【🍂 秋に入り薄ら寒くなりました。】【 新・多肉コミュ 】 コミュニティ

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🍂 秋に入り薄ら寒くなりました。

2018/10/19
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これから冬に向かってのサボテン多肉の栽培管理をざっくり並べてみました。

皆さんも書き込んで下さいやし。



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コメント

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1 2018/10/19
湯島臥牛
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まず、言い出しっぺから。

秋のサボテンを観察してると、種類により生育の仕方が違うのをまざまざと見せられる。

「夏型」とされるグループと、いわゆる「高地性」と称されるグループに大別される。

前者に「普及種」と呼ばれるサボテンたちが多く含まれるのはご存知の通り。

しかしそれは、日本の気候に馴染む耐久力のあるサボテンという事。
ドンドン増えてく「駄物」としての扱いは、当のサボテンにゃ心外だろう。

そもそも日本の気候自体が、四季があり冬にクソ寒く夏は頭来るほどバカ暑ちい、世界的にも珍しい特異なもの。
ジンガイが観光にやって来てみんなビックリ。

南北に縦長に位置してるのもあるし、広大な海に面して背後に大陸を控えてるのもあるだろう、厳しくも優しい土地柄だ。


片やサボテンの原産地はどうだろう。

ひと口にサボテンと云っても、その自生地は恐ろしく広範な地域に及ぶ。
具体的にゃ、北緯50°のアメリカ・カナダ国境から南米の南端まで、という広いと言うも愚か、島国根性の世界観の範疇にとても収まるものじゃない。

生育環境も、南北アメリカの低湿・ジャングル地帯から極度に乾燥した砂漠・高山、灌木が点々と散在する草原、ステップ・サバンナ地帯と、その気候は様々で、そこは当然日本の気候に合う・合わないがあるのは致し方あるまい。


ただ云えるのは、サボテンという植物は「進化の途上にある」ということ。

ジャングルの気候に順化した杢キリンなどの木の葉サボテンや、まるでランのように腐葉土や樹上の梢に着生する孔雀サボテン類や葦サボテン。

乾季・雨季の分かれる草原に適応した柱状サボテン・ウチワサボテン・ウニサボテン。

さらに乾燥の進んだ岩石瓦礫に覆われた荒野の岩陰に生えるトゲでびっしり武装した球型サボテン。

恐らくは強烈な紫外線を避ける意味だろう白毛で被われた姿をした高地性サボテン。

このように、暑さ・寒さ、湿気・乾燥、季節風の有無など千差万別のサボテン類を各種取り混ぜて日本の気候の中で栽培しようとするのだ。
完璧な栽培など望むべくも無いだろう。

まぁ、しかし、そう言ってしまえば身もフタもない。
ある種に厳しくある種に過ごしやすい環境になるのはやむを得ぬ、難しいやり繰りの中、最大公約数的な栽培法に帰着するのはアマチュア栽培家の常、いや、プロのサボテン業者は営業的な制約から栽培種の制約が課せられる分、我々より良心の呵責に苛まれるかも知れぬ。


東京都心の今の季節、朝晩の冷え込みが始まる中 もちろん温室・フレームの有る無しに大きく左右されるが、マミラリアなどのいわゆる春秋生育型の大半の種は春〜初夏までの最盛期にゃ及ばぬまでも真夏の半休眠状態から目覚め、初冬までの短い生育期を過ごす。

また、高温多湿を好むロホホラ、エキノプシス、ギムノカリキウム属などは徐々に代謝速度が衰え、冬の休眠へと準備をしてる最中だろう。

もっともこれは、フレーム栽培の小生を標準に記してる事で、日中ベランダ〜夜間室内、あるいは庭に面した棚やプランター栽培の諸君の場合、昼間の高温を確保しづらい環境だから、すでに成長が停止してるお宅も多いかもしれない。

夜間の低温はサボテンにゃ申し分ないのだが、問題は光合成の本番の時間帯にどれだけ高温を得られるかだ。
もちろん自ずと限度はあるのだが。



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