【とりあえず何でもから・・・・】クンシラン 咲かせてみましょう コミュニティ

トピックテーマ

とりあえず何でもから・・・・

2018/01/07
さてどれだけコメントがあるかわからないコミュですから、トピックはここから始めましょう。

ネタは何でもいいです。
質問もOK。お気軽に。

コメント

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最新20件を表示

20 2018/02/21
赤富士

せいざえもんさん、詳しく説明していただきありがとうございました。
青軸はオレンジ以外が咲く可能性が高いと言うことですね。
黄色の交配ですので期待したいですね。
それから交配親も大事だったんですね。
2年くらい前のものは、名札が消えてしまったものがおおくわからなくなっています。
音声シールの防水タイプを使うようにしてからは名札がわからなくなると言うことはなくなりましたが、でも交配して花を咲かせて、
この過程を行っていきますと私の寿命の方が、先に来てしまいそうです。
種とか、苗の購入で変わったものを期待するしかなさそうです。

それから仏光ですが、みてもらいましたが、言われたような特徴がありませんでした。
名札には仏光とありましたが、ただのだるまタイプですね。
姿が良いのでこれはこれで残しておくつもりです。ありがとうございました。
21 2018/02/23
赤富士
お世話になります。
交配を試みてみようかと思っていますが、花の時期が合わずに気に入った花同士で交配ができません。
花粉を保存しておくとか言われますが、、取った花粉は乾燥とかするのでしょうか、また一定の温度で保存しておくのでしょうか。
こちらでは、サクランボの花粉を農家では保存していますが、そういった設備がないと無理でしょうか。
先に咲いた花を母株にすると1年後になってしまいます。
手持ちの花は、黄色でかけ合わせたタイプでオレンジが出ているものばかりです。
これに黄色をかけ合わせたいのですが、手持ちの黄色は遅いんですよね。それにその黄色は、葉に黄色の斑が中心に入っているのですが、葉がとても長いんです。
この雄しべを利用したいのですが、葉が長くなってしまうでしょうか。
母株は、シボリの短頂と黄色をかけ合わせたものと書かれています。オレンジの花です。
保存が難しければ今ある、先日写した花の花粉を使って試みたいなって思っています。
現在どちらも咲いております。これから咲く蕾もどちらにもあります。
ご教授くれますか。
22 2018/02/23
せいざえもん
赤富士さん、こんにちは。

花粉の保管ですが、冷凍庫で保管できます。
冷凍保存で数年間使用できると詳しい方から教わりました。

方法ですが、薬局で売っている空のゼラチンカプセルに雄蕊の葯だけピンセットで摘み取り入れます。

葯がはじけた直後に摘み取るといいでしょう。
こちらの薬局では包帯やカットバン、眼帯などのコーナーに並んでいました。
一つのカプセルには雄蕊数個づつに入れて交配時に使い切るようにした方がよいでしょう。
ですから同じ品種でも小分けにしてカプセルにしておきます。

ゼラチンカプセルは水・結露に弱いのでビニール小袋に入れて冷凍します。
袋には品種名と採取した日付のラベルを貼ります。
袋はまとめてタッパーに入れておくとよいでしょう。

雌蕊に受粉する時は葯がきれいに残っていればピンセットを使いますが、カプセルの中に花粉が散っている場合は黒の綿棒を使用します。

交雑を防ぐために葯から花粉が出る前に除雄した方がよいでしょう。
また雌蕊の方が先に熟しますので蕾の開き始めに受粉作業を済ませてください。

シボリ丹頂…
(シボリの定義がクンシランではあいまいなため)シボリがどのようなものか見当がつかないですが、丹頂は基本種の系統で弁先だけに赤を残すもので爪赤とも言います。
外見的には黄色の花の仲間に見えますが、遺伝的には基本のオレンジ花です。
これに黄色の変種をかけて出たオレンジ花ですね。

このオレンジ花の花粉を「黄花で葉が長く黄色の斑入り」の株に交配し、青軸を選抜して黄色の花を作るのですね。

ここで一つ気がかりなのはシボリ丹頂に欠けた黄花とこれから咲こうとしている斑入り葉の黄花が同じグループの黄色かどうかということです。
G1、G2(G=グループ)の二つが国内では流通しているので一致しない場合は青軸が出ません。
わからない場合はとりあえずやって確かめるしかないですが…

できた苗の葉の長さは両方の親の形質を受け継ぐので中間サイズから片親に寄ったものまでいろいろ出ます。

ですから、多めに交配採種して本葉2,3枚まで育てて葉幅や長さを見て選抜しても良いでしょう。
一つの実からは1~数個種が採れます。

また今回の交配で種子親に斑入り株を使うのでしたら、斑入り葉の青軸苗を優先的に残すことをお勧めします。
それと緑葉で短葉の青軸個体も花粉親用に残しておきます。

丹頂になる個体は赤軸になりますので、斑入りで葉幅があるなど気になった赤軸個体も少し残しておくといいでしょう。

次世代も交配するなら斑入り個体を種子親にして、緑葉短葉の個体を花粉親にして「黄花・斑入り・短葉」といった多芸品を目指すとよいでしょう。
斑入りは種子親から細胞質遺伝しますから逆交配では斑入りは出ません。

スペースに余裕があるとたくさん苗を作りたくなるものですが、管理がつらくなってしまうことが私自身よくあります。
採れた種子を全部咲かせてみたい気持ちは自然ですが、選抜して数を抑えるのは長く交配を楽しむには大切な作業です。結構これが大変です。

挑戦することはとても良いことです。
オンリーワン目指してがんばってください。
23 2018/02/23
赤富士
せいざえもんさん、ありがとうございます。
花粉を冷凍庫で保存できるんですね。
交配親の名札には黄色と書かれているだけですので手持ちのもので交配を試みてみることにします。
種蒔きして発芽した時点で青軸とか赤軸と言ったことや、
葉が、数枚で良いものなどを選別されるんですか。
すごいですねえ。
苗で購入した中でも私的に良いかなっていうものもありますが、大きくならないとよくわかりません。
もう一つ交配をしてみたいと思っている鉢があります。
花はオレンジですが、葉が覆輪です。しかし葉が50センチくらいありますが、たれるんです。
種鳥をしたら違うものが出ないかななんて思っています。
それとも葉が、しゃきっとしないのは育て方や置き場所が悪いんでしょうかね。
葉の周りが葉焼けしてしまったことがありましたのでほとんど日陰で育てていました。
たれてしまうのは性質なんですかね。
今年は置き場所を変えて良くなるか試してみるつもりです。
24 2018/02/24
せいざえもん
赤富士さん、こんばんは。

クンシランの表示にグループや交配親について書いてくれる方は少ないですね。
交配を秘匿する傾向があるようで質問しないと教えてくれないです。
長い目で見た時、クンシランの魅力を広めるには基本的な情報はオープンにした方が良いと私は思っています。

さて、覆輪ですが縞斑から発展した覆輪は実は遺伝しないのです。
葉の中心部にある縞は細胞質遺伝するのですが、葉の周辺に入った覆輪は遺伝しません。
これはギボウシなど他の植物にもいえることで覆輪のみで縞斑が葉の中央にない場合は次世代は緑一色になってしまいます。
また覆輪は脇芽に必ずしも引き継がれるものでもないので、一代限りの貴重な存在といえます。


葉が垂れるとのことですが、長さと葉幅の関係といった物理的なもありますし、横に広がりやすいという遺伝的なものかもしれません。
同じ環境で同時に栽培した他の個体と比較しないと遺伝的なものか?一時的なものかは判別できません。


クンシランの種間交配で葉の周辺部から色素が抜ける場合は、原種の形質を引き継いでいる染色体遺伝の可能性があります。

斑入りの遺伝は細胞質遺伝なのか、染色体遺伝なのかを判別しないと交配に生かすことが難しいです。

一見、縞斑に似ている散斑は他の植物では染色体遺伝しています。
クンシランで散斑に似たものを(万年青の)根岸斑と表現している方がいますが、それが他の植物でいうところの散斑であるのか?、染色体遺伝するかは情報がなくわかりません。

また交配した次世代がすべて同じにならないです。
多くは親に近い形になるかもしれませんが両極端な姿も出るものです。
ですから数世代くり返していかないと大多数がそろった安定した形にするのは難しいです。

ダルマも葉の長さは様々です。
3年前、HCでダルマクンシランの小苗が20鉢以上トレーで入荷してまして、そこから選んだのは葉が短く幅広のダルマになりました。
同じトレーに並んだ苗は長さも幅もまちまちで一つ選ぶのにずいぶん悩みました…
ダルマの葉の長さに関する定義がないので、ダルマの親から出た子供はダルマとラベルされて販売されています。

あと、交配の考え方の一つとしてセルフ交配をするというのがあります。
異なる系統の親をかけると受け継がれた劣性遺伝の形質はヘテロになって表には出ませんが、セルフすることで劣性遺伝がホモになる(一組そろって表に出てくる)一つの形質につき4分の1の確率で表面に出てくることになります。

これは??!と思う花があればセルフしてみるのもいいと思いますよ。
25 2018/02/25
赤富士
せいざえもんさん、おはようございます。
覆輪の斑は、遺伝しないんですか。
白斑が出れば良いと思って交配してみようと思ったのですが、白斑事態が出ないんですね。
それも子株にも遺伝の可能性が低いんですね。
なんか、がっかりです。
白の斑入りはこの株だけなので白の斑が入った苗ができないかと受粉して種をと考えたんですが、斑とか、グループがあるとか奥深いんですね。
簡単に考えていました。
こちらでも苗の販売しているお店があると良いんですがね。
苗の中に曙とか斑とかとかけ合わせた苗が4苗ありますが、見てもらいましたが、
気配すらないようでした。残念です。
この冬は、冷え込みがひどく 2鉢凍みさせてしまいました。

君子蘭ではありませんが、ベラドンナリリーの霜よけをしなかったら葉が凍みてしまいまして球根が凍みていないか掘り出しての確認が怖くてできません。
リコリスの葉も溶けてしまいました。
君子蘭も鉢が増えますと冬の置き場所に苦労しています。

早く暖かくなってほしいもんです。
26 2018/02/25
せいざえもん
赤富士さん、こんにちは。

覆輪は縞斑が変化したものですから覆輪そのものは遺伝しないです。覆輪が交配で遺伝したらすごいんですが無理です。
縞斑、ここがスタートです。

お持ちの覆輪の個体には縞斑が残っていますか?
細い縞でも入っていると遺伝することはあります。
交配して子房にも縞柄が出るようであれば遺伝する可能性がありますので試してみる価値はあります。


覆輪は縞斑が歳月を経て周辺に周った状態です。
ですから実生から覆輪をつくろうと思ったら縞斑を種子親にして交配しますが、斑入りは必ず遺伝するというものではないのですから、多めに播いて本葉1,2枚で選別しなければ苗の山になってしまいます。

覆輪にするにはそうやって出た斑入り苗を根気強く育てて斑が変化するのを待たねばなりません。

さらに覆輪が安定した個体は少ないですからお持ちであることはとてもラッキーですよ。
(片覆輪は縞斑入りに戻ることが多い)


苗をお店に置いているところはほぼないですね。
HCのダルマ苗は気まぐれで仕入れたという感じで一度きりでした。
私も苗の購入はオークションが主です。

今年の寒波はきついですね。
半耐寒性の花が痛んだという話はよく聞きます。
天候の変動幅が広がってきてるのでしょうね。
べラドンリリー、地面に埋まってるぶん凍らずにいるといいのですが。
こちらでは土も凍りますからべラドンリリー、リコリス、ネリネはつくれないです。
好きな花ですが室内では暖かすぎて生育サイクルが狂い弱って消えるし、外は冷えすぎ・・
自然相手では思うようにはいかないものです。
27 2018/02/26
赤富士
おはようございます。
せいざえもんさん、とても勉強になりありがたく思っています。
覆輪の葉を見てもらいました。
面倒がられましたが、周り以外に細い縞がないかとよくよく見てもらいましたら
細い縞が、縦に入っていると言うことでした。

ということは、交配すれば斑の種ができる可能性があると言うことですね。
ただ根の張りが弱い気がしています。
受粉は二つか三つくらいにしておこうかと思っていますが、種の入っている袋にも
縞ができるとありましたが、ないものは入る可能性が低いのですか。
この時点で選別ができるのでしたらたくさん交配して縞のないものは捨てると言うことはできないのでしょうか。
そこまででも親株には、かなりの負担になるのでしょうか。
ちなみに今回の覆輪だと思っていた株は、細い筋が入っていましたのでただの白斑入りということになるのでしょうか。
28 2018/02/26
せいざえもん
こんばんは。

多めに受粉して1,2か月後に子房が大きくなった時に縞がはいっているものを残すというのがよいでしょう。
子房が緑一色の場合は斑入りはほぼでないそうです。
クンシランの種子が縞の位置に重なると遺伝する、そんな感じです。
種子は1年弱で熟します。子房には種子が1個から数個入ります。

親株を生育期に肥培するなど管理が適正であれば、実がたくさんついてても花が咲きますし、種子の成熟がゆっくりなためか株の衰弱はないです。



覆輪のはいった株の芸は覆輪と縞の両方があるということになります。ですから「白覆輪縞」と呼んでいいと思います。
29 2018/02/28
赤富士
お世話になります。また教えてください。
種や苗の名札に縞とか曙と、書かれた親にxxをかけた名前があります。
苗の葉が4枚から6枚くらいになっても縞がなければ期待できないでしょうか。

また、苗に* 綺麗な縞です。と書かれているものがあります。
見てもらっても縞はないと言うんですが、専門家にはそれらがわかるのでしょうか。
将来縞がはっきりしてくるのでしょうか。
花が咲く頃になっても縞がなければもうあきらめた方が良いんでしょうか。

交配して種をとって蒔いた場合葉が、何枚くらいで選別しているのでしょうか。
これから交配ですので先の長い質問で吸いません。
30 2018/02/28
赤富士
お騒がせしております。
「また、苗に* 綺麗な縞です。と書かれているものがあります。「
と、書きましたが、よく見てもらいましたら縦に縞が、入っていました。
訂正します。
31 2018/02/28
せいざえもん
赤富士さん、こんばんは。

クンシランの葉芸については経験不足ですからはっきりしたことは言えないのですが、それをふまえて参考にしてください。

縞芸ですが、細い縞が1本程度なら次の葉で消えてしまうことがほとんどです。
全ての葉に縞が入っていないと継続性がないと思われます。

ただ1本だけの縞でもそこから脇芽が出た時に縞を引き継ぐ可能性がありますが、狙ってできることではないので偶然というか神頼みですね。

縞芸の安定性ですがさ
先も触れたように太さよりすべての葉に入っているかがカギになります。
片斑といってクンシランの場合は基本左右対称に葉が出ますがその片方だけにしか斑入りが出ないこともあります。
斑入りが入っているほうから脇芽が出ればすべての葉に斑入りが遺伝するかもしれませんが逆だと緑になります。


こういった細胞質遺伝で起きる斑入りは他の植物と共通しています。
斑入りについてよくまとめられてる植物は「万年青」で、NHKテキストのオモトで書かれていることは他の植物でもだいたい共通します。

実生の選別時期ですが、交配目的で異なります。
青軸赤軸による選別でしたら初めに出るは、子葉で選別します。
斑入り芸でしたら本葉2枚(発芽後2年目)待って出てこないようだったらあきらめます。
縞を確認する時ですが、表だけ見るのではなく葉裏から日光に透かして縞の有無を見ることも大切です。
表から見ると緑でも透かすと縞がある場合があります。
そういうのを柄っ気があるといい、確率は不確かですが柄が表から見えるように変化することがあります。

また白い斑入りはその部分だけが少し薄いといった厚さの違いがあります。

斑入りの可能性を見る時は誰の目にも明らかな斑入りは良いですが、微妙なものは裏から透かすなど工夫が必要で見つけた場合は表に出てくるか次の葉を待ちます。

総じて古い葉に縞が少しあっても新しい葉が緑で続く場合は斑入りが継承されていないと思った方が良いです。
32 2018/03/02
赤富士
せいざえもんさん、お世話になっております。
葉芸についてネットでの万年青の葉芸を参考にさせていただきました。
いろんな模様があるようですね。
白の斑に興味があります。
花色もですが、触って姿を確認していますと葉の幅が広いものにも興味がありますが
できるだけ小型が良いですね。
さて、選別ですが、手持ちの苗に」G51×E80:四国姫×四国姫」という苗が、
2苗あります。現在葉が6枚から8枚の2年生苗です。
すでに葉の形に違いが出ています。
こういった時点で好みの苗に決めてしまうんでしょうか。
成長により変わらないのでしょうか
この後、どう変化していくのか比べながら初花まで観察していこうかと思っています
途中で化けないのか、選別の時点の物がそのまま良いものであるなら選別していけますので種鳥も楽しめるかもしれませんね。
他にも同じ種の苗があります。
真っ赤MR54×真っ赤【red2】という何が真っ赤なのかわかりませんが、まきました。
4本出ていますが、細長い葉ですので選別の基準がわかりません。
咲くまで待っていますと置き場所がなくなります。細長い葉の場合は何を期待して選別するのでしょうか。
葉が短いとか、葉幅がルとかでしょうか。
花に期待するのでしょうか。

他に先紅チャボダルマという苗があります。
残念なことに2粒蒔きましたが、一つしか発芽しませんでした。
この先紅というのは、葉の先が紅になるのでしょうか。なんか黒っぽいと言われました。
日に当て透かすと紅に見えるのでしょうかね。
こういった名前は、作出者がつけているのでしょうか。
登録されるのでしょうか。
33 2018/03/02
せいざえもん
赤富士さん、こんばんは。

同交配2株だと、比較するためにも2株あった方がよいでしょう。
2年生苗までは大きな違いは感じられないかもしれませんね。
4年目に入ると個体差が大きくなりますからスペースがない場合はそこで決めても良いかと思います。


真っ赤交配ですが、おそらく濃い赤色の花をねらった交配かと思います。
細い葉とのことですが、この交配は赤花選抜が主眼ですから葉での選抜は厳しいと思います。
赤軸青軸での選抜ができない濃い赤花は咲いてみないことには選別できないです。
根元の赤が他より強く出ている場合は花にも影響するかもしれませんが確証はないです。
ですが、細葉の場合は鉢間を詰めての栽培が可能ですから鉢サイズを5号までに抑えていけば幅広のクンシランやダルマ系より省スペースで鉢数多く栽培できます。


先紅チャボ、おそらく花のことでしょう。
チャボは葉のことですが、先紅は花の特徴をさしてます。
黄色主体で弁先に赤がのるタイプです。

「先紅」とか「爪赤」とかは明確に定められた園芸用語ではないですが広く使われています。
「丹頂」は先紅や爪赤と同義と考えてよいです。
「底緑」は花の中心に緑が放射状に入るものですし、
「底白」は中心が黄色ではなく白といったように花の特徴を表しています。

ラベルについている多くは芸を表現したもので個体名ではないです。
クンシランの個体名を登録する園芸団体が国内にはないです。
日本君子蘭協会が国内で一番大きい団体ですが品種登録はしていません。
個人的に名前を付けているものもありますが、名前で「あの花だ」と認識してもらえるものはごく少ないです。
他の園芸植物のように名鑑やネットで花や個体が広く紹介されていないため知名度がないためです。

海外ではクンシラン協会が品種登録をしているところがあり、ネットで画像も紹介されていますから個体名が交配ラベルにも記載されてます。


葉芸品のダルマでは下田ダルマなど地域名のついた系統が多くみられます。
各地方で熱心な愛好家に寄って選抜された名残ですが、今では全国区で交配が進んでいるのでごく一部の個体をのぞいて地方名がついた呼び名は意味をなさなくなりつつあります。
クンシランは国内では愛好家の高齢化が進み、各地方にあった団体も消滅しています。
ネットに個体の画像と交配情報を上げて共有していかないと選抜された多くの優良花は自然消滅するのでは??そんな感じです。
34 2018/03/03
赤富士
こんにちは。暖かくなり手持ちの鉢もほとんどが花茎を出してきました。
2本目の花茎が見られる物もありますね。だんだん花持ちが悪くなりそうです。

数年前から種からの発根や発芽の状態を観察するために
種の購入をして観察してみました。
最近は、年に1種類か2種類の種の安い物を購入しています。
種蒔きですが、土に浅くとありましたのでその通りに蒔きましたが、発根する物しない物と出てきていました。
今は、そのまま 湿らしてビニール袋に入れて発根してから土に蒔いています。
種の大きさと、発根の太さに驚いた物です。
発芽ですが、変わった葉の出方をする物がありました。
最初に挑戦した種ですが、「姫黄 × 姫黄」という種です。
3年くらいから葉が四方8方から出るようになりました。アロエの短いタイプのような出方でした。
昨年秋に周りの葉が落ちだしてきましたら株が、二つになりました。片方からは、花茎が出てきて現在咲いております。色は、底が黄色でオレンジだそうです。
株分けして来年には、放出予定です。
葉は新葉は左右に出てくるようになっています。ただ葉が、気持ち蛇腹の様に波を打った葉です。
それから昨年蒔いた種で縞入り四国だるまという種ですが、こちらは、発芽時から芽が二つ出てきていました。今は、片方は葉が6枚になっていますが、子みたいに出ている方は、小さい葉が、2枚のままです。芯がない感じがします。
縞は、出なかったです。
他に「テッサ × サンライズ」だ戸思うんですが、名札を落としたのでわかりません。
こちらは、2から3センチの細い葉で数枚葉が出るたびに横から葉が出てきていました。
そのころから葉の先が、同じ方向にひねったようになりました。それに株元から出新葉もるも同じ方向に葉が出てくるような気がしています。左右に出る葉が気持ち回転していくように感じています。
ただこちらは、昨年根腐れと管理が悪かったので葉が、半分から上を葉焼けでなくしています。
何とか根を残して枯らさずにはいます。
今も花が咲いていますが、色がオレンジだそうですが、先進むと先がピンクになるようだそうです。花は小さいです。
変わった発芽や生長をする物があるので種蒔きも楽しんでいます。
購入した種ですが、全く発芽しない種類もありました。それ以後高いタイプは手が出ません。
35 2018/03/04
赤富士
お世話になります。
種蒔き時点で名札を落としてしまい種類がわからない苗があります。
2粒ずつ蒔いたのですが、現在は1苗しか残っていません。種蒔きは、2014年の4月に蒔きました。
種類は、華鵬  または 羽陽 なんですが、花が咲かないと区別は付かないでしょうか。葉長は、35センチくらいで葉幅は5センチくらいです。
花が咲きますと何か特徴でもあり区別できるでしょうか。
ほとんど名前につられて種を購入していまして、ご存じでしたらどんな花なのか教えていただけないでしょうか。
36 2018/03/04
せいざえもん
赤富士さん、おはようございます。

華鵬は黄花クンシランのようです。
「クンシラン 華鵬」で検索するとヒットします。

「羽陽」ですがこれはシリーズ名のようで、
「羽陽の黄金」は黄花、「羽陽の華」は濃い赤でともにダルマ系交配種のようです。これも検索できます。

お求めになった種子がどちらかはわからないとのことですが、青軸赤軸で判別するしかないです。

羽陽の黄金と華鵬の違いは私にもわかりません。
共に花数多く丸弁の黄花です。
その子供の世代だと個体差が広がるため、どちらの系統かの判別はできないと思います。

黄花のクンシランの原種は細葉で葉が60㎝と長く、日本人の好みに合わないためダルマと交配して葉を短く広く改良しています。
ダルマと黄花を交配したF1はオレンジ花で、それをシブリングやセルフしたF2から「ダルマ系の葉を持つ黄花」系統を選抜したと思われます。
そういった系統に名前を付けたのが今回の花と思われます。

発芽から3年で35cmならダルマの血統が出ているといえます。根元に赤みがなければ黄花が咲くかも。
37 2018/03/04
赤富士
せいざえもんさん、 こんにちは。
ネットで検索してもほとんどが、画像のため説明が不足しているのでよくわからないことが多いんです。
ありがとうございました。咲くのを楽しみにします。
今日は、とても暖かいのでアマクリナムを数年ぶりに掘り出しております。
何とか1カ所は掘り出しましたが、もう2カ所あります。今日は、もう1カ所でグロッキーかもしれません。
さあて、この分球した後が大変です。
植える場所があったかなあ。
38 2018/03/04
せいざえもん
赤富士さん、こんにちは。

種蒔きのコメントをとばしてましたね。
いろいろな種子を播いて育てているようですね。

クンシランの種子は浅く播くのが基本ですが、乾燥してしまうと発芽しなかったり根が伸びず枯れることもあります。
種子に小さなへそのような白い点がありますがそこから根と子葉が出てきます。そこが地面すれすれになるように横向きにして半分埋めるのが基本的な播き方です。

クンシランの自生地は夏が雨季、冬が乾期になります。
乾期の終わりに花が咲き、前の年の実が熟して地面に落ちるのもそのころです。
雨季の始まりで水分があるとすぐ発芽する、乾燥してると発芽が遅れる。そんなイメージです。

私は冬の室内で早期発芽するのでプラカップにミズゴケで育てています。これは日記にもしましたが少量播くには便利です。

私自身はあまり種子は買わないです。
苗は高価になりますが、軸だとか葉の形状が確認できますのでそれを見て判断してます。

また種子は交配が肝心ですが、残念ながら交配親についての基本的情報が示されていないことが多く、親株の画像もないなど判断資料が少ないのが現状です。
特に黄花交配についてはグループが明らかでないと、黄花同志の交配でもオレンジが出てしまうことがあります。

テッサ×サンライズ 
これはピーチを狙った交配かと思いますがピーチももとになった原種の違いから様々なグループがあり、同じような色彩の花でもオレンジになる組み合わせがあります。
それでもこの花をセルフし青軸を選抜するとピーチ花が咲くかもしれません。
ただこの組み合わせから咲くピーチはピンクが弱くて黄花とあまり違いがないかもしれません。

現在ピーチ系が人気がないのも、かつて交配した中から期待するほどの色彩が出ない、あるいはオレンジになったためと推察しています。

私個人的には日本人の感性に合うピンクが出現し、系統化できればクンシラン人気が復活するのではと願っています。
39 2018/03/04
赤富士
せいざえもんさん、お世話になります。
観察が好きなんです。種もどんな種だろうかとか、
発根はどんな風に出るのかとかを知りたかったのが種蒔きの始まりでした。
ですので最初の種は、10日ごとに土から出して観察していました。
もういいんですが、年に1種類だけは購入していこうかと思って続けています。
育てる家庭が好きですので同じようなタイプですとあげてしまいます。
咲かせたというので満足してしまうんですね。最近は、変わった物がほしくなりました。
青軸とか赤軸とかも家族に見てもらっていましたら何となくわかってきたとかいっていました。
今度は、縞入りの交配ですね。種に縞が入るのって気になっています。
それから、葉が4枚の苗があります。左右とも下の葉には、白い縞があるそうです。
新しい上野左右の葉には、縞模様が、黄緑だそうですが、やがて白に変わるのでしょうか。それとも黄緑に変わってしまったのでしょうか。次の鳩か様子を見ていけばわかるとは思いますが、このように変わっていくこともあるのでしょうか。

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