バラと同じく頂芽が花になる性質で、
花から数えて最初の節には芽ができません。
ですので、大きくしたいときには、花から2節目で剪定します。
こちらの方法は、7月中の剪定ならば問題ないでしょう。
逆に、小さくしたい場合は難しいです。
できるだけ、早い時期に、芽のある節で切り取ります。
5月中ならば、下から1節目でもかまいません。
剪定時期が遅くなるにつれ、上方の芽でないと、
10月頃の花芽の出来る時期までに枝が充実しません。
そうなると、翌季には花が咲かない事になってしまいます。
剪定後、芽から伸び出した葉が2~3cmになった頃に
「ビーナイン」等の植物成長ホルモンを撒布します。
ペットボトルの容器に入れて、規定量の水で溶かし、
100均で売っている「霧吹きの先端部分」をセットして、シュパシュパ・・・。
葉&中央の芽の部分が十分に濡れるようにかけます。
こうしておくと、節と節の間の間隔が狭くなり、
同時に花芽が付くのを促進する効果があります。
「ビーナイン」はホムセ等で売っていますよ。
より高度になりますが、上記の複合技もできます。
つまり、今季に咲かなかった茎を利用して、
それに、早い時期(5月中)に短く切って・・・の方法を採り、
花芽のある枝はそのままで開花を楽んで、開花後に、上部で剪定。
冬場に花芽の有無を確認して、
アジサイフリークさんの2010/11/22 の↓日記を参考に
http://blogs.yahoo.co.jp/azisaifreak/archive/2010/11/22
最初の5月に剪定した枝に十分な花芽があるようなら
後まで残した長い方の枝を、冬の剪定で切り取ってしまいます。