いらっしゃいやし。管理人の臥牛です。
よろしくお願い申し上げやす。
まずこのガステリアの種名ですが、
「聖牛:ガステリア・ベッケリー」か、それに近縁のハイブリッドじゃないかと。
http://albino.sub.jp/d/Gasteria-beckeri.html
これが「聖牛殿」となると、葉縁に白く覆輪が入りますので、違うと思います。
【写真①】
葉の先が枯れてるのは、たぶん「葉焼け」です。
夏場の日射による高温でいわゆるヤケドを起こして葉枯れしたもの。
遮光なさってますか? ガステリアにゃ遮光は必須条件ですよ。
ガステリアは一般に直射日光の下じゃ日焼けしてほとんど育ちません。
とくに五月〜夏場〜秋までは、たとえ透明ビニール越しでも日焼けして赤茶けたり、日の当たってる葉先・縁などは高温によるヤケドを起こします。
面倒でも遮光ネット・シートを掛けて、軟光線を浴びさせてやって下さい。
(百均で遮光カーテンが売られてます)
応急的にティッシュを、風で飛ばないよう工夫して載せておく手もあります。
ただし、だからといって半日陰に置いとくと見苦しく徒長します。
遮光した軟光線を当ててください。
黒斑が出来るのはガステリア属にしばしば起きる疾病で、真菌類(カビ)によるものやら日焼けによるもの、などあります。
(昔の専門誌には”寒がらせると起こりやすい”とも書かれてました)
それと、ガステリアは冬に完全断水するといけません。
少量づつでも水やりしないと根が乾いて春からすぐに機能しなくなり、葉が薄くなって生育に遅れをとります。
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=398460
休眠期にゃ小生が編み出した「瞬間輿水」と「鉢際灌水」を奨励してます。
裏技の臥牛スペシャル【写真②】
ガステリアは0℃になると生育がストップします。
最低でも5℃以上に保つとわずかづつでも新葉が出て来ます。
氷点下になるような場合にゃ室内へ取り込んで下さい。
0℃じゃ凍りませんが、もっと下がって凍結しちまうとさすがにアウトです。
一概にガステリアと言っても種類によりますが、猛暑期は軽く休眠しますので灌水は節水、水量を少なめにします。
(上記の「瞬間輿水」と「鉢際灌水」が効果を発揮します)