【園芸黒知識】あやしい園藝 コミュニティ

トピックテーマ

園芸黒知識

2009/10/27
 禁断の秘技や知識、あやしい裏技をひけらかすコーナー(笑)
 あなたの持つ黒い技と知識を交換し合って、相互繁栄をはかりましょう。


 …え?奥の手?…何のことですかな?(ニヤリ)

コメント

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1 2009/10/27
コージ
 日記から転載です。

 寒くなってきましたね。我が家でも耐寒性の無い子はお家に仕舞わなくてはイケマセン。沖縄とかでない限り、それは日本全国変わりませぬ。
 そんな今頃は…実は熱帯植物入手の好機なんです。
 なぜかって?
 それはですね、夏の間外に出して育てていた植物をいざ仕舞う段になって『アウチ!温室に入り切らないぜ!』と言うことが起きるんです(笑)
 で、余分があるものなら余分を、成長が速い子なら次のシーズンに親株になるサイズの苗を残して、親を放出、と言うことが起こるわけです。
 季節は待ってくれませんので、日時が進むにつれて持ち主は焦り叩き売りも起こりえます(黒笑)
 そんなわけで、この季節は設備をしっかり整備しておきさえすれば、良いものを手頃な価格で入手しやすい季節なのです。
 え?オマエはどうなんだって?
 ウチにあるのは成長の遅い小型の子ばかりなのでね。ええ、放出せずに済んでおりますよ(ニヤリ)
2 2009/11/23
コージ
 園芸黒知識というトピ名にふさわしい、園藝界の異端書をご紹介しましょう。
 その書物の名は『ナチュラルガーデン・ブック(原題 THE NATURAL GARDEN BOOK )』。園藝界のグリモワール(魔道書)とでもいうべき内容です。ピーター・ハーパーという人が大部分を書き、クリス・マデセンとジェレミー・ライトという人も著者に連なっています。産調出版という出版社が翻訳書を出しています。
 副題に『ガーデンの包括的アプローチ』『健康的で、調和のとれた、エコロジーに忠実なガーデン環境の創造』とあり、ぱらぱらとめくってみれば写真は美しく、基本的な生物学、植物学、地球科学、土壌学について簡単かつ要を得た説明がなされ、有機栽培の手法についても詳しく述べられています。
 これだけだったら、有機農法的手法をご家庭の庭で実践するための良書として紹介下でありましょう。

 しかし詳細に読み進めれば、いろいろとあやしげな記述が。そう、この本は人智学の祖として知られるルドルフ・シュタイナーの農学に関する講義から始まった『バイオダイナミック農法(シュタイナー農法)』http://ja.wikipedia.org/wiki/バイオダイナミック農法を基本にしているのだ!
 誤解を恐れず、わかりやすく言えば『有機と魔法の力で、土地と生物の潜在能力をレベルアップ!』と言うもの(笑)
 これにしたがって、去勢牛の膀胱にセイヨウノコギリソウの花を詰めて夏は陽の当たるところに吊るして冬は土に埋め、オークの樹皮を家畜の頭蓋骨に入れて水の漏れる排水管のそばに冬が終わるまで埋めておくのだヽ(´A`)ノ

 近・現代におけるヨーロッパ精神史の黒歴史(;-_-)が産んだ、サブカル的書物といえましょう。





 え?まだ、アマゾンで新本が注文できるんだ…(;゜言゜)

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