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🌵💦 思い込みの多肉栽培

2018/01/25
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この際 敢えて云わせてもらう  
多肉植物栽培家の多くは総じて視野が狭すぎる

これこそが 多くの関係書籍 多肉ブログを拝見しての小生の偽らざる感想である 

サボテン・多肉植物=乾燥に耐える植物  この定義はその通りだが これに囚われて特別な生物という思い込みが 意識の上で一般の草花の栽培法との乖離を生じさせて 他の園芸植物の栽培法に対し無視乃至は軽視に結び付いているように思えてならぬ

「いいえ 私は山野草も好きだし 季節の花で毎日ガーデニングを楽しんでるわよ
部屋は観葉植物で埋まってるし 家族が閉口するほどバルコニーは鉢でいっぱい」

それは確かにそのとおりだろう 

多肉植物だけを収集して他の植物は一切興味がないので買ったこともないという人は少数派で 大半の趣味家はほかに何らかの園芸植物も併せ持っているものだ

だが小生が指摘しているのは 果たして相互に栽培法を応用し合ってるか ということだ

多肉植物に対しては どこか「特殊な植物」という意識が働き 用土の選択にしても 水捌けばかりに頭が行き保水の重要性などは一顧だにしない

根腐れを恐れるの余り生長季に灌水を控え過ぎて樹幹を萎縮させ 葉や根を枯らせて枯死をさせはしないにしても 見るも無残な貧弱で醜悪な鉢植えに仕上げている

葉が萎びるのを見て大慌てで連日びしょびしょにして返って根を腐らせてしまう

「灌水の過不足は初心者の浅はかさ 仕方がない」と云ってしまえばそれまでだが 従来の誤った意識を変革することで より高次の技術を会得することも重要だと思う

謙遜のつもりかも知れないが 3年5年も多肉を栽培しておいて未だ技術が進歩せず「わたしは初心者だから」を連発しておるブロガーをよく見掛けるが こんな主人を持った植物は ほんとうに気の毒である

犬猫などのペットならば腹が減れば訴えてくることも出来ようが 悲しいかな植物たる者にそれは無理で 欲求を栽培者が敏感に汲み取ってやるしかない

まさか虐待するため栽培しておることもなかろうが 結果的にそうなっておるのではないか

当の本人に悪気はなくとも「無神経」というものはすべからく周りに迷惑なものである

小生の表現がキツ過ぎると云われるなら謝っても良いが 趣旨は理解していただけたと思う

初心者に限らず 自他共に上級栽培者と認める蒐集家にもハウォルチア 小型アロエ ガステリアなどユリ科の植物の栽培を意外に苦手にしている人が多いようだ

生齧り故に これらは半日陰で栽培しなければならぬという先入観が先に発ってしまい 成長期に半陰どころか全くの日陰に放置して軟弱徒長させ 愚かにも早春になってからやっと気付いてあわてふためいて日光にさらし 美しい葉を無残に日焼けさせてしまう

小型温室 フレームに於いては強光に当たると 早春といえども意外と高温になり 徐々に慣らした苗ならともかく いきなりでは悲惨な結果になっても仕方がない

園芸書の解説も良くない

「半日陰」という表現では どうしても誤解を生みやすい と小生などには思える

これでは読者に「ジャングルの下草の環境」を連想されても文句は言えまい

「遮光を適宜に」とか「弱光から少しずつ慣れさせて」というように せめて著者にも少しは文章に工夫を施してもらいたいものである
「サボテン多肉植物は沙漠の植物」という中途半端な常識も啓蒙しなければならない

たしかに 南北アメリカ 南アフリカの沙漠は多肉植物の宝庫
一般に信じられている「サボテンに水は要らぬ」という常識が蔓延しても無理はない

だが沙漠といっても サハラ ゴビなどの雨がほとんど降らぬ流砂の砂漠と違ってあちこちに灌木も生えていて 雨季には青々とした草も敷き詰められ花も咲き乱れる

沙漠といわず「半沙漠」或いは「乾季にかなり乾燥する荒野」とでも表現してはどうか

園芸に全く興味のない賢明なる国民にも少しはピンと来るのではないだろうか 

多肉植物と観葉植物 乾燥に耐える植物とそうでないものとの境界はかなり曖昧である

丸型サボテンはともかく 森林性サボテンや多くの多肉植物は 生長季には相当水を欲しがり 甚だ砂漠的でない性質を示す


現にサンセベリア ミセバヤ マンネン草のように観葉植物として扱われているものもあれば 反対に花物のゼラニウムのように鉢土を乾燥気味にした方が良いものもある

孔雀サボテンや月下美人のように 着生蘭や万年青の栽培法を参考にした方がうまく作れる種類もある

前述のハウォルチア ガステリア 小型アロエなどはこれの範疇に入るのではないか

すなわち 土の過湿を避け空中湿度を高く保って高温期には遮光を適度に施す集団

他にも 若い栽培家には古くさい後れたものとして見向きもされない日本古来よりの園芸手法の中にも 現在普及した多肉植物に充分応用できるものは多い

東洋蘭 万年青 棕櫚観音竹 イワヒバ 苔 シダ植物など枚挙に暇ない

多肉・サボテンというような狭い概念に囚われず先人の歴史ある貴重な「手練手管」を積極果敢に取り入れることをしないと とても栽培の上達など望めはしないであろう 
 

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