原種の「夜の女王」は5稜のようです。
Selenicereus grandiflorus
しかし現在日本で出回ってる夜の女王は交配種。
↓(以下コピペ)
『◯夜の女王(よるのじょおう)M氏系Selenicereus cv.
おそらく一般的に「夜の女王」として普及しているのはこれ。
茎は4稜、断面ははっきりとした四角。刺座はあまり突起せず刺はほとんどない。
これはM氏の農場から出たもので、「macdonaldiae」ではない。「pteranthus(夜の王女)」か、またはその血が濃い交配種かもしれない。
◯夜の女王(よるのじょおう)一般流通系
Selenicereus cv.(cv.は「cultivar」の略で「栽培品種」を意味する)
茎は4~5稜。刺座はやや突起し少しの羊毛を生じ、短い刺は4本程度。
比較的よく「夜の女王」として流通するものと思われるが、刺座の突起は多少あるものの強くなく「macdonaldiae」ではない。
花は、初夏咲き(5~6月)、大輪である。ただ、花着きは悪く、他種と異なり少し異臭がある。』
つまり、交雑種ゆえに交配親の形質(稜数)が発現したと見るべきでしょう。
サボテンの稜は幼苗から成株になるに従い変化する種もたくさんあります。
ウチの純正短毛丸(直径15㌢の成株)は13稜ですが、地降ろししたカキ子は18稜あります。
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