いらっしゃいまし、akio_no_s30zさん。
ようこそコミュニティご参加、大歓迎です。
ハオルチアは国内で栽培されてる多肉植物でもサボテンに次いで多く、種類も大家族で交配作出品種を加えるとその種・数は膨大です。
栽培においては、ハオルチア属の共通の"クセ"というべきものがあり、また種それぞれに特徴・栽培特性があります。
それでも、中にゃコジらせやすい難物もありますが、大多数はポイントさえ押えておけばそれほど難儀をする物は少ないと思います。
その点、お写真のオブツーサは栽培しやすく繁殖力が旺盛で、よほどの悪環境でない限り作落ちしない優秀な普及種かと。
口幅ったいようですが、ここで管理人の40年に及ぶハオルチア栽培経験上からの注意点を搔い摘んで申しますと、
〇ハオルチアは直射日光に弱く日焼けして育ちません。
1年を通して遮光が必要です。
〇ハオルチアはサボテンと違って『冷涼季生育型』の植物です。
前記くりーむ@南信州さんへのアドバイス・写真サムネイルにもあるように最低温度が氷点下にならない限り、最高温が20℃もあれば成長を続けます。
よって、他の多肉植物の休眠期のように水を切ってはいけません。
ハオルチア・ガステリア属の根は乾燥させると機能しなくなります。
鉢内はいつも"軽く湿った状態"にすべきで、それには竹串を挿しておき抜いて湿り気をチェックして下さい。
(短い竹串はダ〇ソーなどの百均で)
また真夏にゃ休眠しますから、成長が鈍って来たら水やりの量を減らして根腐れを予防しましょう。
その際「瞬間輿水(しゅんかんこしみず)」と「鉢際灌水(はちぎわかんすい)」を加減しながら行うとよろしい。
もちろん、生育の最盛期は鉢穴から流れ出るほどタップリと水やりして下さい。
〇ハオルチア属は頭上灌水は禁物。
ロゼットに水を溜めると腐敗の原因になります。
とくにレース系ハオルチアは、猛暑期の風の無い蒸し暑い夜などは一夜にして腐ってしまう事があります。
水やりは「スポイトボトル」か「洗浄ビン」で静かにやりましょう。☞【写真2】
〇肥料は基本的に不要です。
毎年の植え替えで新しい用土から肥料分は供給されます。
だから数種類の植え込み材料の配合が必要です。
どうしても、というなら「緩効性肥料」を植え替え時に根から離してごく少量施して下さい。
その理由は不肖湯島が以前日記にしたためておりまする。
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=396974
※【写真1】はウチのハオルチア専用フレーム、ほかにもう1基あります。
現在ハオルチアは百鉢以上あります。
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_fh_album&target_c_album_id=24561
もちろん、すべてが全部うまく作れてるわけじゃありませんがネ。
中にゃコジらせて生育不良なのもありますが。
あとの【写真3】はガステリア専用フレーム。
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