Lithopsの色変わりができる様子を紹介してみます。
lesliei v. mariaeのグリーン個体は、文献では読んでいましたが、実物は未見でした。親はC141由来のものです。右側が通常個体、左側は兄弟株ですがすこし緑がかった個体です。この個体を分けていただいたことから始まりました。最初はたいていの色変わりはこんなもんです。ただしこの程度の色変わりから何代実生しても変化なしという場合も多くあります。これはうまくいった例です。左の少し色変わりの株同士掛けて、実生したものが2枚目の写真です。3個体の完全なグリーン個体と、少し色変わりと、元々のブラウンの個体に分かれたのが確認できます。数年後このグリーン個体同士掛けて、固定度合いを確かめることにします。
この例は、最初の少し色変わりが複数個体できたので、短い時間でグリーン個体が発生したものと思われます。