数は少ないのです。
フジバカマの好む、広々とした開けた場所で、
日当たりの良い環境で、それなりに水のある場所は
今は、皆、住宅地に変わってしまいましたからねー。

堤防の土手みたいな環境も、大好きなんですが、
こっちは、草刈りが、頻繁にやって来るし~。
田んぼのあぜや横の土手は、除草剤が撒かれてしまいます。

関東以西が自生地で、韓国、中国にも在ります。

交雑種ではなくとも、日本の山野草店で売っているのは、
中国や韓国から輸入した苗だと言われています。
果たして、韓国産や中国産が、日本産と同じなのか、
それとも、実は、フジバカマは地域変異のある植物なのか、
育てた事がないので、私は知りません。
9 2013/08/11
しろりん
フジバカマは謎多き植物ですね。そもそも大昔に大陸から移入されたという意見(従って近畿を中心とした人里に多かった)といや、もともと日本に自生していたという意見(この方が少数)があり、はっきりしません。
 東海では自生のものを知らず、関東では水元公園に自生があるとのことですが、これは見たことがありません。以前頂いたものは背丈より大きくなるものでしたが、借りた土地でしたので絶やし、今はメギツネさんから頂いたやはり大きくなる株を育てています。(ご希望でしたら差し上げます)
 この自生と思われる種と普通販売されている種を比較するとその大きさの違いがよくわかります。(ただ交雑がいやですが)
10 2013/08/11
hanura
フジバカマ・ヒヨドリバナ・ヨツバヒヨドリの区別が怪しい私ですが・・・
西洋フジバカマを見て「アゲラタムに似ている~?」と思いました。

写真は左・・・紅白のフジバカマ(園芸店で)GW前に切り戻し1mほどに!

中・・・ヒヨドリバナ?(山から採って来た)GW前に切り戻しますが、
今は2m近くに育っています。

右・・・園芸店で昨年買った斑入りはフジバカマ(1m丈)今は1m近く!

まだまだ蕾は先の話~昨年の写真を載せました。
11 2013/08/11
ocelot
確かに、青花フジバカマの名前で売られるものは、
アゲラタムに似ていますよね~。

coelestinum の、現在の分類は、ユーパトリウムから別れ、
Conoclinium coelestinum に替わりました。
 Subfamily: Asteroideae  
 Supertribe:  Helianthodae
 Tribe: Eupatorieae
 Genus: Conoclinium

が、昔は、ユーパトリウムに含まれていました。
 Family: Asteraceae
 Subfamily: Asteroideae
 Supertribe: Helianthodae
 Tribe: Eupatorieae

一方のアゲラタム(中南米産)は、
 Family: Asteraceae   
 Supertribe: Helianthodae
 Tribe: Eupatorieae
 Genus: Ageratum

同じキク科(Asteraceae)で、同じユーパトリウム連で、
属名が異なるだけですから、
かなり近縁の植物だ~と言えるかと思います。
もしかしたら、属間雑種が作れる範囲なのかも!
12 2013/08/11
メギツネ
こんにちは

ocelotさんのお話は おバカな私にはいつも難しすぎます(汗)
家には実家の山の方から頂いてきたヨツバヒヨドリとしろりんさんから頂いたヒヨドリバナと本州の方から昔(7,8年前)頂いたフジバカマがあります。(北海道にはフジバカマはありません)

ヨツバヒヨドリの開花は結構早く今も咲いていますが 種になりかかっているものもあります。
ヒヨドリバナは 今ツボミで数日で咲くと思います。
フジバカマの方はこれはまだまだやっとツボミが出来始めたばかりです。

地味な花は園芸種を作られることもなく原種のままなことが多いと思いますが 少しでも綺麗な花は新たな花に作りかえられて販売されるとなると だんだんとどれが本来の姿なのか解らなくなってしまいそうで問題だと思います。
同じ花でも 少しの違いから園芸種として扱われるのならまだしも 他の花の血が入ってしまうと まるっきり別物ですよね。

絶滅危惧種なんて言いながら原種を大切にしない・・・これって問題アリ!と思いませんか~?
13 2013/08/11
しろりん
私の場合には、これまでの言動からご理解頂けるかと思いますが、花は二の次、日本の山野に自生する植物こそ大事にしよう!という観点ですので、交配しやすい紛らわしい外来種は基本的に育てないようにしようという立場です。どうしても園芸的にはつまらないのか、支持されないですが。
14 2013/08/11
ocelot
え~っと、言い換えれば、

青花フジバカマ(Eupatorium coelestinum)と、アゲラタム(Ageratum)の差は、
属より上位は同じで、属以下が異なるレベル。

一方、
  フジバカマ(Eupatorium fortunei)、
  ヒヨドリバナ(Eupatorium makinoi)、
  ヨツバヒヨドリ(Eupatorium chinense subsp. sachalinense)、
などは、属までが同じで、種小名以下が異なるレベル。

つまり、フジバカマたちは兄弟くらいに似ているけれども、
青花フジバカマとアゲラタムは従兄弟くらいの差、って事です。

それで言うと、日本産のフジバカマと、韓国産のフジバカマと、
中国産のフジバカマは、学名は同一ですから、
一卵性の3つ子レベルの差でしょう。素人には区別できません!
15 2013/08/11
ナマちゃん
メギツネさん、みなさん、今晩は
いろいろ盛り上がっていますね。
ナデシコですが、山陰の岩場にはイワナデシコ(Dianthus superbus var. rupifragus)と言うナデシコがあり、花期は6月と早く、花びらの分裂はより細かく、花びらの内面に毛が多く、苞は2対です。直立せず、花をつける茎は横に出ます。
タネが採れていますのでシロリンさんまで送っておきます。

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