【【新コーナー】園芸家人生相談 小笠原左衛門尉亮軒さんが答える!】趣味の園芸テキスト コミュニティ

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【新コーナー】園芸家人生相談 小笠原左衛門尉亮軒さんが答える!

2015/10/05
皆さんの園芸にまつわる人生相談に対して小笠原左衛門尉亮軒さんがお答えする新コーナーがスタート!

《例》
●愛情を注いでも注いでも、毎回枯らしてしまう。技術の問題? それとも気持ちの問題!?
●ご近所の庭が非常にきれいで、プレッシャーを感じる。もっとマイペースに庭づくりを楽しみたいのだけど…
●老後のことを考えて植物の整理をしたいけど、愛情をかけて育てた植物たちは処分できない。

など、個人的な「人生と園芸」に関するお悩み・質問であれば、
植物のジャンルなどは問いません。

お悩みの内容をなるべく具体的にお書きください。
皆様の投稿をお待ちしております!

※なお、植物の栽培に関するご質問は、
「植物の育て方の質問」トピック
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_c_topic_detail&target_c_commu_topic_id=815
へ投稿ください。

コメント

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1 2015/03/08
ますとら
はじめまして、先生の江戸菊のお話、私どもには未知の領域で興奮して何度も読み返していました。今は亡き祖母は、生前菊が大好きで見せてあげたかったなーと家族で話しておりました。前置きが長くなりました。お尋ねしてよいものか、はじめての質問です。私は大阪に住む40代の医師ですが、学生時代の恩師曰く、狭い医学の世界にも“考えることの愉しさがある”と教わり、それが自分の根底をなしております。日々バタバタしながら、時間の許す時に植物を育て、声を聴き、悩まされながらも愉しみ癒されております。植物学の先生方は、やはり日々の出会いや新しい発見にドキドキする事があるのでしょうか?先生のされる講演会などがあれば、是非聞きに行きたいと思っています。非常にアバウトな質問ですみません
2 2015/03/11
種蒔き病人
2002年に一輪草の八重咲きを見つけました。
植物図鑑で見ると学名がAnemone nikoensis となっています基本種と比べると明らかに違う個体なので変種と思われます、基本種の後にvar hukuiとしたいのですが(発見場所が福井県なのと見つけた私が福井です)変種として認めていただくには何処へ申請すればよいのでしょうか?
アドバイスをいただきたく投稿しました よろしくお願いいたします。
基本種と八重咲きの写真添付しました。
3 2015/03/25
趣味の園芸テキ
スト編集部

趣味の園芸編集部アカウントです。

ますとらさん、種蒔き病人さん、投稿をありがとうございました。小笠原さんへのご質問、いずれも興味深く拝見いたしました。

種蒔き病人さんの変種の件については、専門家にも確認を取ってみます。
4 2015/04/08
趣味の園芸テキ
スト編集部
種蒔き病人さん

趣味の園芸編集部アカウントです。

ご質問いただいていた申請先の件です。
お時間をいただきました。

整理すると以下のようになります。

自然界で発見されたものか、栽培中に発見されたものかで、扱いが異なります。

●自然界で見つけた株の場合
新種、変種、亜種などとして登録の可能性があります。
そのためには論文を書いて学会で発表しなければなりません。
専門家でなければ難しいので、まずは地元の大学などに相談するのがよいでしょう。

●栽培中に見つけた株の場合
新種、変種などではなく種苗登録、つまり園芸品種としての登録になります。
農林水産省が窓口なりますが、まずは自治体の園芸普及所などに相談するとよいでしょう。

以上ご参考いただければ幸いです。
5 2015/04/17
ふくひめ
園芸初心者です。昨年12月号から愛読させていただいております。
初心者の私には真新しい内容ばかりで毎月勉強になり、ありがたいです。
最近は職場でも愛読者が増えました。
質問内容ですが、昨年のクリスマス頃に植え付けましたパンジーです。
2月頃まで写真一枚目の通り、購入時とさほど変わらぬサイズだったんですが、3、4月で一気に巨大化し、二枚目のような状態になりました。
3つの花のバランスがあまりに悪くて困っております。
何分、初心者のため、どうしたら良かったのか判らず……。
一応、咲き終わった花を取るという作業はやってましたがそれだけです。
(肥料は6-10-5の液体肥料を週1でやっておりました)
次の秋冬シーズンに再チャレンジしたいので、アドバイスいただければと思います。
6 2015/04/20
趣味の園芸テキ
スト編集部
> ふくひめさん

趣味の園芸編集部です。
サイトのご利用、ご愛読、いつもありがとうございます。

本トピックは人生相談コーナーになりますので、
恐れ入りますが植物の栽培に関するご質問につきましては、
下記の「植物の育て方の質問」トピックに投稿くださいますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。

「植物の育て方の質問」
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_c_topic_detail&target_c_commu_topic_id=815
7 2015/05/05
ふくひめ
ふくひめです。
こちらのコーナーを勘違いしていたようで失礼致しました。
正しいコーナーに再投稿させていただきます。
8 2015/05/26
趣味の園芸テキ
スト編集部
趣味の園芸編集部です。
いつも投稿、ご愛読いただき、ありがとうございます。

先日発売になりました6月号の記念すべき第1回には、
ますとらさんのご質問を採用させていただきました!

掲載はテキスト93ページです。
ぜひご覧になってみてください。

引き続き、皆様の“人生相談”の投稿をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
9 2015/05/29
ますとら
小笠原左衛門尉亮軒先生、趣味の園芸編集部さま、NHK趣味の園芸をご愛読されておられる皆様へ

人生相談初投稿有難うございました。いつも植物を調べる時、何科に属するんだ・・・とか、へぇーあの植物と近縁種なんだとか関心することが日常多々ありますよね。(笑)自分だけですかね(笑)植物は人間という動物に比べると、地球に根を降ろした時間が長く、変化進化も多種多様に富み、未だ謎が沢山残されている分野だと思います。下生えの草より学ぶことがある。これは崇高な精神だと思います、最近のトピックでは、光合成という植物にとって超基本的なエネルギー活用手段を解明し、エネルギー生産問題に悩む人類をこの素晴らしい植物の機能の解明で救えないかというプロジェクトすら始まっていると聞きます。
小笠原左衛門尉亮軒先生のワクワクドキドキが、やっぱりナルホドと(ほくそ笑みながら)理解できました。(なぜ、ほくそ笑むかって言うと・・・あまり難しいことを語ると女性の直観には一般的には嫌われるからです(笑))
新潟で芭蕉が詠んだ“我のみの力にあらず、今日あるは数多の人の恵みなりけり”という好きな唄がありますが、小笠原左衛門尉亮軒先生や趣味園を影から支える先生方に、改めて感謝申し上げます。先ずはお礼まで。
14 2015/06/02
ますとら
小笠原左衛門尉亮軒先生、趣味の園芸編集部さま

再び(笑)投稿です。モソモソと動くフタバアオイさんを時間があれば、観察したいなーと想う日々を(笑)過ごし京都には度々脚を運んでは、自然を愉しんでいる者です。小笠原先生の経験談話を有難く聴けるコーナーなので一回きりにしようと思いながら・・・あまり質問のない寂しさに2度目の投稿となってしまいました。

5月中に、京都上賀茂の葵祭りを初めに祇園祭、時代祭、大文字、紅葉へと京都盛り沢山始まります。花も負けじと、双葉葵(フタバアオイ)や布袋葵(ホテイアオイ)、ハイビスカス(アオイ目アオイ科)が夏の終わりまで連呼して咲く時節です。6月は夏つばきも咲きますねwww 

葵にちなんだ、上記、3種
フタバアオイ:Asarum(((細辛科=漢方のサイシン caulescens(((caule 幹 +escens 語源?(((Maxim.  にも・・・
ホテイアオイ:Eichhornia(((eich 語源?+hornia(“hernia”+“horny”) Crassipes((( crassus (“thick”) + pēs (“foot”).  にも・・・
葵(あおい)と結びつける要素は、英名には見当たりません。日本人古来の“葵”という語源は、どこにあるのか?と尋ねられたことがあります。色(彩)なのか、花から由来してきたものなのか?何を調べてもわからず・・・・仰ぐ日(好日性から)“あおい”と名付けたような記載もありますが、子供の名前に“葵”を用いたり、“葵色”フランス語で“モーブ”と色分けする表現があったりと、真の意味でのルーツが何処を起源にするのか難しい日本語です。現時点での自分の考えは以下です。

葵色は一般には淡青・薄紫とも表現される色です。本来、三原色に代表される絵の具で塗るようなベタ塗り一色の概念ではなく、着物の経糸緯糸に違う色を使うことで複雑な色合いかもしだした決して混ざりあうことのない、かつ違和感なく互いの色を生かしあった和装技法のみが生み出してきた和の微妙な色合いと表現されます。和の奥ゆかしさを考えると和装者にとっての葵色は、光と影の染まりあうことのない互いを生かしあった融合、織糸の微妙な染色の違いにより、世の中にひとつしかない葵和装・葵色調となります。

“アオイ科という花々”、“葵色”これらのルーツ、どちらが世間の定着に先行したかというと難しいところですが・・・古今集の小野小町の唄に”花の色はうつりにけりないたずらに・・・”と、花の色合いが単一でなく、日々変化する様を愛しんでいる心情が残されていたのを思い出しながら。ここからは想像ですが、人が花を愛おしむようになったのは、平安時代より以前の事なので
葵という技法(観る方向、周囲の明暗に変化する織りの技法)が人の諸行無常の感性に端を発したのならば、葵の語源は映りゆく万物の色(彩)つまり、“葵色”と観るあるいは洞察する“心の眼”が“アオイ科”という花の名前に先行する形で、語源になったのではと自分なりには解釈しています。

フタバアオイなどは乱世をあけた江戸園芸文化の際に、こよなく重宝されたとききます、先生は、“アオイ=葵≒青い?”アオイ科の花を、どのようにお考えでしょうか?日本の名付けにはホテイアオイのように、七福神の布袋さんの“お腹に似ている(笑)”など観る人の感性に強く影響を受けているような気がします。ただ単純に形、色などで評価しない日本人の美学が絡んでいるのでしょうか?もし、本投稿が、このコーナーに該当する類の質問であれば教えてほしいです。このような機会でなければ、植物学を知り尽くした、先生方に教わる機会がなく、愚問とは思いますがよろしくお願いいたします。

写真は、フタバとホテイがインターネットから、ハイビスカスは植物園撮影のものです。アオイ科の花は青い?青くないですよね(笑)

ちなみに、尋ねてこられたのは、外国の友人です。祇園祭を案内した際に、葵祭りの“アオイというのは何のことですか?”“ブルーの意味ですか?”という感じでした。日本人なのに(笑)唸ってしまいました(笑)
15 2015/06/06
ますとら
色々調べ少し整理してみました。

①葵祭の“葵”=フタバアオイ=加茂別雷命(雷と地震の神様)を奉る花(葉)=御葵桂(おんきっけい)=江戸時代、徳川に献上されていた、関東の地震と関連?
②葵色=立葵(葵の色は様々あるが・・・当時の流行色(笑)紫に近いものから?と考えられている?少しアバウトな気もするが)
③葵=仰ぐ日(好日性から)“あおい”と名付けたような記載もあり、向日葵は好日性の代表だが、キク科
④“葵色”フランス語で“モーブ”と色分けする表現がある。このモーブという色は、すみれ色に揶揄される。すみれ色は阪急ホールディングスの色
⑤かさね色目・平安貴族の愛する色
⑥英名では、葵を連想させる表現はない、
フタバアオイ:Asarum(((細辛科=漢方のサイシン caulescens(((caule 幹 +escens 語源?(((Maxim.  にも・・・
ホテイアオイ:Eichhornia(((eich 語源?+hornia(“hernia”+“horny”) Crassipes((( crassus (“thick”) + pēs (“foot”).  にも・・・
葵(あおい)と結びつける要素は、英名には見当たらず
⑦葵は、形声文字です(艸+癸)。「並び生えた草」の象形と「2本の木を十字に 組み合わせ日の出、日の入りを測り、東西南北の方位を知る器具」 の象形(「測る」の意味)から、「測る」、「あおい(四方に向けて花が 開く花・観賞用の草花)」を意味する「葵」という漢字が成立
⑧葵とつく植物は多い、向日葵(菊科)、山葵(わさび・アブラナ科)それぞれに、言われはあるが、植物学的に云う葵とは(T_T)
はまればはまるほど、難しくなるwww
16 2015/06/22
趣味の園芸テキ
スト編集部
趣味の園芸編集部です。
いつも投稿、ご愛読いただき、ありがとうございます。

先日発売になりました7月号の記念すべき第2回には、
ハガキにてお送りいただきました、ヤジマバンドのご質問
「妻の植物買いが止まりません」を採用させていただきました。

掲載はテキスト87ページです。
ぜひご覧になってみてください。

引き続き、皆様の“人生相談”の投稿をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
17 2015/08/20
趣味の園芸テキ
スト編集部
>ますとらさん

度々のご投稿ありがとうございます。(お礼遅くなり申し訳ありません)
そして「葵」についての考察、読み応えありますね。
このコーナーではできるだけ多くの人の質問を小笠原先生に投げかけたいので、再採用はなかなかハードル高いですが、この考察に関しましては、小笠原さんにお伝えしておきます。ありがとうございます。

そしてますとらさんにご指摘いただいたように、ちょっとこのサイトでの質問が少なくさみしいです。人生と園芸の大ベテラン小笠原さんに話が聞ける機会ですので、ぜひみなさまのご質問(小笠原先生だからこそ答えられるような)をお待ちしております!!!
18 2015/09/08
konoha
はじめましてkonohaです。
菊を育てているのですが、春に挿し木を採った後の親株を、どうしても処分することができません
そのまま育てても咲く訳ですし、まだ生きていますよね「命のバトンは次に繋げられたのだ」と思っても、可愛そうな気がして・・
結局、無理を承知で実家に持って行ったり、プランターにぎゅうぎゅう詰でおいてあるのです、枯れると「死んでしまった」と思えるのですが、生き生きしているものを、処分できなくて
心の持ち方を教えていただきたく、コメントしました
よろしくお願いします。

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