【シャコバサボテン】うんちく屋 コミュニティ

トピックテーマ

シャコバサボテン

2011/08/20
こちらは十八番のシャコバ実生からです。
一般的栽培はシャコバのコミュでも書いてますが、うんちく細かくこちらでは書きたいと思います。

品種改良をしてます。
シャコバの実生というのは長い年月が必要です。
1.受粉---成功率は20%くらい
2.実の完熟---1年
3.種まきから1cm成長---1年(発芽率30%)
4.一人前の苗---2年

最低4年かかります。クリスマスローズ関東栽培とほぼ同じ。
疲れますよね。

でも、こだわって自分の花がほしいですよね。

コメント

最新20件を表示

1 2011/08/20
アドちゃん
シャコバの交配において、4年もかかって開花するのは10%以下です。1000粒で10鉢咲けば良です。
したがって、交配目標はしっかり計画しないと人生との競争になります。

写真は2009交配、2010種まきです。
母体は強靭な「トーアティナ」、父は黄花「ムーンライト」

母体は2009~2010は植替えできないから強くないと駄目なのです。植替えで落果をしないようにするためです。

父は花粉が充実してなければならず、かつ美しくなければならない。早生品種が一番いいでしょうね。

人間にもいえますが、子は親の鏡です。母似、父似、祖母似、祖父似さまざまですが、祖父似を開花株に観出せると目標に一歩近づけます。
2 2011/08/23
アドちゃん
挿し芽についてです。
春剪定、夏剪定、秋剪定で暖地では春4月剪定の挿し芽が優れています。
開花後の冬剪定は近年、ホット育苗器にて挿し芽に挑戦しましたが、枯れないだけで、成長は5月以降でした。
やはり、5月に育苗が優れているようです。
ただし、葉の薄い品種は挿し芽も夏に根付いても軟腐病に疾患することも多いので9月に育苗がよいようです。

用土は培養土でも鉢の周りに挿すと楽に根付きます。

私は形にこだわるので、写真の水苔とバーミキュライトの2種挿しをしています。

発根剤もルートンと相性の良いものとハイフレッシュに厳密には分かれますが、無くても大丈夫です。

水苔のメリットとデメリット
根付き易いが夏に過湿すぎて溶ける苗が発生する。
鉢上げしても肥料管理が面倒で、小さい茎節になりやすい。

バーミキュライトのケース
根付きは水苔に劣るが、鉢上げがやりやすい。
肥料管理も楽で、その後の成長も管理しやすい。

ということで、高温過湿では後者に利がありました。
大阪マンション時代は培養土で十分でした。

この辺の経験は、正直「ほっといた」方が一番上手くいくのかもしれません。形にこだわるのも程々なのでしょう。(笑)
3 2011/08/25
アドちゃん
用土のうんちく

テーマとしては幅広い
鉢、相性、雨の影響、日当たり、品種固有の特性があるから。

ここでは酸性度の影響をうんちくしたい。

PH5.5〜6.5の弱酸性の中で、夏超えを考慮すると6.5が優位なようだ。ピンク系品種の真冬の発色は5.5が優位である。
花つきは茎節が厚い大型品種は6.0の成績が良い。

無調整ピートモスをいかに配合するか、使いこなせるかがポイントとなる。酸性を誘導するのだが、保水性が上昇してしまうし保肥性まで上昇してしまう。実は、夏超えの大敵である。
また、乾燥気味にすれば、ピートモスは水を吸わない。扱いにくいものである。

ゆえに、乾燥気味栽培で肥料を控え、8月は徹底的に乾燥させる。よって、水を吸わない対策は「バケツドボン」
これが、長年の技。

冬に発色よくしたいならお試しに来年からチャレンジされたらいかがであろうか。
4 2011/08/26
アドちゃん
失敗からのうんちく

シャコバにとって、過湿は最大の敵
関東では「ゲリラ豪雨」で軒下であっても濡れてしまうことがあって「失敗」なんてある。仕事してれば避難もできないし。

さて、本来乾燥栽培が基本だが、過湿で根腐れさせた場合である。
植え替えても良い品種とダメな品種、時期がある。
6月〜8月は絶対植え替えは駄目であろう。過去に緊急植え替えを敢行したが、結果はよくなかった。

全品種共通と思うが、茎節を切り戻し日陰で2週間水を与えない。2週間後にハイフレッシュ水を与えて復活させる。
そして、4月末、9月〜10月に植え替えが適切と思う。
5 2011/08/30
アドちゃん
開花時期のうんちく

数ある品種の中で「カミーラ」を例にあげます。
この品種は「ピンク縞」の花色です。

近年、山上げ栽培で早生開花させている生産者がどの花でも多いですが、その一例です。

左は昨年の9月1日開花、2度咲きで真冬に開花が右です。
左は、白っぽいでしょう。そう、シャコバの色素は低温にあたるとピンクが濃く表れます。
好みですが、私は品種固有の色を大切にしたい。
9月開花はいくらなんでも花持ちも悪く、ストレスで蕾も落ちてしまいます。
誰も咲かせていない時期に開花ですが、夏の薔薇と同じく、株には良くないのでご承知ください。
6 2011/09/18
アドちゃん
新芽剪定のうんちく

8月の「バケツドボン」から成長が再開します。
新芽がどんどん出ますが、剪定する鉢を決めねばなりません。
2節〜4節の苗を剪定するべきかと言えば「否」です。
40日間たった充実した茎節に「蕾」が着き易いのですが、やはり、3節以上でないと難しい。若い苗に花芽が着いたと喜ぶと、来年に悪い影響がでます。

私は、4節以上ある物(2年苗以上)で実施しています。
伸ばし放題で来春に挿し芽するという考えであれば「良」です。

何事もバランス感覚ですね。

さて、2年以上で咲き揃えたいなら「ここらが」良い季節です。花が咲くときに垂れすぎないかを想像しながら剪定します。大型種は直立咲きが美しいかも。
7 2011/10/29
アドちゃん
今日は花芽のうんちく
せっかく、花芽が着いたと思ったらということはないだろうか?

写真左は蕾と花芽から葉芽に変身してしまった物
原因はわからないが、花芽が中途半端に変わってしまう。
開花はしないで固まってしまう。
結局、取るしかない。

傾向をみると大型種に多い。
今日だけでも20個はあった。例年になく多い気がする。
8 2011/10/30
アドちゃん
今日は、蕾時期の液肥のうんちく
園芸書というものは、プロの視点で書かれているので、平均的な環境と生産者環境でが多いですね。
これって、自分に当てはめると結構「ダメだこりゃ〜」ってあります。
亜熱帯化している我が国でシャコバ栽培は正直、きついです。
20年前、大阪でのシャコバ栽培が今の埼玉栽培に当てはまるのが皮肉です。
シャコバは肥料が比較的不要と園芸書では書かれています。
茎の塊ですから、通常の花と違って、「N:窒素」が多いぐらいが4月〜6月の心がけです。でも、7月に肥料分が残ると夏超えが大変で弱ります。つまり、液肥で6月超えると良いと思います。7月、8月は無肥料ながらミネラル補給は必要で、ハイフレッシュ水を一度与えます。
そして、9月後半から11月始めに月一回P(りん)液肥を与えるか株をみて決めます。
残暑が厳しければ与えません。我慢します。
10月から蕾が着き、揃えば、丁度この時期です。液肥を与えます。12月10日前後まで蕾みの様子を観て最後の液肥を与えます。赤系、アプリコット系に効果が表れます。白系は奨めません。肥料効果と低温でピンク化しやすくなるからです。
(ポイント)
シャコバの花は種族保存本能で開花しているのです。
スパルタこそ良い花が咲く株になります。
挿し芽小苗(1〜2年)は弱いので多少過保護に、3年以上の大苗は厳しく育てましょう。
9 2011/11/08
アドちゃん
今日は悲しいうんちく
「立枯れ」についてです。
育成7年目の老化した鉢。夏も軟腐病に見舞われてました。
品種は「エバ」
根元も「木質化」しており、寿命の儚さを感じます。
木質化防止は難しいですが、雨がいけないようです。
この鉢、昨年1年実家のウッドデッキの上で栽培していて風雨にさらされていました。老化が促進されたと思います。

今年は植え替えせずに我が家にて過ごしました。
開花時期に来ての立ち枯れは悲しいものです。

常に、バックアップの栽培は必要です。
10 2012/01/07
アドちゃん
ハンギング仕立てもいいものです。
綺麗に咲きました。
軽くするために、パーライト、バーミキュライトを使用してます。成長が鉢栽培の2倍近いメリットがあります。
着生植物ゆえ、マッチするのだと思います。
100円ショップでヤシとカゴで計200円です。
11 2012/01/08
tapio
公園からもこのハンギングが見えるんですね!
ゴージャスでしょうね~
12 2012/01/08
アドちゃん
今日もハンギング見学にこられていました。
今年は、札落ちの品種で作ってみます。
13 2012/02/13
アドちゃん
シャコバの水遣り周期のうんちく

「水遣り」は植物全般の究極技術である。

私の場合、
4月~7月が週一回
8月は乾かす為に、盆後半までやらずバケツ漬け込み
9月~2週に一回
10月~12月は開花で週一回
12月後半~3月は月一回(休眠)

20年のマンションと一戸建て生活でも同じパターンで問題ない。

注意すべき点は、肥料が6月に切れる様に調整すれば良いのである。肥料分が夏枯れの原因だから。

多肉で着生植物のシャコバは亜熱帯というより「霧の山野」で育つ。高温多湿の我が国において、順応させる為にも、スコールの様な水遣りと乾燥のメリハりが必要。
14 2012/12/31
アドちゃん
開花株は水分を欲しがります。
しかし、根腐れとも表裏一体。

葉水(霧吹き)を心がけ、水遣りは休眠に向けて月一回に替えていきます。1月~3月は1回で十分。十分眠らせましょう。

最新20件を表示


会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
テキストこぼれ話

10月号テキストこぼれ話
山野草にまつわる話を公開中!(前編)

山野草栽培のヒントは英国植物園にあり!? 山野草ファン必見の英国植物園について伺いました。

今、熱い植物

今、熱い植物 第16回
“わが家のジャングル…パルダリウム”

「ガラスの向こうで植物たちがせめぎ合いながら風景をつくる」

「朝顔チャレンジ」

「朝顔チャレンジ」
みんなでアサガオ観察をしよう!

企画は9/21で終了となりました。たくさんのアサガオの投稿ありがとうございました!

投稿募集中 from テキスト編集部
「バラの病害虫対策ノート」の使い方

「バラの病害虫対策ノートの」の使い方
みんなの使っている様子を募集中!

「園芸栽培ノート2018」の使い方

「園芸栽培ノート2018」の使い方
みんなの使い方、アイデア募集中!

見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!

おすすめ特集
「今、熱い植物」アーカイブ

「今、熱い植物」アーカイブ

テキスト人気連載をWEBで毎月お届け。人気の高まる多肉植物や観葉植物に注目し、その魅力を紹介

寄せ植えを楽しむ

寄せ植えを楽しむ

寄せ植え向きの植物選びや、作り方のポイントを紹介。参考になるキレイな作品写真も見られます

病気と害虫の話

病気と害虫の話

あなたの植物の症状は? 大切な植物を病気や害虫から守るための、見て分かる病気と害虫ガイド

動画でわかる!鈴木満男のバラ剪定レッスン

動画でわかる!鈴木満男のバラ剪定レッスン

バラの栽培で多くの人が悩む剪定の仕方を、動画でわかりやすく解説

テキストこぼれ話

みん園限定!テキストこぼれ話

ここだけで読める連載「テキストこぼれ話」。『趣味の園芸』で語りきれなかった話を限定公開

今年の夏は緑のカーテン

今年の夏は緑のカーテン

緑のカーテンの作り方やおすすめ植物、実践事例などを紹介しています

みんなのバラ百科

みんなのバラ百科

バラの歴史や「殿堂のバラ」などのバラにまつわる知識、役立つ情報が盛りだくさん

野菜だけで一品レシピ

野菜だけで一品レシピ

育てた野菜をおいしく食べるための、野菜を使ったレシピ222品を公開中

園芸LOVE 原田が行く

園芸LOVE 原田が行く

「みんなの趣味の園芸」スタッフであり『趣味の園芸』シニアエディター・原田による園芸エッセイ

全国植物園ガイド

全国植物園ガイド

全国の植物園一覧。日本植物園協会に加盟している植物園を中心に紹介。植物園に出かけよう!